「滋賀から『グリーン経済』をつくる」をテーマに、一般社団法人滋賀グリーン活動ネットワーク(SGN)の皆さんと三日月知事との意見交換が行われました!
冒頭、知事からは「グリーンというテーマで活動を広げることは使命も可能性もある」「どこまでがグリーンなのか、他と比べてどれだけグリーンなのか。もう一段高みを目指していきたい」との発言があり、意見交換が始まりました。
SGNの会長からは、これまでの団体の歴史と成果に触れつつ、「県民や事業者とともに取り組んできた結果が、新聞などでも全国的に紹介されている」との報告がありました。
参加者からは、「グリーン経済とは、最終的には環境負荷を下げることだが、それだけではなく、人と人とのつながり、社会関係資本の豊かさを感じるもの」と、グリーン経済への思いが語られました。
また、別の参加者からは、「自然素材を使った家づくりは室内の空気環境に良く、断熱性の高い住宅は健康寿命の延伸にもつながる。結果として環境負荷も軽減される」と、健康寿命と環境に関連してお話していただきました。
さらに、「地域で育てた有機野菜を、子どもたちの給食に活用することで、滋賀らしいグリーン経済が発展していくのではないか」といったご意見もありました。
「滋賀の子どもたちは、環境に配慮した商品を選ぶ傾向が少し高い、ということを受けて、大手コンビニ事業者から『揚げ物の廃油でトラックを走らせたい』という話があった。こうした面白いアイデアに“おもしろい、やってみよう”と応援してくれる雰囲気が、行政にももっとあってほしい」といったご意見もありました。
知事からは「SGNが築いてきた様々な人たちのつながりはすごく大事だと思う。」「今日いただいたご意見をもとに、県としてできることを考え、また皆さんと意見を交わしながら進めていきたい」とお話されました。
詳細な懇談の様子は近日中に公開予定です。