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平成31年(2019年)1月

キラリ通信

平成31年(2019年)1月31日(木曜日)

午前中、県の所属長以上の幹部職員を対象にした「ハラスメント防止研修」を受講。

近年、県組織においてセクハラ事案による懲戒処分が続いていることから、改めてハラスメントの防止を徹底するために開催しました。講師の労働政策研究・研修機構の内藤様からは、セクハラやパワハラが発生する組織の問題点や上司・先輩の「勘違い」という意識の誤りなどを解説いただきました。「健康経営」を進めるため、ハラスメントゼロを徹底してまいりたいと思います。

その後、本県と京滋ヤクルト販売株式会社様との包括的連携協定を締結。

包括的連携協定の締結は、今回の京滋ヤクルト販売様で22社目となります。健康増進に関すること、地域の見守り、女性活躍の分野において連携し、健康寿命の延伸や豊かで安心感あふれる生活・社会づくりを目指してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

続いて、琵琶湖大橋有料道路ETC完成式典に出席。

いよいよ明日からETCの運用が開始されます。ETC割引の適用や利便性の向上、料金所の渋滞緩和など多くの効果が期待されており、より多くの皆様に琵琶湖大橋を利用して頂きたいと思います。

平成31年(2019年)1月30日(水曜日)

午前中、2月県議会定例会議に向けた政策協議会に出席。

共産党滋賀県議団および公明党滋賀県議団の皆様と政策に関する意見交換を行いました。

午後、国民保護共同図上訓練に出席。

この訓練は、緊急対処事態発生時の初動措置の確認、対策本部の機能や業務の確認、対応能力の向上等を目的に実施しており、今回は、東近江市にて国際的テロ組織による化学剤の散布およびJR能登川駅付近の不審車両内で爆発物が発見されたことを想定し、消防庁や自衛隊、JR西日本京都支社、東近江市と連携して訓練を実施しました。

訓練ではシナリオがありますが、実際に緊急事態が発生した場合、想像を超える混乱状態になると予想されます。これから、国内では世界的なイベントがいくつも控えており、このような事態が起きることも十分に考えられます。

訓練のときだけではなく、常にリスクに備え、迅速かつ的確に対応できるように万全を期してまいりたいと思います。

平成31年(2019年)1月29日(火曜日)

気候変動適応センター開所

滋賀県気候変動適応センターの開所式を実施。ご挨拶をさせていただく。

このセンターは気候変動適応法に基づき設置するもので、全国で2例目、西日本では初となります。庁内の各部局や各試験研究機関が気候変動の現状やリスクを共有し、適応策の検討や地域気候変動適応計画の策定、リスク回避を促す取組を実施します。

彦根地方気象台によると、滋賀県の年平均気温は、2015年までの100年間で約1.3℃上昇しており、今後、将来気候で約2.9℃の上昇が予測されています。

「健康しが」に取り組む本県にとって、あらゆる施策に気候変動のリスク回避・軽減の観点を追加していくことは極めて重要です。全庁を挙げて気候変動適応に向けた取組を進めてまいりたいと思います。

午後、NHKドラマ推進プロジェクトチーム第1回キックオフ会議に出席。冒頭、挨拶をしました。

庁内の14の所属が参画し、今年の9月30日から半年間放送予定のNHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」、来年1月からの大河ドラマ「麒麟が来る」の放映の機会を活かし、本県の魅力発信、観光客の誘致、県産品の振興、女性活躍の推進等を実施していく予定です。

同時期に2作品ものドラマの舞台になることは願ってもない千載一遇、いや万載一遇のチャンスです。この機会を最大限に活かしてまいりたいと思います。

その後、2月県議会定例会議に向けた政策協議会に出席。

チームしが県議団および良知会の議員の皆様と政策に関する意見交換を行いました。

平成31年(2019年)1月28日(月曜日)

本日は、県議会2月定例会議に向けて自民党滋賀県議団の皆様との政策協議会に出席。

来年度の政策や予算について、意見交換を行いました。

外国人材の確保・受入や安土城の復元、観光誘客促進などについて、ご質問やご意見をいただきました。本日いただいたご指摘やご意見を真摯に受け止め、予算編成や事業の執行に活かしてまいりたいと思います。

その後、JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会で優勝などの好成績をおさめられた小・中学生の皆さんが知事室に結果報告に来てくださいました。

全国大会で好成績をおさめるため、日々稽古に励んでいるとのこと。強くて、優しい皆さんの今後に大いに期待しています。

平成31年(2019年)1月27日(日曜日)

本日は、昨日からの降雪があり、特に湖北では大雪となりました。除雪など雪寒対応いただいていた皆様、ありがとうございました。

午前中は、今年で11年目を迎えた(株)伊藤園様が実施していただいている「お茶で琵琶湖を美しく。」キャンペーンのヨシ刈りに参加。守山の湖岸沿いのヨシをボランティアの皆様とともに刈りとりました。

今年も伊藤園様や平和堂様のお声掛けにより、近畿各地からたくさんのボランティアの方々に参加いただくことができました。多くの皆様と協力して、琵琶湖を美しく、健康な状態に保ち、次世代に引き継いでまいりたいと思います。

午後からは、甲賀市内で開催された「近江米振興フォーラム」に近江米振興協会長として出席。「みずかがみ」食味コンクールの表彰をさせていただきました。

今年は記録的な猛暑でしたが、みずかがみの暑さに強い特徴が発揮され、今年もおいしい「みずかがみ」をたくさん生産していただきました。

これからも「みずかがみ」をはじめ、近江米の美味しさを全国に、さらに世界に向けて発信してまいりたいと思います。

その後、大阪ガスディリパ草津内のクッキングスクールで開催した「滋賀めし」メニューコンテストの最終選考会に出席。

「滋賀めし」とは、滋賀県産品を食材に野菜がたくさん摂れる健康的な料理メニューです。

今回のコンテストでは、学生部門と一般部門からそれぞれグランプリを選出させていただきました。どのメニューも、トマトケチャップなどのカゴメ商品と滋賀の野菜や伝統食材をうまく取り入れ、栄養たっぷりのおいしいメニューでした。今後クックパッドに掲載して、皆様にもレシピをお伝えしてまいりますので、ぜひ作ってみてください。

最後に、草津駅前のびわ湖草津献血ルームにて400ml献血をして、本日の公務を終えました。

平成31年(2019年)1月25日(金曜日)

本日は終日、庁内執務で、各部局との協議等を行う。

全国的にインフルエンザが流行していますが、本県でも警報が発令されています。手洗い・うがいの励行はもちろんのこと、早めの医療機関の受診を心掛けてください。知事室でも電気を使わない信楽焼の加湿器を設置し、室内の湿度を保つようにしています。まずはインフルエンザの予防を心がけていただき、かからない、うつさない、ひろげないように意識を高める啓発を行ってまいりたいと思います。

平成31年(2019年)1月24日(木曜日)

農林水産省にて行われた、世界農業遺産への認定申請にかかる承認および日本農業遺産の認定に関する二次審査へ出席。琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会の会長として、プレゼンいたしました。

12分という短い持ち時間の中で、私の他、琵琶湖の漁師さんで、森づくりもされているお父さんのような存在の方と、魚のゆりかご水田をされているお母さんのような存在の方、そして中学生2名の「琵琶湖ファミリー」でプレゼンに臨み、琵琶湖と共生する漁業や農業について精一杯PRをさせていただきました。

この二次審査を通過しますと、日本農業遺産に認定され、世界農業遺産への認定申請にかかる承認をいただけます。あとは吉報を待つばかりです。

大阪市内へ移動。

第101回関西広域連合の委員会と経済界との意見交換会に出席。

経済界からは、プラスチックごみに関するご意見・ご要望をいただき、広域環境保全局として回答いたしました。

委員会では主に広域行政の在り方検討会の報告に向けた取りまとめについて、検討会委員の皆さんからご意見をお聞かせいただき、意見交換いたしました。

関西広域連合が発足してから8年が経過し、これまでの取組における課題や成果を整理し、今後の役割や機能を強化していく必要があります。私からは、地方分権の推進や、構成府県市・市町村との関係等について深く議論をしていただくよう、お願い申し上げました。

その後、大阪滋賀県人会新年懇親会へ出席。ご挨拶をさせていただくとともに、毎年恒例の福引大会にて滋賀県知事賞として県内各地の地酒を6名の方へお贈りしました。

大阪滋賀県人会では、年々減少傾向にある会員数を増やし、県人会活動を充実させるため、会員増強3ヵ年計画を実施されるとのことで、大変心強く感じております。ふるさと滋賀でつながる絆を守ってくださっていることに心より感謝申し上げます。

平成31年(2019年)1月22日(火曜日)

キラリ通信

午前中、中国人民対外友好協会により、中国の12大学等から視察団の皆様がお越しくださる。
各大学は、学生の日本へのインターンシップ事業に取り組んでおられ、本県にも毎年数名を派遣いただいています。3か月ほど働きながら、日本語語学力と異文化コミュニケーション能力を養っておられるとのことでした。今回はインターン先の企業の見学と、関係者や学生との座談会等を目的に来日されたそうです。県内大学では、中国からの留学生が最も多くなっています。今後は本県と中国の大学との学生同士、学校同士の相互交流も行っていければいいですね、とお話しさせていただきました。
午後は昨日に引き続き、平成31年度予算編成に向けて各部局との調整協議を行い、本日の公務を終えました。

平成31年(2019年)1月21日(月曜日)

キラリ通信

本日は終日、平成31年度予算編成に向けて各部局との調整協議を行う。
財政事情が厳しい中、いかにして最大の効果が出せる予算とするか、各部局としっかりと協議して最終調整をしています。
県民の皆様にご理解いただけるよう、知恵をしぼり、練り上げ、未来志向の施策を実行するための予算編成をしてまいりたいと思います。

平成31年(2019年)1月20日(日曜日)

キラリ通信

午前中、平成30年度(第38回)滋賀県病院大会に出席。
日頃から各地域における保健・医療・福祉の充実に貢献いただいている病院関係者の皆様に感謝の気持ちをお伝えするとともに、長年にわたり病院業務に従事し、地域医療を推進いただいた3名の方を表彰いたしました。保健・医療・福祉は公共財であり、「健康しが」の核となります。セーフティネットである医療・介護が各地域において連携し、安定的に持続可能な形で提供できるよう、本県の健康医療福祉行政を保ち、高め、整える施策を推進してまいりたいと思います。

キラリ通信

その後、「こんにちは!三日月です」で、滋賀県青少年広報レンジャーの皆さんと意見交換を行う。
6月から活動を開始された広報レンジャーの高校生・大学生の皆さんは、県の事業等に参加し、情報発信をしてくださっています。活動を通じて考えた滋賀県のより良い未来や本県の魅力などについて、積極的なご提案をたくさんいただくことができました。

キラリ通信

午後、県教育委員会文化財保護課主催の連続講座「近江の城郭 信長の城と戦国近江」の「第3回 湖南の要~坂本城跡」に参加。
小雨のぱらつく中でしたが、100名ほどの参加者の皆様と、明智光秀が築いた坂本城と城下町の痕跡をたずねて、大津市下坂本を歩きました。歴史的な解説を聞きながら、往時に思いを馳せる貴重な経験ができました。来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」を見据え、多くのお客様をお迎えできる準備も進めてまいりたいと思います。
当連続講座は、今年度は残りあと2回を予定しています。ぜひ、ご参加ください。詳しくは下記URLをご覧ください。

平成31年(2019年)1月18日(金曜日)

キラリ通信

午前中、大規模氾濫減災協議会合同会議に出席。
当協議会は国の水防法改正に基づき創設したものです。県内では2地域4圏域に協議会が設置されていますが、滋賀県には真ん中に琵琶湖があるため、共有できるもの、県内全域にわたる共通の課題もあるであろうことから、県内19市町の首長らにお集まりいただき、初めて開催いたしました。県からは想定最大規模の浸水想定区域や、滋賀県の河川政策等について説明させていただきました。いただいたご意見等も踏まえながら、国・市町・関係機関等としっかり連携し、ハード・ソフトの両面で滋賀の流域治水対策を進めてまいりたいと思います。

キラリ通信

午後、滋賀ふるさと観光大使を務めていただいている西川貴教さんが来庁され、イナズマロックフェスの収益金をマザーレイク滋賀応援基金にご寄附くださいました。琵琶湖の環境保全のために、大切に使わせていただきます。
本県からは、今までの御厚志と、今年度実施した観光キャンペーン「虹色の旅へ。滋賀・びわ湖」のナビゲーターを務めていただいたことへの感謝の意を込め、感謝状と7色のバラの花束を贈呈いたしました。
またこの場で、11回目となるイナズマロックフェスを9月21日(土曜日)、22日(日曜日)に開催されることも発表されました。初心に立ち返ってイメージカラーは1回目と同じ琵琶湖のブルー、ロゴマークには県章もモチーフに使っていただいているとのことで、西川さんの滋賀県への想いが伝わってきました。
音楽イベントを通して、楽しみながら、琵琶湖をはじめとする環境を守る意識の醸成につなげていただいており、県としても大変心強く思っています。今後も引き続き一緒に取組を進めてまいりたいと思います。

キラリ通信

その後、「健康しが」共創会議に出席。
県民の皆様の健康づくりを応援しようという当会議の趣旨に賛同いただき、活動されている企業・団体から86団体の方々に集まっていただきました。参画団体の皆様のPRの後、交流会がにぎやかに行われ、それぞれのアイデアやノウハウ、ネットワークなどを結集し、つながりを深めていただく機会となりました。「健康しが」の実現に向けて、この会議の場から、連携した取組が新たに生まれてくることを期待しています。

平成31年(2019年)1月17日(木曜日)

キラリ通信

滋賀県市長会議第5回臨時会へ出席。
来年度の県政運営について、特に次期基本構想や行政経営方針、国民スポーツ大会等への準備状況のほか、今後の首長会議についてご説明申し上げました。
市長の皆様から率直なご意見を賜り、県としても今後もこのような場が持てるよう、引き続き課題を整理し、検討してまいりたいと思います。

キラリ通信

次に、京都府・滋賀県合同新規採用職員研修に出席。
例年、京都府と合同で実施している研修で、今年は京都府の職員135名と滋賀県の職員180名が参加。グループに分かれて、京都と滋賀それぞれの強み、弱みを踏まえて子育てや観光、防災をテーマに考えた施策の発表を聞かせてもらいました。
新規採用職員ならではのおもしろい発想の施策や実現可能な施策など、さまざまな意見を聞くことができ、改めて京滋のつながりや連携の重要性を考えさせられました。
職員の皆さんには、今後も人との縁と多様な視点を大切にしながら、これからの長い職業生活を送ってほしいと思います。

キラリ通信

その後、滋賀県生活協同組合連合会新年賀詞交歓会に出席。ご挨拶をさせていただき本日の公務を終了しました。

平成31年(2019年)1月16日(水曜日)

マキノ短期居住4日目。

本日は、マキノ居住最終日となりました。空は、高島の冬らしく時雨れていましたが、住まいさせていただいた山中地区の方々にご挨拶と感謝を申し上げて、マキノの地を出ました。

一旦県庁に戻り、協議を済ませてから大阪に移動。

モンゴル国フブスグル県のガンボルト知事と面会し、滋賀県とフブスグル県の今後の交流について意見を交換しました。

フブスグル県は、モンゴル国内第2位の大きさを誇るフブスグル湖を有しています。琵琶湖を抱える滋賀県として、フブスグル県と湖沼に関する様々な課題や可能性を共有することは大変意義深いことです。今回、学術交流や人的交流を前向きに進め、湖沼の価値を世界に向けて発信していくことを目指す確認書を交わすことができました。
世界の国々と連携・協力して、湖沼の大切さを発信してまいりたいと思います。

平成31年(2019年)1月15日(火曜日)

マキノ短期居住3日目。

本日は、高島合同庁舎にて県政経営会議にWeb出席。災害時を想定したWeb会議の訓練にもなりました。

その後、「こんにちは!三日月です。」で、就労継続支援事業所を運営されている「ジョブ・サポートセンター・メイピス」の皆様と意見交換。

「生涯のある人の自立した生活」を基本テーマとして、利用者の方やご家族、支援員の方々と日頃の仕事ぶりや将来の目標などについてお話を伺いました。

障害を持つ方々が安心して働ける場を提供するため、職場環境を整備し、仕事を発注してくださる鉄道リネンサービス株式会社の皆様が深い理解と多大なご尽力をされていることに深く感銘を受けました。この取組を、持続可能な就労の形として、県内外に広げてまいりたいと存じます。

その後は、マキノに工場を立地していただいているトクデン株式会社様を視察訪問。

トクデン株式会社マキノ工場では、確かな技術力を用いた誘導発熱ジャケットロールや業界最高温度を実現された加熱蒸気発生装置などの製造をされています。マキノの地において、本県のモノづくりを牽引し、支えていただいていることに感謝申し上げます。

続いて、本日2回目の「こんにちは!三日月です。」で、マキノピックランド内に建設中のカフェを視察した後、「マキノのメタセコイア並木を守り育てる会」の皆様と意見交換。

本県を代表する観光地であるメタセコイア並木ですが、地元の皆様のご活動とご努力のおかげで美しく維持・整備されています。

皆様からのご意見をしっかりと受け止め、景観をより美しくし、お客様により安全に楽しんでいただけるよう、本県としてできることを検討してまいりたいと思います。

その後は、高島管内の地方機関に勤務する若手県職員11名と「知事と話そう!職員座談会」を実施。県職員から見える湖西地域の可能性や課題について意見を交換し、マキノ短期居住3日目を終了しました。

平成31年(2019年)1月14日(月曜日)

キラリ通信

マキノ短期居住2日目。
午前中、マキノ町蛭口にある「みなくちファーム」を訪問。
水口淳さん・良子さんご夫妻のお二人で経営されている農場で、お二人は平成26年からUターン就農された若手の新規就農者です。
約3haの無農薬野菜と約40aでマキノ特産の原木椎茸を栽培されており、収穫するすべての野菜で滋賀県環境こだわり農産物認証と高島市農産ブランド認証制度の認証ランク1を取得されています。6次産業化にも意欲的で、切り干し大根や乾燥椎茸などの加工品も販売されている、地域の担い手として期待の農業者です。

キラリ通信

本日は、野菜と原木椎茸の収穫体験と原木椎茸の菌打ち体験、収穫した野菜をつかったシシ鍋とかまど炊きごはん作りを体験させていただきました。
採れたての新鮮な野菜は甘みが感じられ、椎茸も肉厚でふわふわとした食感で、大変おいしく何度もおかわりしてしまいました。
農業者が減っていく中、農業は大変で儲からないというイメージを払拭し、楽しさややりがいを知ってもらいたい、とおっしゃる水口さんご夫妻。今後、私が体験したような農業体験プログラムを本格的に実施される予定です。
水口さんご夫妻のような意欲ある農業者を、本県としてもぜひ応援してまいりたいと思います。

キラリ通信

午後、マキノ町上開田地区へ移動。
昨年の11月にオープンした農家民宿「たらいち邸」を訪問しました。
たらいち邸のオーナーである河野至宏さんは、大学在学中にフィールドワークで上開田地区に1年間通われたことをきっかけに移住を希望され、卒業後に移住。住民を通じて紹介された古民家を改修し、農家民宿を開業されました。
たらいち邸は、古民家の良さを活かしながら、広々とした過ごしやすい空間で、宿泊のほか、農業体験や里山料理体験など田舎暮らしを体験できるプログラムも用意されています。

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河野さん、同地区に移住し、就農された中地朝子さんとともに味噌作りと豆腐作りを体験させていただき、その後、上開田地区で移住者の支援に関わる方々にも加わっていただいて、意見交換をさせていただきました。
上開田地区では、住民がまさに親代わりのようになって生活のことや地域のことなど全般にわたって移住者をサポートされており、若手移住者であるお二人も安心して生活されているとのことでした。
人口減少が進む中で、高齢化や世代交代、家屋や土地などの引継ぎとその活用は喫緊の課題といえます。

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今回のたらいち邸や、若手移住者を支える地域の皆さんの取組はその課題解決に向けた1つのモデルといえます。皆様からいただいたご意見を今後の県政に活かしてまいりたいと思います。

平成31年(2019年)1月13日(日曜日)

キラリ通信

本日から、高島市マキノ町での短期居住を開始いたします。
マキノ町へ向かう途中、昨年に引き続き、高島市の成人式に出席。
晴れて成人式を迎えられた皆さん、そして今日まで皆さんを大切に育ててこられたご家族、保護者の皆様に対しまして祝辞を述べさせていただきました。
人口減少が進む中、若い皆さんはまさに未来を担う私たちの宝といえます。
皆さんに、生まれてきてくれてありがとう、そして、ありがとうと言える人、ありがとうと言われる人になってほしいとお伝えしました。
終了後、短期居住先であるマキノ町山中地区へ向かい、山中地区の皆様にご挨拶をさせていただきました。山中地区はマキノ町の中でも北部に位置する雪深い地域です。今年は幸いにも雪は少ないとのことですが、寒さが一段と身に沁みるように感じました。
明日から、本格的にマキノ町でさまざまな活動をさせていただきます。

平成31年(2019年)1月12日(土曜日)

キラリ通信

本日は、滋賀県改良普及職員大会70周年記念大会に出席。
日々、各地域で農業者の育成や産地の振興、農村の活性化などに尽力いただいている普及職員の皆さんの存在は知事として大変心強く思います。
今後の本県農業のさらなる発展に向けて、“環境こだわり農業の深化”、“世界農業遺産など世界をターゲットにした本県農業の発信強化”、“ICT等を活用したイノベーションの促進”の3つに力を入れていきたいとお伝えいたしました。

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その後、「こんにちは!三日月です」で、八幡高校社会福祉部の皆さんと意見交換を行う。
社会福祉部の皆さんには、昨年4月から「オレンジリボンS’特派員」として、児童虐待を受けた当事者の方や児童相談所、乳児院などを取材し、児童虐待防止の取組への理解を深め、発信する活動に取り組んでいただいています。
これまで児童虐待を身近に感じる機会がなかったという高校生の皆さんから、活動を通じて学んだことや感じたことを率直に聞かせていただき、私も大いに参考になりました。
虐待の未然防止や早期発見のためには、一人でも多くの皆さんが児童虐待防止に対する理解を深め、向き合っていくことが重要です。社会福祉部の皆さんが今回の活動で得られた経験や思いを、ぜひ周りの友達や家族と共有していただきたいとお伝えしました。

平成31年(2019年)1月11日(金曜日)

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午後、日野町の滋賀県防災航空隊基地にて、第4回「知事と話そう!職員座談会」を行う。滋賀県防災航空隊員の皆さん、防災ヘリコプター「琵琶」の運航を担っていただいている方々と意見交換をしました。
防災ヘリ「琵琶」は、日野の基地から30分以内で県内各地に駆けつけることができ、365日体制で、救助や救援活動、災害発生時の被害状況調査等を行っています。県内の消防局・本部から派遣されて任務にあたる隊員の皆さんは、日々厳しい訓練を重ね、運航開始から20年以上、無事故で活動されています。地上のレスキューとは違う苦労があり、緊張感のある仕事であることが伝わってきました。知事としても、隊員の皆さんの責任感の強さを頼もしく、誇りに思うと同時に、県民の皆様の安全・生命を支える防災航空隊の活動を広く知っていただきたいと思いました。

平成31年(2019年)1月10日(木曜日)

キラリ通信

本日は、午後から滋賀県警察本部にて開催された警察署長会議に出席。
昨年の活動への感謝と今年の取組への激励をいたしました。
おかげさまで、昨年は刑法犯の認知件数の目標「アンダー8,000件」を達成することができました。また、交通事故についても、発生件数・死者数・傷者数等の各数値とも順調に減少傾向を維持しています。中でも、交通事故死者数は、前年より16人少ない39人となり、昭和26年以降で最少となりました。
関係の皆様の御尽力に深く感謝申し上げます。さらに、取締りや啓発を強化していただき、犯罪と交通事故のない安全・安心な滋賀県をともにつくっていきたいと思います。

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その後、知事室に戻り、琵琶湖博物館のリニューアルのために多額のご寄附をいただいた株式会社パンテック様に感謝状を贈らせていただきました。
プラスチックのリサイクル技術をもってグローバルな地球環境にご貢献いただいている株式会社パンテック様ですが、琵琶湖を次世代に引き継ぐ精神に賛同いただき、感謝申し上げます。ありがとうございました。

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その後、滋賀県医師会の新春懇談会に出席し、本日の公務を終えました。

平成31年(2019年)1月9日(水曜日)

キラリ通信

朝から雪がちらつく寒い一日となりました。
この厳しい寒さの中で、県公館では、ツバキの蕾が膨らんでいます。鮮やかな赤い花が咲くのが今から楽しみです。
本日は終日、県公館にて庁内協議等を行いました。
次年度に向けた組織体制や中長期的な課題への対応など、県民一人ひとりが尊重され、自分らしく生きることができる滋賀県の実現に向けて、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
冷え込みが厳しくなってきています。県民の皆様も体調には十分お気をつけください。

平成31年(2019年)1月8日(火曜日)

キラリ通信

午前中、滋賀報知新聞社様主催の第34回びわ湖新年互礼会に出席。
企業、金融機関、各種団体、行政関係者など幅広い分野からお集まりの出席者の皆様に対し、新年のご挨拶を申し上げるとともに、本年は“世界に開かれ、世界とつながり、世界から選ばれる滋賀県”を皆さんと一緒につくってまいりたいと呼びかけさせていただきました。

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午後からは、滋賀県生活環境事業協会の皆様からのご要望をお受けしました。
防災・減災の観点に立った公的施設における浄化槽の整備促進など様々なご提言をいただきましたので、しっかりと受け止め、市町とも連携しながら真摯に対応してまいりたいと思います。

キラリ通信

夕方からは、滋賀県宅地建物取引業協会の新年賀詞交換会、滋賀県歯科医師会の新春懇話会に出席。

キラリ通信

それぞれ出席者の皆様に日頃の活動へのお礼と新年のご挨拶をさせていただきました。

平成31年(2019年)1月7日(月曜日)

キラリ通信

滋賀県建設産業団体連合会の新春賀詞交歓会に出席。
建設業界の皆様には、日頃からインフラ整備をはじめ、災害時の応急復旧対応、人材育成などにもご尽力いただいています。
本県が持続可能な発展を続けていくためには、建設業界の皆様の豊富な経験と優れた技術力、そしてその継承が必要不可欠です。
皆様と一緒に「未来へと幸せが続く滋賀」の実現に向けて、取組を進めてまいりたいと思います。

キラリ通信

夕刻、連合滋賀の新春のつどいへ出席。
お集まりの皆様に新年のご挨拶をさせていただき、本日の公務を終了いたしました。

平成31年(2019年)1月6日(日曜日)

キラリ通信

本日は、東近江市の消防出初式に出席。
昨年は竜巻や台風など自然災害が相次ぎ、平時から災害対策を不断に見直す重要性を痛感した一年でした。一方で、全国消防操法大会で日野町消防団が優勝するなど、本県の消防団にとって記念すべき年となりました。
本年が災害の少ない、“福”や“恵み”の多い一年であることを祈念するとともに、地域防災の要として日夜活動いただいている消防団の皆様としっかり連携しながら、消防防災体制・危機管理体制の充実強化に努めてまいりたいと、ご挨拶申し上げました。

平成31年(2019年)1月5日(土曜日)

キラリ通信

本日は、草津市内で開催された、滋賀県薬剤師会 新年賀詞交歓会に出席。
薬剤師の皆様には、「まかせてよ!もっと身近に薬剤師」をキャッチフレーズに各種医療関係者の皆様とともに在宅医療や地域医療の充実にご尽力をいただいております。
「健康しが」をつくり、支えてくださる薬剤師の皆様と、さらなる健康寿命の延伸に向けて各種取組を進めてまいりたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

平成31年(2019年)1月4日(金曜日)

キラリ通信

明けましておめでとうございます。皆様には健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
県庁は本日が仕事始めです。
午前中、職員に向けて新年のあいさつをするとともに、代表職員より新年にあたっての決意表明を聞かせていただきました。
私からは、昨年から展開している「健康しが」の取組を一層加速させ、「世界一健やかで、美しく、幸せな滋賀県」、「世界に開かれ、世界とつながり、世界から選ばれる滋賀県」を、みんなで一緒につくってまいりたいということを申し上げました。キーワードは「世界」です。今年も職員と一丸となって、取組を進めてまいりたいと思います。

キラリ通信

午後、滋賀経済団体連合会の年賀会に出席。
今年から来年にかけて、NHKの大河ドラマや、信楽を舞台にした朝の連続テレビ小説が放送され、本県にスポットライトがあたります。
全国に、そして世界に、本県の魅力や大切にしてきた精神、思想を発信する絶好の機会であり、私は、「安土城」の復元に向けて、知恵と力を集めるスタートの年にしたいと思っています。経済界の皆様にも、ぜひお力添えを賜りたい旨お願い申し上げ、私からの挨拶とさせていただきました。
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