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先天性側彎症

生まれながらに背骨に奇形がある場合で、正面からのレントゲンで四角であるはずの椎体(背骨を構成する一つの骨)が楔形であったり、片方がひっついていたりしている状態をいいます。先天性側彎がある場合には、心臓や腎臓の異常を伴う場合がありますのでこの方面の精査も必要です。

治療は、経過を観察した上で、彎曲が軽度で進行しないようであればそのまま経過を診てゆきます。曲がってくるようであれば装具治療を開始します。あまり低年齢では装具装着が困難で、2,3歳が下限です。可能な限り装具でコントロールし、成長期が終った時点で、カーブが50度以下でバランスがよければOKです。

カーブがかなり進行しバランスが悪い時は必要に応じ10歳以降に固定の手術を行います。問題となるのは早期に急激に曲がってくる場合で、装具での維持が困難な場合です。治療はなかなか困難ですが、曲がっている背骨の凸側を骨で固定したり、奇形の骨を取り除かねばならない例もあります。

奇形骨を除去する場合には、脊髄の近くで手術操作を行います。したがって神経損傷の危険が伴う難しい手術が必要です。先日、奇形のある椎体を特殊な方法で矯正する手術を行いました。実際にやってみると安全で確実な方法であることがわかりました。国によっては、1才までにこの手術と行う所がありますが、手術を安全に行うことを考えると5才頃が良いように思います。

お問い合わせ

病院事業庁 小児保健医療センター
電話番号:077-582-6200
FAX番号:077-582-6304
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