専門・認定看護師

専門看護師・認定看護師

日本看護協会や日本精神科看護協会が認定する制度です。
専門看護師や認定看護師は、特定の看護領域における知識技術を習得し、すぐれた実践の能力を発揮し、臨床での実践モデルとなることを目的に、日々の看護ケアを行っています。
 

現在、当センターには
精神看護専門看護師…1名
精神科看護認定看護師…4名が在籍しています。

専門看護師・認定看護師の活動内容

精神看護専門看護師、精神科認定看護師 福岡 雅津子

 専門看護師は、6つの役割があり、私は実践・教育・研究に力を入れて活動をしています。実践においては、外来看護相談を中心に活動しています。大学院で摂食障害に関する研究をした経緯もあり、摂食障害をもつ患者さんやご家族からの相談を受ける中で、心理教育や身体状況のモニター、食事摂取量を増やすための工夫等を一緒に考えています。教育においては、院内研修の企画運営、教育委員のサポートを行い、院外では精神科領域だけでなく一般病院や養護教諭の方を対象とした講義等も行っています。
 

 看護師の教育は、一段一段、はしごを上っていくように、ラダー(はしご)にたとえられ、ラダーレベルごとに教育が行われることが一般的です。当センターにおいても、28年度に日本看護協会から新しいラダーが発表されたことを受け、新たなラダーシステムの構築に向け活動しています。看護は基礎教育での学びを基盤としながらも、就職し経験を積む中で学びを深めていきます。看護師一人一人が成長していくための指標として、新しいラダーシステムを作っていきたいと思っています。

精神科認定看護師福岡2018

精神科認定看護師 大島 由里子

 私は、訪問看護を担当しています。訪問看護を利用されている患者さんは、一人で外出できるようになりたい、映画を最後まで見られるようになりたい等の様々な希望を持っておられます。したい事をしたい時にする、そのために、症状との付き合い方や困ったときの対処方法等を一緒に考えています。
 

 住み慣れた場所で暮らしつづけていただくための支援は数多くあり、訪問看護はその中のひとつです。「暮らし」には、お金の管理、人付き合い、就労、遊び等、医療以外の様々な支援が必要になります。訪問看護がすべてを担う事は難しいため、他職種や福祉施設の方々との連携に力を注いでいます。そのため、入院中から、または退院後に、患者さんがしたい事やしたい生活をするために必要な関係者が集まり、患者さんを交えて会議をおこなっています。

精神科認定看護師大島2018

精神科認定看護師 井手 祐樹

 最近の活動として、市町の一般の方を対象とした出前講座、看護専門学校での講義、精神医療センター内での「家族の会」の講師、行動制限最小化研修会の講師、院内キャリアラダー研修会の講師等を行いました。
 

 勉強会の開催や講義をするなかで、情報を受け取る側の関心の推測や、資料はどのようなものを求められているのか、求められている内容が伝えられているのか悩むことがたくさんあり、伝えることの難しさを感じています。講義を聞いてくださった皆さんと関わる中で感じたのは、単に答えを伝えるだけでなく、考える契機としたり、気づいていなかった自分に気づいてもらえるような関わりの必要性でした。今後はこれらを意識しながら取り組んでいきたいと思います。

精神科認定看護師井手2018

精神科認定看護師 和田 隆正

 主に精神科薬物療法に関することで活動しています。患者さんが安心して安全に服薬できるように取り組み、社会生活のなかで服薬が継続できることを目指しています。患者さんの生活に沿った服薬支援を行い、生活の質の向上に結びつくように考えています。
 

 また、クロザリル適正使用委員会の委員として活動しています。クロザリルという薬剤は、治療抵抗性統合失調症治療薬(今までの薬では効果が得られなかった統合失調症に対して効果のある薬)と言われており、副作用を早期に発見するため、定期的に血液データをモニタリングする必要があります。副作用が起こった際、緊急対応ができるようマニュアルを作成し、効果の高いクロザリルが安全に継続して服薬していただけるように取り組んでいます。

精神科認定看護師和田2018
お問い合わせ
精神医療センター 事務局
電話番号:077-567-5001
FAX番号:077-567-5033
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