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琵琶湖総合開発事業でのダム事業(昭和47年度から平成8年度まで)

以下、過去記事です

昭和47年、淀川水系における国の水資源開発基本計画の推進にあたり、琵琶湖総合開発特別措置法が国会で制定されました。それに基づき琵琶湖総合開発計画が策定され、その一環として、宇曽川、青土、姉川、栗栖(*1)、北川(第一、第二*2)及び高時川(*3)の 6ダムの建設が計画されました。このうち、宇曽川ダムは昭和48年度から建設に着手し、昭和54年度に完成しました。本県土木交通部所管ダムで最初の多目的ダムとなった青土ダムは、昭和49年度から建設に着手し、昭和62年度に完成しました。 また、
姉川ダムは昭和60年度から建設に着手し、平成14年度に完成しました。その他の ダムについては北川ダムは平成元年度、栗栖ダムは平成 4年度から建設事業に移行しました。
*1栗栖ダムは平成17年度より、「芹谷ダム」と名称を変更し、その後、平成21年1月に事業中止としました。
*2北川ダムは平成24年1月に一旦中止としました。
*3高時川ダムは、国直轄施行ダムとして、昭和55年度から実施計画調査を開始し、昭和63年度より建設事業に移行されていますが、平成 4年度にダムの名称が丹生ダムに変更され、平成 6年度に建設省(現国土交通省)から水資源開発公団(現水資源機構)にダム建設事業が承継されました。その後丹生ダムは中止となっています。
このほか、国土交通省では国直轄施行ダムとして、瀬田川支川大戸川に淀川水系工事実施基本計画に基づき、大戸川ダムが計画され平成元年度から建設事業に移行しました。
なお、平成21年3月に策定された国の淀川水系河川整備計画では、大戸川ダムは「洪水調節目的専用の流水型ダムとするが、ダム本体工事については、中・上流部の河川改修の進捗状況とその影響を検証しながら実施時期を検討する」、また丹生ダムは「ダム型式の最適案を総合的に評価して確定するための調査・検討を行う」とされていました。

琵琶湖総合開発事業とは?

→独立行政法人水資源機構の琵琶湖開発総合管理所HPで解説があります。https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/development/d01.html
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