滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。
事例1
テレビショッピング番組を見て、養毛剤を電話で注文した。数日後に届いた荷物の中に、注文した覚えのない健康食品も入っていた。コンビニ払いの請求書は、養毛剤と健康食品の合計金額になっている。びっくりして販売会社に問い合わせたところ、注文受付時にオペレーターが健康食品の紹介をして、私から注文したと言われたが、そのような話はしていないと思う。(70歳代男性)
事例2
折込広告を見て、美容液を電話で注文した。美容液の代金はコンビニで支払った後、同じ会社から今度は化粧水と請求書が届いた。問い合わせると、販売会社から美容液のアンケートに関する電話をかけた際、オペレーターが一緒に化粧水も使うと良いと勧めて、私が注文したと言う。そのような電話があった記憶はないし、化粧水を注文した覚えもない。(80歳代女性)
広告で見ていない別の商品を突然勧められたり、後日アンケートと称した電話で別の商品を勧誘されるトラブルも増えています。
事業者は電話の録音を盾に、消費者が失念したと主張します。電話注文時には、別の商品を勧められても、あいまいな返事をせず、不要ならきっぱりと断りましょう。
可能であれば通話内容を録音するか、音声をスピーカーにして身近な人と一緒に注文してください。