地域安全マップづくりは、自分たちの住む地域を、次のような4つの地域(A〜D)に分類し、
A犯罪発生が多く、不安感も高い場所
(危険で不安な場所)
B犯罪発生は多いが、不安感は低い場所
(危険だが安心感がある場所)
C犯罪発生は少ないが、不安感は高い場所
(安全だが不安な場所)
D犯罪発生が少なく、不安感も低い場所
(安全で安心な場所)
地域の課題を共有し、問題点のあった地域を「犯罪発生が少なく、不安感も低い場所(D:安全で安心な場所)」へ変える方法を考え、自主防犯活動取り組み開始のきっかけづくりに役立てようとするものです。
2種類の付箋に、「犯罪に遭った内容」と「不安を感じる内容」の項目をそれぞれ分けて書き、白地図上の地点へ貼っていきます。(作業は意見が出しやすい8人程度のグループに分かれます)
ある程度意見が出尽くした段階で、同じような内容を整理する作業を行います。(マジックなどで色分けをするとわかりやすくなります。)
それぞれのグループが発表を行います。(参加者の皆さんが情報の共有を図ります。)
複数のグループで作業したマップの情報を「不安を感じる内容」と「犯罪に遭った内容」とに分けて、それぞれ一つの地図へまとめていきます。
「犯罪発生をまとめた地図」と「不安感をまとめた地図」を比較することで、「犯罪発生も多く不安感も高い場所」や「犯罪発生は多いが不安感は低い場所」また「犯罪発生は少ないが不安感は高い場所」などを地図上で把握していきます。
分析して把握した情報に過不足がないか、現地を歩いて点検し、問題点の改善について考えます。