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キャッフィーのくらし通信(2025年8月25日号)

滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。

新卒者を狙った?!訪問販売

事例

新卒入社して社員寮に一人暮らしをしている。その寮に「新卒の人が買ってくれている」と布団の訪問販売員が来た。「見るだけなら」と言って入ってもらうと布団一式55万円で4年払いだと言われた。途中で上司のような人も加わり2人で勧誘され、断ろうとしたら脅された。

アドバイス

【若年者の消費トラブル】

初めての一人暮らしでは、若年者がこれまで経験したことのないさまざまな契約を自分自身ですることになり、中には複雑な契約や高額な契約もあります。2022年4月に成年年齢が引き下げられ、18歳・19歳の若年者も大人として契約することになり、トラブルになることがあります。

 

【一人暮らしでのトラブルにあわないために】

 訪問販売で契約した場合はクーリング・オフできる場合がありますが、トラブルの未然防止のためには、その場ですぐに契約はせず、不安や不審な点があれば家族や身近な人に相談し、不要な契約であればきっぱり断りましょう。

 この他にも以下のようなトラブルに注意しましょう。

 ・スマホやネット回線などの“通信契約”トラブル

 ・副業と称した“もうけ話”トラブル

 ・アパート退去時の原状回復など“住宅の賃貸借”トラブル

 ・引越しや不用品回収などの“引越し関連”トラブル

お問い合わせ
滋賀県消費生活センター(彦根市元町4-1)
電話番号:0749-27-2234
FAX番号:0749-23-9030
メールアドレス:[email protected]