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キャッフィーのくらし通信(2023年5月29日号)

滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。

「初回限定」「キャンペーン」という広告に注意!

事例

【事例1】

電気代が安くなると勧誘され、新電力に契約変更したら、以前の2倍の料金になった。以前の電力会社に戻りたいが、希望者多数で2ヶ月かかると分かった。

【事例2】

 10万円以上する電動自転車がキャンペーンで1万円、しかも50台限定の通販サイトを見つけた。急いでクレジットカード払いで注文したが、後になって詐欺サイトと分かった。自転車は届かないのに代金は払わないといけないのか。

【事例3】

 初回限定780円で定期縛りなしという美容液の広告を見つけ、通信販売で注文した。次回配送日の10日前までに電話で解約すれば、初回だけの購入で終わるはずだった。ところが解約しようと電話を何回かけても繋がらず、2回目の商品が届いてしまった。2回目は3ヶ月分が一度に届き請求額は2万円だった。

【事例4】

 インターネット回線の接続料が、安くなると勧誘され契約先を変更した。ところが請求額が以前よりも高くなったのでよく見ると、確かに回線接続料は少し安くなっていたが、不要なオプション契約が沢山つけられていた。

アドバイス

世界情勢の変化等に伴い、物価が高騰しています。必要なものを少しでも安く調達したいのが人情です。消費生活センターでは「安くなる」、「激安」、「初回限定」、「キャンペーン」、「今だけ」、「お得」などの言葉に惑わされ、契約トラブルに遭ったという相談を非常に多く受けています。特にスマホのSNSに入る広告には、消費者を惑わせるこれらの言葉が多いです。

契約した後になって、ネットの口コミを見て「詐欺サイト」「悪質業者」と分かったと相談されるケースも多数あります。購入時には惑わされないよう慎重に検討しましょう。

 

お問い合わせ
滋賀県消費生活センター(彦根市元町4-1)
電話番号:0749-27-2234
FAX番号:0749-23-9030
メールアドレス:[email protected]