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キャッフィーのくらし通信(2024年4月29日号)

滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。

サポート詐欺に注意

事例

パソコンを閲覧していると、「ウイルスに感染した」という警告画面になり、大手セキュリティ会社名が画面上に表示されたので、信用し、記載されていた電話番号に連絡した。電話相手の指示通りにパソコンを操作し、サポートを受けるためには電子マネーを購入するよう言われ、購入した。電子マネーのアルファベットと数字を入力したところ、「入力番号が誤っている」とさらに電子マネーを購入するように言われ、不審に思い、購入するのをやめた。(60歳代男性)

アドバイス

近年、パソコンやスマートフォンでインターネットを使用中に突然「ウイルスに感染している」等の偽警告画面や偽警告音が出て、それらをきっかけに電話をかけさせ、有償サポートやセキュリティソフト等の契約を迫る、いわゆる「サポート詐欺」の相談が寄せられています。

 

警告画面が表示されたときは慌てず、まずは偽物ではないかと疑い、自分でパソコン等の状態を見ましょう。また、警告画面に掲載されている連絡先には絶対に電話しないようにし、自分で判断できない場合は周りの人に相談しましょう。

また、指示されたとおりに遠隔操作ソフトのインストールに応じたり、有償サポートやセキュリティソフトの契約等の支払いのためにと、プリペイド型電子マネー等の購入に応じたりしないようにしましょう。

もし支払いをしてしまった場合は、支払い方法がプリペイド型電子マネーの場合は、すぐに発行業者に連絡しましょう。支払方法がクレジットカードの場合はクレジットカード会社に相談しましょう。

お問い合わせ
滋賀県消費生活センター(彦根市元町4-1)
電話番号:0749-27-2234
FAX番号:0749-23-9030
メールアドレス:[email protected]