キャッフィーのくらし通信（2022年2月24日号）

滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。

　スマホに表示された有名家電メーカーのサイトの広告から、コードレス掃除機をクレジットカード払いで注文した。しばらくして、注文確認画面の日本語表現に違和感を感じたことを思い出し、改めてその家電メーカーのサイト名で検索すると、「偽サイト被害多発！！」と注意喚起されていた。偽サイトのURL一覧もあり、その中の1つが注文したサイトのURLと一致した。

　すぐにクレジットカード会社に事情を説明し、カードは利用停止にした。ところが2週間後に外国語でジュエリーと書かれた封筒が、海外から自宅に届いた。ジュエリーを注文した覚えはなく、この偽サイトが原因としか考えられない。どうしたらよいか。（40歳代男性）

　長引く新型コロナの影響で、通信販売の利用が増加しています。中でも欲しい時にすぐ買える、インターネットショッピング利用者は、スマホ等の普及に伴い、非常に増えています。

　利用の増加に伴うトラブルは色々ありますが、近年、詐欺サイト被害の苦情が増加し、事例のように注文品とは全く違うものが届いたというケースも散見されます。

　クレジットカードで注文した場合や、代引き配達で注文した場合等、支払い方法により対処法が違います。クレジットカードで注文した場合は、早急にクレジット会社にカード停止の申し出が必要です。

　被害に遭ったと思ったら、支払い方法の別なく早急に、消費生活センターにご相談ください。なお、商品を受け取ってしまった場合は、開封せず、ご相談ください。