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看護部

看護部について

副院長 兼 看護部長(認定看護管理者)

西村 路子

看護部長からのごあいさつ

 滋賀県立総合病院看護部では「高い倫理観に基づき、こどもからおとなまで心から寄り添う癒しの看護を提供する」ことを理念として、患者さんやご家族に寄り添う看護を目指しています。専門職としての確かな知識、技術と倫理観そして何よりも人を思いやる心を持ち、患者さんの持つ力を引き出してその人らしく生を全うすることを支援したいと考えています。

 私たちは、地域の病院、施設や訪問看護との連携を密にし、在宅、外来および入院で治療を受ける患者さんをチームで支援し、患者さんとともに歩み続けることを願っています。

看護部理念

高い倫理観に基づき、こどもからおとなまで心から寄り添う
癒しの看護を提供します。

看護の基本方針

  1. その人らしさを大切にしたきめ細やかな看護を提供します。
  2. 患者さんの想いを紡ぎ、意思決定を支援します。
  3. 他職種と連携し、看護専門職としての責任と義務を果たします。
  4. 専門職としての誇りを持ち、自己研鑽に努めます。
  • 「高い倫理観とは」 ⇒ 自分の都合や周囲の目などに関わらず、行動規範に従う姿勢
  • 「癒しの看護とは」 ⇒ 個々のニーズに対応したきめ細やかな看護サービス・知識、確かな技術と人を思いやる心
  • 「寄り添うとは」 ⇒ その人になることはできないが同じ風景を見ることはできる。何をめざしたいのか、どうありたいのかを共に探すことはできる。横に並べば手が届く隣にいることを感じることができる。
    これはこころのありようとして横に並ぶということである。(佐藤泰子著,死生の臨床人間学,P179より引用)
  • 「想いを紡ぐとは」 ⇒ 1つひとつの想いをより合わせること

〔想い〕:親愛の感情を込めた「真心」や「心から相手のことをおもう」こと。感情を深く伝えたい。
〔紡ぐ〕:さまざまなものをより合わせ、1つのものを作り出す。

取り組み

『県民の信頼に応えられる質の高い看護の提供に努めています』

  • 「新人看護職員研修ガイドライン」にそった卒後教育の強化を図り、体系的な看護教育に取り組むため、シミュレーション教育や院内認定制度も導入し、より専門性の高い看護教育を目指しています。
  • 日々進歩する医療技術や情報システムに対応するため、電子カルテシステム委員会や、患者さんおよび職員の環境を整えるための「業務委員会」等を設け、2交代を含めた多様な勤務体制導入など新しい課題に取り組んでいます。
  • 患者満足度調査と並行して、毎年、職員満足度調査を実施し患者および職員の環境を整え、県民の信頼に応えられる質の高い看護の提供に努めています。

当院が求める看護師像

◆高い倫理観のもと、患者さんの想いを受けとめ、寄り添う看護ができる看護師

◆一人ひとりを大切にしながら、共に育ちあう看護師

◆学ぶことを惜しまず、専門職としての意識が高い看護師

概要

病床数

  • 635床

看護師数(令和7年4月現在)

  • 645名(常勤看護師:562名、パート看護師83名)

看護提供方式

  • チームナーシング+受け持ち制
  • 一部機能別看護
  • 一部ペア看護システム

看護体制

  • 一般急性期病棟:9病棟 + こども棟:2病棟
  • 緩和ケア病棟
  • HCU + PHCU
  • ICU
  • 手術部
  • 外来(内視鏡室・アンギオ室・テレビ室・CT検査室・MR検査室・RI検査室・放射線治療室・外来治療室・外来化学療法室・看護外来・救急外来)

勤務体制

  • 多様な勤務体制(2交替・3交替を自由に選択できます)

看護学生の実習受け入れ

  • 臨床指導者講習を受講した看護師が調整役となり、年間を通じて実習生を受け入れています
    • 滋賀県立大学
    • 聖泉大学
    • 滋賀県立総合保健専門学校
    • 大阪府病院協会看護専門学校
    • 京都看護大学

その他研修受け入れ

  • 日本看護協会認定看護師教育課程特定行為研修臨地実習
  • 日本看護協会認定看護師教育課程研修臨地研修(緩和ケア・放射線看護・感染管理)
  • 滋賀県看護協会認定看護管理者セカンドレベル病院実習
  • 復職支援プログラム
  • リスタートナースプログラム
  • 高校生一日体験入学