滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。
飲料用ペットボトルに移し替えた洗剤・消毒液・殺虫剤などを誤って飲んでしまう事故が発生しています。飲料用ペットボトルへの洗剤や殺虫剤などの移し替えは絶対にやめましょう。
私たちの脳は、「飲料用ペットボトルに入っているもの=飲料」というイメージを強く持っているといわれています。例え内容物や注意等を表示してあっても、長年の飲料用ペットボトルに対するイメージが強いため、他の情報よりも「飲料用ペットボトルに入っているもの=飲料」という情報が先行する可能性が高く、移し替えた本人は中身を把握していても、家族や周囲の人は飲料と思い誤飲事故が発生するおそれがあります。洗剤や消毒液などには、界面活性剤をはじめ、人体に有害な成分が含まれており、誤嚥した場合は、化学性肺炎に至る危険性もあります。
つめ替え製品や大容量の製品を使用する際は、指定以外の容器に移し替えないでください。飲料用ペットボトルは別のものをつめ替えることを想定して作られておらず、内容物によっては容器などが変質する可能性があります。製品の表示を確認し、指定されている容器につめ替え、食品とは別の場所に保管するようにしましょう。指定の容器がわからないときは、製造者や購入店などに問い合わせましょう。
飲料用ペットボトルの中身がはっきりわからないときは、絶対に口にしてはいけません。もし誤って飲んでしまったら、必ず医療機関を受診しましょう。特に、子どもや高齢者は嚥下機能が弱く、気づかないうちに飲んだものが気道へ入り込むことがあります。受診の際は、移し替えた物質がわかる情報(ラベル、製品名、写真など)を持参してください。容器を持ち運ぶ場合は、破損に十分注意してください。症状がない場合でも、医療機関または♯7119、公益財団法人日本中毒情報センターに相談しましょう。
身の回りに中身が移し替えられた飲料用ペットボトルがないか日頃から確認し誤飲事故を未然に防ぎましょう。