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令和4年(2022年)5月

令和4年(2022年)5月31日(火曜日)

午前中、全国植樹祭しが2022に向けて会場下見を実施。

6月5日(日)に甲賀市鹿深夢の森で全国からお越しになる皆様をお出迎えするための最終準備を、関係者一同、鋭意取り組んでおります。

本日はあいにくの雨の中での現地確認となりましたが、本番当日は好天にて皆様を迎えられるよう、知事室内にも“てるてる坊主”をつくり祈っています。晴れますように!

 

午後から、第258世天台座主傳燈相承披露祝賀会に出席。

長年にわたり天台宗と比叡山の繁栄にご尽力されている大樹孝啓天台座主に、滋賀県民を代表してお祝い申し上げました。比叡山の根本中堂は大改修を経て、令和9年度の完成を目指しています。皆様のご協力を得ながら、滋賀県としてもしっかりと取り組んでまいりたいと思います。

 

続いて、JR西日本の若菜京都支社長と古民家再生について意見交換。

JR西日本と京都府の古民家活用の取組について伺いました。本県でも空き家対策や移住促進、ひいては地域活性化のために連携して取り組むことができないか、可能性を探ってまいります。

 

その後、県遺族会の山川会長と面会。

遺族会の皆様は、先週末に沖縄で開催された「近江の塔」戦没者追悼式典にもご参加いただいており、精力的な活動を大変心強く感じました。県としても戦没者追悼式などで、次世代が先の大戦に目を向け、関心を持ち、問題意識を持って行動してくれるよう、工夫して発信してまいります。

令和4年(2022年)5月30日(月曜日)

本日は午前中、滋賀県公館にて「サステナビリティ・リンク・ボンド発表イベント」に出席。

地方自治体としては世界でも非常に珍しい取組で、環境先進県と言われる滋賀県として、世界に先がけて挑戦します。

発行に向けてご支援いただいた金融機関の皆様や、取組に賛同、共感をいただいた投資家の皆様に感謝申し上げるとともに、グリーン投資を進め、CO2ネットゼロ社会の実現に取り組んでまいります。

 

午後からは、令和4年度滋賀県経済団体連合会第1回定例懇談会に出席。

長引く新型コロナウイルス感染症や、不安定な国際情勢による原油価格や物価高騰の影響を受けている事業者の皆さんに寄り添った支援を行い、本県経済の回復と持続可能な発展につなげるため、経済界の皆様とこれまで以上に連携を強めてまいりたいと思います。

 

その後、滋賀県経済団体連合会、滋賀県立大学、滋賀県建設業協会の皆様と高等専門学校の設置に向けた共創宣言を行う。

令和9年度の開校を目指し、みんなで知恵を出し合い、令和の時代にふさわしい、滋賀らしい高専の設置に向けて共に取り組んでまいります。

令和4年(2022年)5月29日(日曜日)

朝から強い日差しが降り注ぐ季節外れの暑さとなった本日、関蝉丸神社下社で開かれた関蝉丸芸能祭に出席。

第八回目となる芸能祭ですが、創建1200年を迎える今年で終幕となります。私もコロナで中止となった6回目を除き全て参加させていただきました。芸能祭を通じて参拝者が増え、境内の清掃や神殿の修復等も行われるようになったとのこと。これまで運営に関わった実行委員会や氏子の皆さんに敬意を表すとともに、心から感謝申し上げました。

令和4年(2022年)5月28日(土曜日)

本日は滋賀県建築士会通常総会に出席。

 

建築士会の皆様におかれては、コロナ禍にあっても、まちづくりに暮らしづくりに奔走いただき、文化の一翼を担っていただいていることに心より敬意を表します。

建築物は暮らしの基盤であり、県産木材の積極的な利用や、省エネ化、耐震化、ユニバーサルデザインの推進など、本当の意味での「健康しが」実現に向け、引き続き、ともに取り組んでまいりたいと思います。

令和4年(2022年)5月27日(金曜日)

本日は滋賀県議会5月臨時会議の開催日。提出した補正予算案に関して村上議員、河井議員、節木議員の3名が質問に立たれました。新型コロナウイルス感染症対応や燃料・物価・原材料高騰に対する各種支援事業等に関するご質問をただき、現在の県の取組、今後の方針等を答弁いたしました。

 

夕方、一般社団法人滋賀県トラック協会通常総会に出席。

県民の生活の基盤を支えていただき、また、運送業界の将来に向けて業界の理解促進と今後を担う若者人材の確保や「キラリ輝く7つ星事業」など幅広い役割を担っていただいております日々の活動に感謝申し上げますとともに、脱炭素社会実現に向けて、スコープ3のCO₂ネットゼロの物流を、滋賀県から一緒につくっていくことをお願い申し上げました。

令和4年(2022年)5月26日(木曜日)

福島出張5日目、最終日。

 

午前中、福島県立医科大学医療-産業トランスレーショナルリサーチセンターを視察。

 

東日本大震災からの復興プロジェクトのひとつである福島医薬品関連産業支援拠点化事業や医療-産業トランスレーショナルリサーチセンター発のベンチャー企業の取組についてお話を伺いました。

 

本県での新たなイノベーションの創出に向け、大学発のベンチャー企業を育成する取組など、本県においても参考にさせていただきたいと思います。

 

午後、空路で伊丹空港に向かい、滋賀県に戻りました。

 

その後、滋賀県宅地建物取引業協会の総会に出席し、滋賀の不動産流通市場を支え、宅地建物取引業の発展にご尽力いただいていることに対しての敬意と県政運営に対するお礼を申し上げました。

令和4年(2022年)5月25日(水曜日)

福島出張4日目。

 

朝から、東京電力の廃炉資料館と福島第一原子力発電所、東日本大震災原子力災害伝承館を視察。

福島第一原子力発電所事故の経過や廃炉事業の現状、汚染水対策について説明を受けました。

 

続けて、震災遺構・浪江町立請戸小学校を視察。

建物内に保存されている震災当時の状況やパネル展示などを拝見させていただきながら、津波被害の状況や東日本大震災当時の町の様子などについてお話を伺いました。

 

視察を通して、東日本大震災がもたらした現実を改めて認識するとともに、福島の復興が着実に進む一方、まだまだ道半ばであることを実感いたしました。

今後も「福島を忘れない」、被災地に心を寄せて、取り組んでまいりたいと思います。

令和4年(2022年)5月24日(火曜日)

福島出張3日目。

 

本日は、「Jヴィレッジ」で開催された「日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinふくしま」に参加。

 

会場となった「Jヴィレッジ」は、東日本大震災発災後、原発事故対応の拠点となり、昨年、東京オリンピックの聖火リレーがスタートした場所で、まさに「福島の復興を象徴するところ」でもあります。

 

サミットでは、「しごとづくり・人材育成」と「働き方改革・DX」という2つのテーマで、ゲストスピーカーからお話を伺いました。その後の意見交換では、本県から、3月に策定した滋賀県DX推進戦略と、今年度から導入するデジタル地域コミュニティ通貨について紹介を行いました。

 

また、「宮城県の高等技術専門校の集約」や「福島県の副業人材マッチング」など、大変興味深い内容でしたので、本県においても参考にさせていただきたいと思います。

 

最後に、参加した知事全員で「ふくしま声明」を発表。

 

これからの日本を担う「将来世代」が夢と希望を持ち、かなえられる社会の実現に向け、引き続き、連携して、しっかり取り組んでまいります。

 

サミット終了後には、福島県の復興支援に関わった滋賀県職員の復興・復旧への願いや応援・激励メッセージをしたためた寄せ書きを、福島県の鈴木副知事にお届けしました。

 

福島県における一日も早い復興を願い、今後も継続的な支援を行ってまいります。

令和4年(2022年)5月23日(月曜日)

福島出張2日目。

 

朝から、鶴ヶ城を視察。

蒲生氏郷公が築いたとされる天守閣や石垣などの城郭や氏郷公ゆかりの茶室、麟閣を視察させていただくとともに、会津の歴史や茶道三千家について説明を受けました。

 

続いて、氏郷公墳墓の地である興徳寺を視察。こちらでは、氏郷公の生涯や五輪塔についてお話を伺いました。

 

今回、蒲生氏郷公ゆかりの地である会津若松市への訪問を通じて、会津若松市と本県とのつながり、ご縁を再認識する貴重な機会となりました。

これを機に、蒲生氏郷公でつながる会津若松市と本県との相互交流の取組を進めてまいりたいと思います。

 

午後からは、スマートシティ AiCT にて、スマートシティ会津若松の取組についてご紹介いただく。

 

会津若松市では、ICTにより利便性向上を図るため、都市OSを通して、市民に対してパーソナライズされたサービスを提供されています。また、デジタル地域通貨普及の取組など、本県においても参考にさせていただきたいと感じたところです。

産官学が連携して推進されているスマートシティの取組を、本県の観光施策などにも活かしていきたいと思います。

令和4年(2022年)5月22日(日曜日)

本日より5日間の福島出張となります。

今回の出張では、「日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinふくしま」への参加にあわせて、福島県内の視察も行います。

 

この日は、日野町生まれの偉人、蒲生氏郷公ゆかりの地である会津若松市を訪れました。

 

会津若松市に到着後、末廣酒造 嘉永蔵に伺いました。

末廣酒造の新城猪之吉社長は、蒲生氏郷公顕彰会会津の会長および一般財団法人会津若松観光ビューロー理事長を務められています。

 

新城社長の案内で嘉永蔵を視察し、会津の酒造りについてご説明いただいた後、蒲生氏郷公に関わる取組や観光施策などについて、意見交換を行

いました。

 

続いて、鈴善漆器店 会津塗伝承蔵を視察。

ここでは、パネル展示をはじめ、職人道具の現物なども拝見させていただきながら、会津塗りの歴史や歩み、職人の技術についてご説明いただきました。

また、会津を代表する伝統工芸士や、会津にゆかりのある作家の作品も拝見し、気品のある艶や優美な意匠など、会津塗りの魅力に触れることができました。

 

会津の酒造りや会津塗は、いずれも氏郷公が産業として奨励したことにより発展の礎が築かれたといわれています。

本日は、氏郷公が残した偉大な功績の一端を感じることができ、大変充実した、貴重な一日となりました。

令和4年(2022年)5月21日(土曜日)

本日は午後から、太郎坊宮にて「近江の聖徳太子魅力発信事業オープニングセレモニー」に出席。

滋賀県は、東近江地域を中心に太子創建といわれる社寺が点在し、まさに「日本で一番、聖徳太子文化の濃い地域」です。

聖徳太子が薨去されて1400年の節目の年、たくさんの方々に太子ゆかりの歴史や文化に触れ、交流することを通じて、滋賀の魅力を発信してまいりたいと思います。

 

続いて、草津に移動し、滋賀県行政書士会定時総会・定期大会に出席。

行政書士の皆様には、「県民と行政を結ぶ架け橋」として、新型コロナ対策に係る各種支援策の相談窓口の運営や外国人材受入サポートセンターへの相談員の派遣等にご尽力いただいていることに感謝申し上げるとともに、引き続き、まちの法律家として活躍いただくことを期待します。

令和4年(2022年)5月19日(木曜日)

午前中、関西広域連合委員会に出席。

これまで10年余の関西広域連合の取組を評価し、今後の関西の将来像を考えるため、有識者の皆様からのご提言をもとに意見交換を実施しました。

わたしからは、水をはじめとする自然生態系サービスを基本にした広域行政について、スケールメリットを生かしたさらなる展開や、関西の文化の深みを磨き、発信していく必要性等について発言させていただきました。

広域連合の中で議論を深め、関西の社会、経済の発展につなげてまいりたいと思います。

 

午後から、近畿ブロック知事会議に出席。

国への提言要望をテーマに、コロナ禍で行っている制度融資の特例措置等について、コロナの長期化やウクライナ情勢の影響を踏まえ、さらなる資金繰り支援を京都府と共同提案させていただくとともに、水上オートバイによる危険行為に関する対策強化や地域鉄道の維持・活性化等について議論しました。

 

続いて、関西広域連合と福井県との「ドクターヘリ相互応援に係る基本協定」の調印式に出席。

京滋ドクターヘリを福井県嶺南地方へも運行してきましたが、福井県もドクターヘリを導入されたことから、相互に運行することとしたものです。

隣接県同士、お互いにカバーしあう体制が整備されることで、二重三重のセーフティネットが構築され、より多くの患者の救命や後遺症の軽減に寄与することを期待しています。

 

その後、総理、関係閣僚、クリーンエネルギーや地域、社会経済の有識者からなる「クリーンエネルギー戦略」に関する有識者懇談会に出席。

全国知事会を代表して、脱炭素社会の実現の主役は地方にあり、全国の自治体が脱炭素への大きな変化を転機・チャンスと捉え、地域の実情に応じた新しい取組を始めようと試行錯誤していることや、そのためには、財源、人材、情報などが不可欠であること等をお伝えしました。

令和4年(2022年)5月18日(水曜日)

令和5年度に向けた国の施策および予算に関する提案・要望3日目。

午前中、国土交通省藤井審議官にお会いする。

鉄道の活性化・再生に向けた仕組みの創設、近江鉄道線の活性化に向けた取組支援について提案・要望を行うとともに、地域交通の維持・振興について意見を交わしました。

 

 

その後、山口環境大臣に対し、産廃特措法失効後の財政支援について15県市による共同要望書を三重県、福井県、秋田県、滋賀県の4県知事が代表し手交。

滋賀県栗東市の旧アール・ディエンジニアリング最終処分場を含め全国に12自治体14事案で令和4年度末の特措法終了後も地域の実情に応じたモニタリング等を行う必要がありますことから、引き続き、国からの財政支援について要請を行いました。

令和4年(2022年)5月17日(火曜日)

令和5年度に向けた国の施策および予算に関する提案・要望2日目。

午前中、鰐淵文部科学大臣政務官、都倉文化庁長官、深澤厚生労働大臣政務官にお会いし、インクルーシブ教育システムの構築、彦根城世界遺産登録に向けた取組、介護報酬の地域区分の見直しなどについて提案・要望を行いました。

 

続いて午後、石井経済産業副大臣、大岡環境副大臣、天羽林野庁長官、金子農林水産大臣と面会。ポストコロナも見据えた事業者支援、CO₂ネットゼロに向けた取組の推進などについて提案・要望を行いました。

また、来月に控えた「第72回全国植樹祭しが2022」には、金子大臣をはじめ農林水産省の皆様にもお越しいただく予定となっており、本県の魅力についても併せてご紹介いたしました。

 

夕方、県選出の国会議員の斎藤アレックス議員、嘉田由紀子議員、徳永久志議員(代理出席)に要望内容をご報告しました。

令和4年(2022年)5月16日(月曜日)

本日から3日間、令和5年度に向けた国の政策および予算に対する提案・要望等のため上京。

 

午前中、都道府県会館にて全国知事会運動部会に参加。

次世代育成支援対策PTリーダーとして、こども家庭庁設置やこども基本法などの議論が進む中、政府要望活動においてチルドレンファーストの施策を強調していただくよう意見を述べました。

 

午後、岩佐議長とともに国土交通省を訪問。

加藤国土交通大臣政務官、山田国土交通事務次官、村山道路局長にお会いし、県の発展と県民の安全・安心に不可欠な道路整備の推進、流域治水の推進、鉄道の活性化・再生に向けた仕組みづくりについて提案・要望を行いました。

令和4年(2022年)5月15日(日曜日)

本日は、令和4年自由民主党滋賀県支部連合会定例大会に出席。

 

日頃の県政の推進に対するご理解とご協力に感謝申し上げるとともに、新型コロナウイルス対策についての更なるご支援や、これまで進めてきた「人の健康」、「社会・経済の健康」、「自然の健康」をさらに高め、滋賀の強みを伸ばしながら、本当の意味での「健康しが」の実現に向けて、引き続きのお力添えをお願いしました。

 

続いて、草津ライオンズクラブ創立60周年記念式典に出席。

 

草津ライオンズクラブの皆様には、60周年という節目の年にあたり「60周年「くさつさく」心ひとつにWe Serve」をスローガンのもと、青少年育成や障害福祉など様々な分野における活動に精力的に取り組まれ、深く敬意を表します。

引き続き、本県が住みよい地域となるようご協力をお願い申し上げます。

令和4年(2022年)5月14日(土曜日)

午前中、信楽高原鐡道列車事故慰霊碑に献花をさせていただく。平成3年5月14日の列車事故から31年の歳月が経ちましたが、県民にとって忘れることのできない大惨事です。当時、私は都内で大学生活を送っておりましたが、放映される事故の状況を案じながら観ておりました。このような悲惨な事故を起こすことがないよう、この事故の教訓をしっかりと刻み、生かし、風化させない取組を大事にしていきたいと思いを新たにしました。

 

午後からは、びわ湖ホールを訪ね、明日の演奏会に向けリハーサル中の「近江シンフォニエッタ」の皆さんを激励させていただきました。

令和4年(2022年)5月13日(金曜日)

本日は午前中、ピアザ淡海にて春の叙勲および褒章伝達式をとり行う。

 

地方自治や医療、福祉、消防など、永年それぞれの分野でご活躍いただいた34名の方に伝達をさせていただきました。

 

皆様の永年の御功績に、深く敬意を表しますとともに、県民の皆さんととともに心からお祝い申し上げます。それぞれの道で御活躍される皆様は滋賀の大きな強みであり、誇りです。引き続き、皆様と力を合わせて、県政を進めてまいりたいと思います。

 

午後からは、株式会社キムラテック様の寄附贈呈式に出席。

しがウクライナ避難民応援支援金への寄附目録を贈呈いただきました。あたたかいご厚志に心より感謝申し上げます。

 

辛い戦禍を逃れ、本県にたどり着かれた方々に安心して過ごしていただけるよう、地域の方々とも連携しながら、精一杯取り組んでまいりたいと思います。

令和4年(2022年)5月12日(木曜日)

午前中は、「さぼてんのはな」の皆様と意見交換。

流産や死産、新生児死等を経験されたご家族の支援に取り組まれており、当事者の思いやご意見をお聞かせいただきました。つらさを抱えておられる方にとって、「さぼてんのはな」のように、話を聞いてもらえる場所があることは、大変心強いものであると感じました。

 

午後から、しが介護の職場合同入職式に出席。

介護や福祉の仕事は、人の心に寄り添い、人が暮らすこと生きることを応援する仕事です。社会を支える仕事を選ばれた志に敬意を表するとともに、仲間とのネットワークを築き、互いに助け合いながら、これからの職業生活を充実させてほしいと激励のメッセージを送りました。

 

続いて、「滋賀県看護功績章・看護功労者表彰式」に出席。

受賞のお祝いとともに、保健師・助産師・看護師など、専門職としての強い使命感を持ちながら、人に寄り添い支え続けてくださっていることに、感謝申し上げました。「健康しが」を目指して、身体の健康だけでなく「こころの健康」にもより一層力を入れて取り組んでまいりたいと思います。

令和4年(2022年)5月11日(水曜日)

午後より、令和4年度第1回滋賀県総合教育会議にオンラインで出席。

今回はスクールソーシャルワーカーの北居様をゲストスピーカーとして、教育と福祉の観点から取組や現状課題についてご紹介いただくとともに、困難な環境にある子どもたちへの学びへの支援について、教育有識者の皆さんと議論を重ねました。

「子どものために、子どもとともに」県施策をつくるうえでも、滋賀県総合教育会議の役割はますます重要なものとなっています。引き続き、子どもと次世代のための政策をより充実させるため、意見交換を重ねていきたいと思います。

令和4年(2022年)5月10日(火曜日)

県政経営会議にオンラインで出席。

 

第3期滋賀県スポーツ推進計画(骨子案)および施策構築の進め方について協議を行いました。

 

また、令和3年度会計の整理・精算の期限である今月末の出納閉鎖に向けて、支払処理などに漏れがないよう、各部局に対して確認の徹底を求めました。

令和4年(2022年)5月9日(月曜日)

午前中、政府への提案・要望にあたり、県選出国会議員である、うえの賢一郎議員、武村展英議員、大岡敏孝議員、小寺裕雄議員、こやり隆史議員と意見交換を実施。新たな高専の設置、原油価格高騰への対応、脱炭素の取組推進、琵琶湖の保全再生、今後の公共交通などについて意見交換を行いました。

引き続き、いただいたご意見も踏まえ、連携を密にして各分野での施策を進めてまいりたいと思います。

 

その後、株式会社カヤック様との「多様な人がつながり、活躍できるローカルDXの実現に向けた協定」締結式に出席。

同社が運用するオンライン上の人材マッチングプラットフォーム「SMOUT(スマウト)」およびデジタル地域コミュニティ通貨「まちのコイン」を導入、エリアコーディネーターによるひとづくりなどについても連携します。

都道府県レベルでの「まちのコイン」の導入は初で、「山」「文化財」「地酒」など県外からも多くの人にかかわっていただける本県の魅力的なテーマを生かし、戦略的にこうしたツールを使って、市町や企業、大学等とも連携して、関係人口の拡大や地域活性化につなげてまいりたいと思います。

令和4年(2022年)5月7日(土曜日)

本日は午後、脱炭素社会に向けた環境省と滋賀県との合同イベントに出席。

 

 行政だけでなく、経済界や金融機関、大学、関係団体など様々な分野から多くの方々が参加され、それぞれの取組を紹介しながら、問題提起や前向きなご提案をいただきました。

 

滋賀県は、古くから琵琶湖と共にある暮らしを続けてきたことで、自然の恵みに対する感謝の思いや他の生き物への思いやりの心を源とする、高い環境意識が県民に根付いています。

CO2ネットゼロ社会の実現に向けて、その精神を生かしながら国よりも一段高い目標を掲げた取組に、県民の皆さんや事業者の皆さんと連携しながら、共に挑戦してまいりたいと思います。

令和4年(2022年)5月6日(金曜日)

本日は、午後から県庁で開催された、滋賀・京都間の新しい国道1号バイパス建設促進期成同盟会に会長として出席。

 

新しい国道1号バイパスの整備は、渋滞解消や災害に強い道路ネットワークの形成につながるだけでなく、日本全体の物流や経済活動の発展に大きく寄与するものとして、今年4月にこのバイパス構想が重要物流道路の「候補路線」に指定されました。

 

関係者の皆様と力をあわせながら、早期の事業化に努めてまいります。

令和4年(2022年)5月4日(水曜日)

本日は「みどりの日」。

 

高島市朽木麻生の森林公園「くつきの森」で、「やまの健康」の取組を視察しました。

午前中は、「くつきの森」の皆さんと行者山を登山。

新緑の山は、ヤマツツジやタニウツギ、オオイワカガミなどの花や鳥、さらに、オトシブミの卵など、生きものたちに溢れており、スギやヒノキだけでなく様々な雑木を利用してきた、森林とともにある地域の暮らしを体感しました。

 

午後からは、森林サービス産業の取組の一つ、県内で初となる「クアオルトウォーキング」を体験。

「クアオルト」は療養地という意味で、発祥地のドイツでは、保険が適用される医療として実施されています。

日本では、気候性地形療法の手法を基本として、リスクを軽減しながら、より効果的な運動を行うもので、生活習慣病や認知症の予防・改善をはじめ、心身の健康づくりに活用しています。

「がんばらない」「冷たくさらさら」がキーワードで、血圧や脈拍を図りながら、それぞれの体力に合わせて、歩く速さなどを調整しながら、ウォーキング。その後、「やまのこ」で、子どもたちも体験している薪割りにも初挑戦しました。

生き物やひとと触れあいながら、体を動かすのは心も体も心地よく、健康、観光、学習など、森林のさまざまな可能性を感じました。

 

やまで健康に、やまを健康に。今年は6月に本県で全国植樹祭の開催も予定しています。

心豊かな暮らしを実現する「やまの健康」に向け、琵琶湖の源流である森林に目を向け、「やま」に足を運び、「やま」の良さや大切さを感じていただく機会にしたいと思います。

令和4年(2022年)5月3日(火曜日)

すがすがしい天候の中、甲賀市信楽町において朝宮茶摘みに参加。

2年ぶりとなる茶摘みにおいて、県内外から集まられたみなさんと一緒に、農家の方が心を込めて育てられた新茶を大切に摘ませていただきました。

今年は8年ぶりに関西茶業振興大会が滋賀県で開催されますが、是非とも本県より最優秀賞が選出されますよう期待しています。

 

続いて、しがらき駅前陶器市を視察。

コロナ禍での中断を乗り越え2年ぶりに開催される陶器市では出店事業者の皆様から声を聞かせていただきました。皆様の御努力や、継続的な活動により、少しずつ活気が戻りつつあることを感じた次第です。

その後、徒歩で県立陶芸の森に向かい「信楽作家市2022」を視察。

16年目の開催となる本年は、5月2日から5日の4日間、全国で活躍される145人の作家さんのブースが太陽の広場に設けられました。来場いただいた多くの方に、作家さんや新しい器、新しい作品との出会いを楽しんでいただければと思います。

 

その御、園城寺三井寺金堂で行われている大津絵ギャラリー展、「5代目大津絵師髙橋松山展」を視察。

大津絵は江戸時代初期に描かれはじめ東海道の旅人のお土産として広まったものです。人気の鬼や藤娘のほか、松山先生により描かれる新しい構図の大津絵は伝統的にして新しく、現在もなお国内外からも人気の高いものと伺いました。さまざまな作品の展示と松山先生との意見交換を通じて、滋賀・大津の地に根付く民画・大津絵が滋賀の魅力を発信するコンテンツとしても重要なものであることを再確認いたしました。

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