滋賀県立総合病院
寺嶋看護師(8A病棟)
Q 現在在職している病院を志望した理由を教えてください。
学生の頃、一度当院に入院したことがあり、その時の看護師さんの優しさや病院自体のあたたかさが印象的で私もこの病院で働きたいと思ったことがきっかけです。また、放射線治療など、当院にしかできない治療があるというのも魅力的だと感じました。
Q 所属している病棟の特長・雰囲気を教えてください。
8A病棟は婦人科・泌尿器科・脳神経外科・脳神経内科の混合病棟で手術や薬物治療などを行っています。不安の強い患者さんも多いため、スタッフは患者さんの一番の味方となり傍で寄り添うことを大切にしている病棟です。多忙な病棟ですが、多職種を含めたチームワークは良く、働いているスタッフも話しやすい人が多いです。
Q 今のお仕事内容とやりがいを感じていることについて教えてください。
手術前後の患者さんから抗癌剤などの薬物治療を行う患者さん、脳卒中や神経難病の患者さんまで幅広い患者さんを受け持っており、その日のイベントや患者さんの状態に合わせたケアを提供しています。やりがいを感じることは、患者さんから「ありがとう」の言葉をいただいた時です。今後も患者さんの思いに沿った看護を行っていきたいです。
Q お仕事をしているうえで一番大切にしていることを教えてください。
患者さんの意思を尊重することです。入院中、少しでもその人らしく過ごしていただけるよう、個別性にあった看護を提供することを心がけています。思いの表出に繋ぐことができるように、日々の患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。
Q これからの目標を教えてください。
看護の知識を深めていくこと、看護技術を上達させること、患者さんの傍で思いに耳を傾けること、患者さんや家族・周囲の環境に目を向けることなど実践の場で経験を増やし、看護師としてのスキルをあげていきたいです。
山上看護師(9A病棟)
Q 現在在職している病院を志望した理由を教えてください。
看護学生時代に実習で何度もお世話になっており、様々な科に実習に行かせてもらいました。どの科に行っても先輩看護師さんが患者に対して優しく丁寧に接しておられる姿が印象的で、私もこんな看護師になりたいと思い、この病院を志願しました。
Q 所属している病棟の特長・雰囲気を教えてください。
外科病棟のため手術が多いです。回転が早く、入退院が多い病棟のためばたばたと忙しいですがスタッフ同士協力し合って働いています。困っていることがあってもすぐに相談し、みんなで協力し合って解決しています。新人さんにもみんな積極的に話しかけて、相談しやすい雰囲気作りに取り組んでいます。
Q 今のお仕事内容とやりがいを感じていることについて教えてください。
私は脳神経外科、耳鼻科、口腔外科、眼科の混合病棟で働いています。子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の患者さんと接するため、それぞれの方に合ったコミュニケーションの取り方を意識して働いています。日々の業務は忙しいですが、自分の行った看護で患者さんからありがとうの言葉をいただくときはとても嬉しく、やりがいに繋がっています。声が出せない患者さんもおられますが、明るい表情や笑顔が見られたときも嬉しく思います。
Q お仕事をしているうえで一番大切にしていることを教えてください。
患者さんやスタッフに誠実な態度で接することを大切にしています。気持ちよく働ける環境を作るためには挨拶やコミュニケーションをしっかり取ることが必要であると思っています。自分から挨拶をしたり、周りのスタッフとコミュニケーションをとり、できる事は自分から積極的に動くことを意識しています。また、先輩看護師の素敵だなと思うところはなるべく吸収し自分のものにできるように意識しています。まだまだ患者さんとの関わり方や、看護の仕方に悩むことは多いですが、悩みながらも患者さんや家族にとって良い選択ができるようにみんなに相談しています。
Q これからの目標を教えてください。
5年目になり、後輩指導に携わる場面も増えてきました。自分が1年目の時はどうだったかな、どんな風にしてもらったら嬉しかったかな、などと思いだしながら指導して行けたらいいなとおもいます。指導している側も、指導を受ける側も、共に成長できるような関係性を目指していきたいと思います。
石田看護師(そら病棟)
Q 現在在職している病院を志望した理由を教えてください。
総合病院の方に母が通院しており、昔からなじみがあったことと学生時代から小児希望で大学生のゼミナールの時に重症心身障害児とその家族について看護研究を計画した際に病院の論文を読んだことがあり、小児に特化している病院に就職したいと考えていたため、この病院を選びました。
Q 所属している病棟の特長・雰囲気を教えてください。
そら病棟の特徴として、整形外科では骨形成不全症の治療で骨延長術を受けられ、創外固定器を装着して長期に入院をしている患者さんや、難病や先天性疾患など乳児期から長く当院に通院されている患者さんが多く個別性の高い患者さんが多いです。
病棟の雰囲気は、大変活気のある病棟です。指導熱心な先輩が多く、いろいろなことを教えてくださり、どの先輩に質問しても笑顔で一緒にケアを行い、教えてくださります。
Q 今のお仕事内容とやりがいを感じていることについて教えてください。
仕事内容としては患児さんの日常ケアや点滴などの医療的ケアです。特徴的なケアとしては重症心身症児さんのその子に合わせたケアや、創外固定器を装着されている患者の看護(骨の延長や矯正など)などです。知らない疾患や始めてみる処置などがあり、言葉でコミュニケーションがとれない子もいるので「本当にこれで大丈夫なのかな」とケアをしていて不安になることが多々あります。でも、声をかけたら笑顔で反応を返してく、ご家族や患児さんからお礼の言葉や話しかけてくださったときにやりがいを感じます。
Q お仕事をしているうえで一番大切にしていることを教えてください。
大切にしていることはコミュニケーションをとることです。患児さんとでは新人であり年が近いからこそ話せることが少なからずあると思うので、話をすることで良好な関係を築けるよう自分から声をかけるようにしています。ご家族さんとでは患児のことを1番よく知っているので、ケアについて話を聞くことでその子にあった看護につなげられると考えています。また、付添いのご家族さんは入院が長引くほど疲れや不安を感じると思うので、少しでも気持ちが表出できるようにしています。
Q これからの目標を教えてください。
そら病棟では個別性を求められる患者さんが多いので、自分自身の知識を深めて、いろいろな先輩にご指導いただきながら、先輩方のように患者さんとそのご家族一人一人に寄り添いながら幅広い患者さんに対応できるように日々の業務に取り組んでいきたいです。
黒瀬看護師(にじ病棟)
Q 現在在職している病院を志望した理由を教えてください。
こどもが好きだったことから、小児科の看護師という仕事に憧れていました。当院に見学に来た際、こども達が自宅で過ごせるように在宅療養支援を行われていることを知り、魅力に感じました。また、そのときに先輩方がとても丁寧な看護を行っておられ「自分もこんな看護師になりたい、この病院で看護師としての技術を身につけたい」と思ったことが志望理由となりました。
Q 所属している病棟の特長・雰囲気を教えてください。
比較的乳幼児など小さなお子さんが多く、こども達の賑やかな声がよく聞こえてきます。また、在宅移行される患者さんも多く、ご家族の方とも密にコミュニケーションを取っています。先輩は、皆さんこどもが好きな穏やかな方で、自分自身のびのびと看護を行えています。
Q 今のお仕事内容とやりがいを感じていることについて教えてください。
小児科から整形・眼科・耳鼻科など様々な診療科の患者さんが入院されています。こども達が元気になって退院されると、もちろん嬉しいですし、患者さんの笑顔が日々の活力になっています。また、長期入院中の患者さんに成長発達がみられたときは特にやりがいを感じます。
Q お仕事をしているうえで一番大切にしていることを教えてください。
患者さんとそのご家族に真摯に向き合うことを大切にしています。治療や入院生活に不安を持たれる患者さんが多いので、しっかりお話を聞き治療に前向きに取り組めるよう看護を行っています。患者さんとそのご家族が安心できるような環境作りに努めています。
Q これからの目標を教えてください。
患者さんが安心できるような看護を行うことと、患者さんの成長発達に関われる看護師になることが目標です。まだまだわからないことばかりですが、わからないことをそのままにせず学習し、患者さんとそのご家族の役に立てるよう頑張ります。
滋賀県立精神医療センター
山上看護師(第1病棟)
Q 現在在職している病院を志望した理由を教えてください。
看護学生時の精神看護学実習で、患者さんの現在の生きづらさに加え生きてきた歴史にもフォーカスし全人的に対象を理解するということが自分の中でとても腑に落ちたものとなりました。この経験が精神科看護師を目指そうと考えたきっかけです。滋賀県は私が社会人1年目を過ごした思い出深い土地であり、是非滋賀県で働きたいと考え滋賀県立精神医療センターを志望しました。
Q 所属している病棟の特長・雰囲気を教えてください。
第1病棟は精神疾患による症状が強く、自力でのコントロールが困難となり生活に支障をきたした患者さんの保護と集中的な治療を行う病棟です。症状によって危険な行為に及んでしまう患者さんもおられるので毎日緊張感がありますが、患者さんの安全を最優先にするという共通認識のもと必ずチームで意見を出し合いながら活動しています。
Q 今のお仕事内容とやりがいを感じていることについて教えてください。
精神症状が顕著だった入院時から、治療によって回復し退院へ向かう過程をサポートしていくことが仕事です。患者さんの内面は見えないものですが、患者さんとの関わりの中で症状が強くなるに至った生きづらさや困りごとを一緒に見出せた時はやりがいを感じます。
Q お仕事をしているうえで一番大切にしていることを教えてください。
看護師として患者さんへの治療やケアに携わるだけにとどまらず、人と人としてのつながりを大切にしています。親しい人に応援されると「嬉しい」「頑張ろう」という気持ちになれると思います。そういった関係を構築できるように関わっていきたいです。
Q これからの目標を教えてください。
いてくれたら嬉しいと患者さんにもスタッフにも思ってもらえるような看護師になっていきたいです。経験が浅く、今は先輩や患者さんにまで心配される場面もあります。これからも恐れず前に出て経験を積み、目標に向かっていきたいと思います。
遠塚看護師(第2病棟)
Q 現在在職している病院を志望した理由を教えてください。
公務員として働くことができることも魅力に一つでしたし、一番は県立総合病院での学生アルバイトでの経験が決め手となりました。短い期間だったのですが、寝たきりでほとんど反応が返ってこない患者さんに対しても丁寧に声かけをしてケアをされている姿や、スタッフの細かいところであっても見守り支持してくださる先輩看護師の姿をみて、ここなら安心して働くことができるかもしれないと思い志望しました。
Q 所属している病棟の特長・雰囲気を教えてください。
私の働いている第2病棟は、慢性病棟で入退院を繰り返したり、長期間入院している患者さんがいます。また、依存症拠点病院としてアルコール依存症の方に向けた集団療法を行っています。
1年目は、毎日の業務で必死だったのですが、先輩が「なにか困っていることない?」と声をかけてくださり、わからない時は丁寧に教えてくださるなど気さくで話しやすい先輩が多い病棟です。
Q 今のお仕事内容とやりがいを感じていることについて教えてください。
第2病棟では、退院後どう生活していくかに視点を置いて他職種と協働することが多いです。私もプライマリーを持っているなかで、疾患とともにどのように生活していけるかを患者さんや他職種と話し合い、退院後の生活を整えていくことにやりがいを感じています。
Q お仕事をしているうえで一番大切にしていることを教えてください。
患者さんの希望を聞き、本来持っている力を引き出せるよう支援することを大切にしています。そのために患者さんとコミュニケーションをとったり、看護師間で普段の様子を共有することで、力を発揮できるよう環境を整えたり、患者さんの意欲を引き出したりできていることを支持するような声掛けをするようにしています。
Q これからの目標を教えてください。
働きはじめてから、疾患を認識していてもうまくコントロールできない患者さんや疾患を受け入れられず、治療の継続や介入が難しい患者さんなど様々な患者さんと関わってきました。
その中で「あなたに会えてよかった」と思ってくださるように患者さんに寄り添った看護をしていきたいと思っています。