キャッフィーのくらし通信（2022年8月11日号）

滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。

（事例1）

「荷物のお届けにあがりましたが、不在のため持ち帰りました。連絡してください」とショートメッセージが届いた。何か荷物が届いたのかと思いURLをタップしたら、大手配送業者名のサイトが表示された。住所等の個人情報を入力してしまったが大丈夫だろうか。

（事例2）

「有料コンテンツの未納料金が発生しています。本日中にご連絡がない場合は、法的手段に移行します」というショートメッセージが届いた。記載されていた電話番号に問い合わせると「有料動画サイトの料金が未納です。46万円を支払ってください」と言われた。「利用した覚えはない」と断ったが「支払わない場合は裁判する」と脅された。

通販を利用する際、電話番号を登録するため、このようなメッセージが届くと配送業者や通販業者からのメッセージと信じてしまいがちです。業者を装ったショートメッセージから偽サイトに誘導する手口はスマホから個人情報を取得することが目的だと言われています。

被害に遭わないようにするため、ショートメッセージやメールに書かれているURLを安易にタップしたり、電話したりしないでください。公式ホームページなど確かな情報源をつかって、真偽を確かめるよう心がけましょう。