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海外から届いた身に覚えのない荷物

相談概要

宛先に私の名前と住所が記載された、身に覚えのない荷物がポストに入っていた。送り主は海外業者のようだった。開けてみると、マスクが数十枚入っていた。請求書は同封されていなかったが、どうしたらいいだろうか。(40歳代・男性)

解決への糸口

  • 海外から突然、身に覚えのない衣類や雑貨などが入った荷物がポストに投函されたという相談が寄せられています。配送伝票の送り主が無記名で、送付状や請求書が同封されていない場合もあります。
  • 突然、海外から荷物が届いても慌てずに、まずは届いた荷物に本当に心当たりがないか以下の点を確認しましょう
    本人に限らず家族も含めて通信販売で購入したにもかかわらず、届いていない商品はないか
    家族や友人からのプレゼントではないか

アドバイス

  • 届いた荷物に心当たりがない場合、未開封であれば、受取拒否ができるか配送業者に相談してください。
  • 注文や契約をしていないにもかかわらず、金銭を得ようとして一方的に送り付けられた商品については、自由に処分してかまいません。
  • 代金を請求されても、身に覚えのない荷物については、代金を支払う必要はありません。仮に商品を開封や処分しても支払いは不要です。支払い義務があると誤解して、金銭を支払ってしまったとしても、その金銭については返還を請求することができます。
  • 届いた商品がいわゆる模倣品だった場合など、中身によっては、海外の発送元へ返品する行為は関税法上の問題となる可能性があります。
  • また、クレジットカード等の利用明細に、該当すると思われるものがないか確認しましょう。クレジットカードに身に覚えのない請求があった場合は、すぐにクレジットカード会社に相談してください。

「おかしいな」「困ったな」と思ったら、まずは消費生活センターにご相談ください。
 

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