文字サイズ

キャッフィーのくらし通信(2023年1月5日号)

滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。

SNSに表示された広告がきっかけとなるトラブルに注意!

事例

トラブルの事例としては、偽サイトだった、粗悪品が届いた、壊れたものが届いた、注文品とは異なるものが届いた等であり、代金が振込済みであったり、代引きであったりすると、解決が困難になります。

トラブルに遭った消費者は、トラブルに遭って初めて事業者への連絡方法を調べたり、配送伝票を確かめたりするので、慌てることになります。

アドバイス

「消費者白書」によれば、令和2年に新型コロナウイルス感染症の感染拡大等の影響でインターネット通信販売の相談件数は大幅に増加し、令和3年度は減少してはいるものの、依然高止まりが続き、なかでもSNSが関連した相談は、1万件も増加しています。トラブルの多くがSNSを閲覧中に表示された広告がきっかけとなっています。

通信販売は、表示されているすべてのことを承諾して申し込みがされているという前提があるため、クーリング・オフの適用はありません。申し込む側もだいたいのことを見ていれば、多くの場合は問題なく希望の取引ができるので、表示されているすべてのことに目を通すというのはなかなか困難なことですが、せめて何をいくらで、「どこの、だれから」買ったのか、画面の下のほうにある「特定商取引法に基づく表示」で確認して、申し込みするようにしましょう。

お問い合わせ
滋賀県消費生活センター(彦根市元町4-1)
電話番号:0749-27-2234
FAX番号:0749-23-9030
メールアドレス:[email protected]