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ダイエット用サプリメントで身体に発疹が

相談概要

仕事のストレスで10kg太り、食事や運動でダイエットをしようと何回も試みたがいつも続けられなかった。インターネットの広告で、ダイエット用のサプリメントを見つけ、体験談の口コミ情報に「効果があった」「良かった」との意見が多いこと、原材料が国産ということで信用し2か月分(4箱分)を購入した。

しかし、飲み始めて3~4日すると身体がかゆくなってきた。販売店にメールで問い合わせると、一時的な体調不良なのでこのまま飲み続けるように言われた。またしばらくすると、今度は身体に発疹ができた。販売店はサプリメントのせいではないと因果関係を認めない。(40歳代・女性)

解決への糸口

  • サプリメントは健康食品、栄養補助食品などと呼ばれていますが、言葉として法律上の定義はなく、その効果は科学的に証明されたものではありません。食品なので医薬品のような効果効能を広告すると医薬品医療機器等法に抵触する可能性があります。
  • まずは医師の診断を受けて、摂取と発疹の因果関係を究明し、同時にサプリメントの内容成分、原材料を確認します。サプリメントの飲用がかゆみや発疹の原因であると診断されれば解約・返金・治療費の請求をできる可能性があります。

アドバイス

  • サプリメントの広告は大げさな表現が目立ち、メリットのみ強調されている場合があります。
  • 体験談や専門家が推奨するような広告を見かけますが、これらの内容は、製品の安全性や有効性を保証するものではありません。成分の過剰摂取や不純物・有害物質が混入しているケース等があり、危険性があることを認識して、本当に必要か冷静に判断することが大切です。

「おかしいな」「困ったな」と思ったら、まずは消費生活センターにご相談ください。
 

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