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キャッフィーのくらし通信(2023年5月8日号)

滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。

新生活を狙う訪問販売、電話勧誘販売に注意

事例

事例1

「水質検査」と言って業者が訪ねてきた。水道水に試薬を入れると色が変わり、浄水器を勧められた。浄水器を通した水は試薬を入れても色が変わらず、その効果を信じて契約した。交換フィルターも含めて約50万円の高額な契約になり、長期ローンを組んだが、解約したい。 (20歳代男性・会社員)

 

事例2

電話で勧誘があり、アパート管理会社からの紹介と言われたのでウォーターサーバーの契約をした。既に設置されてしまったが、やっぱりいらないと思うので解約したい。(19歳女性・学生)

アドバイス

進学や就職、転勤などにより、引っ越しを伴って春から新生活を始めた方がおられると思います。不慣れな環境での新生活は、訪問や電話による悪質な勧誘に注意が必要です。

・不慣れな土地で「水質が悪い」と言われると不安になり、つい契約してしまいがちです。冷静になり、その場で契約せずよく考えましょう。また、管理会社の紹介などと言われても鵜呑みにせず、管理会社に確認しましょう。

・他にも換気扇フィルター、電力契約、インターネットのプロバイダー契約等の勧誘事例が見られます。訪ねてきた業者を安易に部屋に入れないよう、インターホンやドア越しに応対して用件を確認し、不要なものはきっぱり断りましょう。

・訪問販売や電話勧誘販売での契約は、契約書面を受取った日から数えて8日以内であればクーリング・オフができます。

 

お問い合わせ
滋賀県消費生活センター(彦根市元町4-1)
電話番号:0749-27-2234
FAX番号:0749-23-9030
メールアドレス:[email protected]