滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。
事例1
SNSで知り合った相手と連絡を取り合っていたら「別のサイトでやりとりしましょう」と言われ出会い系サイトに誘われた。すると「個人情報を交換するためには会員登録料を支払う必要がある」と言われ、高額な料金を請求された。(50代男性)
事例2
私のSNSにメッセージを送ってきた人から「50万円のFX自動売買システムを購入すれば何もしなくても月に150万円儲かる」と勧誘され契約した。全く儲からないので返金を求めたところ、相手と連絡が取れなくなった。(40代女性)
同情心や興味本位で連絡を取ってしまいがちですが、SNS上では話の合う「知り合い」でも、本当に信頼できる相手かどうかは分かりません。SNSを安全に利用するために、SNSのリスクも認識しましょう。
・SNS上の相手が本当に信用できる相手なのか、慎重に判断しましょう。
・大幅な値引きなどをうたうSNS上の広告、「簡単に儲かる」などの投稿やメッセージはうのみにしないようにしましょう。
・家族でSNSの利用方法を話し合うとともに、ペアレンタルコントロールやフィルタリング機能も活用しましょう。
・身分証明書の情報は絶対に渡さないようにしましょう。また、個人情報や自分の写真、身元が分かるような書き込みは安易に投稿しないようにしましょう。