刑法犯認知件数は、ピーク時の平成14年から年々減少し、令和3年は5,814件で、昭和34年以降、最も少ない件数でした。
令和4年においては、9年ぶりに増加に転じ、6830件で、新型コロナウイルス感染症が拡大する前となる令和元年の6,771件を超える件数となりました。
このような状況を踏まえ、令和5年は、犯罪抑止目標を「治安の良さを実感できる社会を目指して!」~県民の心と力をあわせて達成しよう!アンダー5,500件~、~みんなで防ごう!特殊詐欺被害80件以下、住宅侵入窃盗被害140件以下~としました。
犯罪のない安全・安心な滋賀の実現に向けて、県、市町、県民および事業者等が一体となった県民総ぐるみ運動をより一層展開します。
特殊詐欺にご注意ください!
滋賀県における令和4年の特殊詐欺被害発生状況は、
132件、約3億2,417万円でした。
〇最近の手口など
65歳以上の方が被害にあう割合が高い!自分は騙されないと過信せず、少しでもおかしいと感じたら、一人で悩まず、警察、消費生活センターなどに相談してください。
【還付金詐欺】
「医療費・介護保険料の還付金があります。」「○月に書類を送付しています。」「返事がなかったので確認しています。」→「取扱いの金融機関を教えてください。」「ATМで返還します。」「手続き方法を教えるので、ATМに着けば電話をください。」→ATМコーナーにて指定された電話番号へ電話→「あなたの個人番号の499142を入力してください。」「エラーが出ました。別のカードでもう一度お願いします。」と言葉巧みに振り込ませます!
【架空料金請求詐欺】
「利用料金の支払いが確認できません。本日中に連絡をください。」「○○万円当選しました。受け取るには、電子マネーで手数料を支払えばお渡しします。」→電子マネーや指定口座に振り込みを指示され、振り込ませます!
【預貯金詐欺】【キャッシュカード詐欺盗】
「○○警察署(銀行)の○○と申します。あなたの口座が犯罪に利用されているので、キャッシュカードを交換する必要がある。」などといって自宅に訪問してきてキャッシュカード、預貯金通帳をだまし取る、あるいは、被害者が印鑑等を取りに行く隙にキャッシュカードをすり替えて盗むもので、その後、あらかじめ聞き出しておいた暗証番号をATMで入力して預貯金を引き出すものです。
「滋賀県警察公式YouTubeチャンネル」で特殊詐欺被害防止や各種防犯啓発動画を公開しています。
滋賀特機株式会社からの防犯カメラ寄附目録贈呈および知事感謝状贈呈(2015年3月12日更新)