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キャッフィーのくらし通信(2025年9月8日号)

滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。

太陽光発電システムの点検商法が急増!「点検が義務化された」といった誘いに注意!

事例

「太陽光パネルの定期調査をしている」と業者が訪ねてきた。屋根に上がり写真を撮るなど点検後、事業者に写真と点検表を見せられ「パネルが腐食しており、ひび割れの危険性があるので修理が必要」と言われた。撤去を考えていたので費用を尋ねると、その場で約40万円で撤去できると言われ、工事請負契約書にサインした。契約後に不安になり、ネットで業者名を調べたところ、怪しいとの書き込みがあったので、クーリング・オフしたい。

アドバイス

太陽光発電設備を安全に利用するために定期的な点検は必要ですが、「点検の義務対象」であるかどうかは、FIT制度などの利用有無や設備の規模により異なります。まずはご自身の設備がどの様な状況であり、点検が必要かどうかを確認し、わからない場合は販売店・施工店またはメーカーに確認するようにしましょう。

もし知らない業者から「点検が義務化された」などと言われ、点検を勧められても、安易に契約はせず、慎重に判断されることをお勧めします。

お問い合わせ
滋賀県消費生活センター(彦根市元町4-1)
電話番号:0749-27-2234
FAX番号:0749-23-9030
メールアドレス:[email protected]