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キャッフィーのくらし通信(2024年3月25日号)

滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。

クレジットカードのリボ払いに注意!

事例

事例1

カード会社に勧められクレジットカードを作った。利用明細を見ると手数料が取られており、リボ払いになっていることに気付いた。(20代女性)

事例2

クレジットカードの引き落としが毎月一定額であることに気づいた。問い合わせると、5年前からの買い物代金約40万円の支払いが続いていることがわかった。カードを利用する際は「翌月一括払いで」と伝えていたのに、カードを契約した際の初期設定が「リボ払い」になっていた。(60代 女性)

アドバイス

進学や就職を機に、新たにクレジットカードを作る方がおられると思います。クレジットカードは手元に現金がなくても買物ができますが、支払い方法について注意が必要です。

 

クレジットカードの支払い方法には、一括払いや分割払いのほかに、利用金額や利用件数に関わらず、あらかじめ設定した一定の額を毎月支払うリボ払い(リボルビング払い)があります。

リボ払いは買い物を重ねても月々の支払い額を一定に抑えられる一方、毎月手数料がかかる、支払残高が分かりにくい、支払いが長期化するなどの点に注意が必要です。

クレジットカードを申し込む際は、リボ払い専用のカードや、初期設定がリボ払いになっている場合もあるので、支払方法をよく確認し、分からない点はカード会社に説明を求めましょう。また、クレジットカードで支払った際のレシート等の控えは保管しておき、日付や金額等を利用明細と突き合わせましょう。手数料の記載がある場合や、利用額に比べ請求額が少ないなどの場合は、リボ払いが設定されている可能性があります。早く気づくために、クレジットカードの利用明細を毎月確認し、不明な点があればカード会社に問い合わせましょう。

お問い合わせ
滋賀県消費生活センター(彦根市元町4-1)
電話番号:0749-27-2234
FAX番号:0749-23-9030
メールアドレス:[email protected]