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専門・認定看護師

専門看護師・認定看護師

日本看護協会や日本精神科看護協会が認定する制度です。
専門看護師や認定看護師は、特定の看護領域における知識技術を習得し、すぐれた実践の能力を発揮し、臨床での実践モデルとなることを目的に、日々の看護ケアを行っています。
 

現在、当センターには
精神看護専門看護師…1名
精神科看護認定看護師…4名が在籍しています。

専門看護師・認定看護師の活動内容

精神看護専門看護師、精神科認定看護師 福岡 雅津子

 外来において、看護相談を行っています。大学院で摂食障害に関する研究をした経緯もあり、摂食障害をもつ患者さんやご家族を中心に実施させていただいています。心理教育や身体状況のモニタリング、食事摂取量を増やすための工夫等を一緒に考えています。

 その他、院内では研究指導や教育プログラム構築支援、院外においては精神科領域だけでなく、一般病院や養護教諭の方を対象とした講義、看護学校での講義、大学院での専門看護師教育等に携わっています。

精神科認定看護師 大島 由里子

  精神科訪問看護は、その人がその人らしく、安心して地域で暮らせるように援助することを役割にしています。訪問看護を利用されている方は、一人で買い物に行けるようになりたい、映画を観に行けるようになりたい等、様々な希望をもっておられます。病状に多少左右されても、したい事をしたいときにするためにどうすれば良いかを一緒に考え、工夫しています。

 地域での暮らしには受診と服薬による病状の安定を中心とした医療の援助の他に、人付き合い・お金のやりくりなどの生活への援助が必要になります。そのため、他の職種の方や地域の福祉関係者との連携に力を注いでいます。

 

大島認定看護師
左)大島看護師

精神科認定看護師 井手 祐樹

 精神科での入院治療では患者さんの生命や安全を守るため、隔離処遇や拘束処遇などをやむを得ず行うことがあります。それらの制限が適切かつ最小に行われるために、法律やガイドライン等について、安全に実施するための専門的な技術、副作用の防止方法、行動制限が患者さんに与える影響、実施する医療者自身の心理状態など、病院職員の皆さんと一緒に学び実践していきたいと考えています。

 また、院内での取り組み以外に、看護学生への講義や院外での講演も行っています。一般の方、精神科以外の医療者の方からのご依頼があれば、精神科について理解を得られるような研修にも協力をしていきたいと思っています。

精神科認定看護師 和田 隆正

 主に精神科薬物療法に関する活動をしています。患者さんの生活に沿った服薬支援を行い、生活の質の向上に結びつくように考えています。精神科の治療において薬物療法は重要な治療法のひとつであり、患者さんの回復に大きく影響します。患者さんが服薬で困っていることを把握し、一緒に解決方法を考えていきます。

 患者さんへの疾病教育の中で病気と薬の関連性を説明し、薬の働きについて理解していただけるように取り組んでいます。患者さん自身が、病気について理解し主体的に服薬をされることで再発の予防につながります。

左)和田看護師
お問い合わせ
精神医療センター 事務局
電話番号:077-567-5001
FAX番号:077-567-5033
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