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知事定例記者会見(2017年8月8日)

平成29年8月8日
(県政記者クラブ主催)

記者会見に臨む様子

おはようございます。

昨日から、昨夜にかけての台風の状況ですね。引き続き警戒態勢を取り緊張感を持って臨んでまいりたいと思います。依然、県内には大雨洪水警報が発表されている地域もございますし、土砂災害警戒情報もまだ出ております。かつ、川の水位が大変高いところもございますので、しっかりと見ていきたいと思います。現時点で、県内には人的被害はございませんが、住家の倒木による被害が出ているということでございます。動きの読みにくい台風でしたし、かつ、山間部に雨が降りますと、大河川の流域で集積して流れるということから、私も大変肝を冷やしながら状況を見ておりましたが、現時点、一部氾濫がございましたが、何とか被害をくい止められている状況ではないかと思います。

県政経営会議でも申し上げたのですが、今回のことも教訓にしながら、これから8月半ば、9月の台風シーズンに入ってまいりますので、さらに態勢をしっかりと整えようということを申し上げたところでございます。なお、随時変わります被害状況等につきましては、追ってリリースをさせていただきますので、お取扱い方よろしくお願いいたします。

それでは、私の方からは、本日は1点、お手元にも資料がございますが、「知っていますか?滋賀県平和祈念館 夏の催し」ということでお知らせをいたします。

8月は、週末の広島に原爆が投下された日、また、明日の長崎に原爆が投下された日、さらには8月15日の終戦記念日ということで、私達国民が戦没者を追悼し平和を祈念する、そういう月日だと思います。8月15日は、戦没者の慰霊追悼平和祈念の式典が日本武道館で、天皇皇后両陛下ご参列のもと開催されます。私も、まだ最終どういう日程をとるかというのは決まっておりませんが、静かに黙祷を捧げたいと思います。昨年、フィリピンの戦跡慰霊巡拝に同行させていただきました。とても多くの方が亡くなられた場所でしたし、今年は、沖縄の近江の塔の巡礼、巡拝にも行かせていただきました。戦争体験を次の世代に語り継いでいくことの重要性を感じたところでございます。

そこで、平和祈念館のことをもっと知っていただくためのPRと夏の催しについて紹介させていただきます。平和祈念館はおかげさまで、今年で開館5年を迎えました。ところが、まだまだ、こういった平和祈念館があるということをご存じない、知っていても行ったことがないという方がいらっしゃったり、1回行ったからもういいだろう、というようなことをよく聞きます。まずは、来ていただくことをお呼びかけいたします。入館は無料でございます。

伺いますところ、県レベルの公立の平和資料館は、全国に6館ほどしかないということでございます。近隣府県からのご来館も結構あるということでございます。本県は戦時中に、大空襲でありますとか、地上戦などの大きな被害があったわけではございませんが、原爆やシベリア抑留などの体験談なども含め、広く、県民の戦争体験をテーマとさせていただいている、これこそ本県の特徴だと思います。

これも、あまりよく知られてないということなんですが、企画展示は年3回更新をしています。何回来ても新しい発見、学びがあるということでございますし、様々なイベントも行っています。現在、開催中の企画展示は、「シベリア抑留」でございまして、9月3日までとなってございます。舞鶴引揚記念館所蔵資料の世界記憶遺産登録を記念した展示でございまして、とても見応えのある内容になっているということでございます。ぜひ多くの皆様方にご覧いただきたいと思います。

また、陸軍八日市飛行場ですとか、掩体壕、近江鉄道の廃線跡などの戦争遺跡にも近いので、併せて訪れていただければと存じます。そのほかにも、職場、自治会での平和学習にも平和祈念館をご利用いただけますし、出前講座なども行っています。全て無料でございますので、ぜひご活用いただければと思います。

報道機関の皆様方も、まだご来館されたことがないという方は、学芸員が詳しくご案内をいたしますので、ぜひこの機会に訪れていただき、ご取材等していただければ幸いに存じます。

私からは以上でございます。

[NHK]

昨日の台風で人的被害は免れていますけれども、水が溢れて大変なことになっているというところでは、何か防げたのではないかなという部分もあって、県として何かできなかったのかというところはあるでしょうか。教訓にということをおっしゃいましたけれども、現時点で、こうやっておくべきだったとか、何か反省点などはないでしょうか。

[知事]

まだ被害状況も全てがわかっている訳ではございませんので、多くはこれからということだと思いますが、例えば情報連絡体制が十分であったのか、また、そういった情報連絡に基づく態勢づくり、対策というものが十分であったのか。こういったことは、検証材料としては大変重要ではないかと思います。特に、私も県政経営会議で申し上げたのは、自身もそうでしたけれども、公舎で待機しておりまして、夜中に台風が進路を北に変えました。そのことによって、県内、山間部に大変多くの雨をもたらし、急に水位が大きく上昇した河川がいくつかございました。こういったことを、果たして十分に掴み得ていたのか、情報提供できていたのか、こういったことは今後の重要な教訓、課題ではないかと思っています。

[NHK]

その辺りは、今回、水が溢れたところが、土地が低い所だったところに川の水が流れたという部分もあるようなので、そういう点で、河川の対策として、県として今後やっていくということは何かないでしょうか。

[知事]

それについても冒頭申し上げたように、まずは、どういう経過で水が上がりどういう経過で氾濫が起きたのか、ということをよく確かめた後に、最終的には出したいと思うんですが、地形にもよるでしょうし、また、九州ではいろんな流木が挟まって越水したというようなこともございましたので、どういう理由で氾濫に至ったのか、また、氾濫したけれども、現時点わかっている段階で、幸いおかげさまで住民の方々への被害等が無かったのは、どういう要因によるものなのかなど、良かったことも至らなかったことも含めて、人的被害が無かった災害だったからこそ、学ばなければならないことがあるのではないか、そういう視点で見ていきたいと思います。

[読売新聞]

関連して、先ほど知事もおっしゃったように、情報連絡体制が十分だったのかどうかという点で、例えば、避難指示が長浜の方ではありましたけれども、それが県の方ではまだ掴めていなかったとか、少し遅いというか、それでは不安を県民に抱かせる部分があるのではないかと思うんですけれども、今後の教訓にしていきたいということですが、具体的に今後こういうふうにしていこうという思いとか、方針等があればお願いします。

[知事]

繰り返しになりますが、申し上げたように、情報連絡体制が十分であったのか、そういった情報連絡に基づく態勢対策が十分であったのか、このことが主要な検証課題だと思います。

幸いにして、現時点で人的な被害が無かったという状況下においては、必要な連絡はできていたと推定されますが、なお、このようなことが行えれば良かったのではないか、なお、お知らせするためにもっとやれたことがあったのではないか、などなどですね。今回はこういうことで収まっていますが、収まらなかった可能性も充分考えられる訳で、今、おっしゃったような避難準備、避難勧告、避難指示を、どの時点で、どの規模で、どういった形で出せばいいのかということも、よく検証したいと思います。

[京都新聞]

台風の関係ですが、今の所、たちまち県としまして必要な対応は、どのように考えておられますか。

[知事]

まず、警報がまだ、8時半の時点ですけれども出た状態ですので、引き続き雨や洪水に対する警戒、また土砂災害に対する警戒を緩めずに持っていただくということだと思います。相当降ったみたいですので、エリアによっては。大河川ですので遅れて水位上昇ですとか、また多くの水を含んだ場合、土砂災害ですとか、こういったことも起こり得ますので、その警戒を緩めないことだと思っています。

[滋賀報知新聞]

先程の話と重複するのですけれども、まず、この氾濫を起こした姉川なんですけれども、ご存じのとおり地形的な問題があってですね、同時に丹生ダムなんかの中止が、なかなかもたもたとはっきりしなかった。これは県の方の責任も大きいんでしょうけれども、それで河川計画ですね、高時川と姉川の河川整備が今現在どのように進められているのか、もう一度伺いたいのと、それと田川のカルバートのですね、要するに人工排水河川の改修についても、前知事の嘉田さんの時に、検討調査しますというようなことの言及はされているんですが、この田川カルバートの改修計画が有るか無いかですね、これをひとつ伺いたいのと、2点目は平成25年の台風18号ですね、これはこれなりに鴨川が氾濫したり、大津市の大戸川のところの浸水があったわけですが、この時もうひとつ問題になったのは、大戸川ダムの問題と絡めてですね、洗堰の全閉操作がされて、下流を守るためにですね、若干滋賀県の水位が上がったということで、全閉操作問題というのが、あの時浮上したと思うのですが、利水も少なくなっている中で、このプラスマイナス30センチ、全閉操作の有り様ももう変わらざるを得ないのと、同時に大戸川ダムの必要性を改めて伺いたいのが2点と、3点目は嘉田さんの功績でもある流域治水ですね、ハードからソフトへというダムをできるだけ使わないという、それはそれで立派なことなんですが、これだけ天候異変とか、200年とか、もう非常に継続的なゲリラ豪雨とか出てくる中で、改めて流域治水で良いのかという見直し補強というか、更に一層河川整備の拡充というのが求められると思うのですが、この流域治水の見直しの有りや無しや、というこの3点を伺いたい。

[知事]

大変重要な課題をたくさん提起いただきました。

まず1点目の高時川含め、田川のカルバート含め、この地域の治水対策、河川整備計画の有り様と関連してどうなのかということだと思いますが、当然丹生ダム中止に伴うその他の対応、対策、これから地域の皆様方ともよく協議しながら行っていきます、と同時に流域治水の条例に基づく対応対策も、これまた住民の皆さんと一緒に作っていかなければならないと考えておりますし、当然、田川カルバートも歴史的にとても重要な施設であり、ある意味では課題を提起されている施設だと思いますが、それらをどういう時間をかけて、どういう費用をかけてやるのかという、こういう検討は更にしなければならないと思いますし、何はさて置き、この姉川という、まあ高時川も含めてですけれども、この水系は流域面積がとても広く、今回のこともそうですけれども、蛇行しながら、合流しながら流れてくるという、この河川の治水というのは、大変難しくもあり重要な課題だと思いますので、今回の流れなどもよく見ながらですね、住民の皆様方と協議をしていきたいと思います。

2点目におっしゃった洗堰の全閉操作、これは平成25年の水害の時に、四十数年ぶりでございました。それとも絡めて、また大戸川ダムの必要性についてどう考えるのかということだと思いますが、もちろん大戸川ダムについては、大戸川流域に一定の治水効果があるということは認めていますが、ダムを建設するかしないかというのは、上流、中流、下流、この流れの中で、治水効果を検証するということが、今の問題、プロセスだと思います。現時点においては中流、下流域の様々な事業の進捗状況、また治水効果を確認しているということだと思いますので、そういった検証を待って我々も判断をしていきたいと思っています。

ただ、いずれにいたしましても、3つ目のご質問にも絡みますが、おっしゃるとおり、今、降り方も変わってきております。降り方が変われば流れ方も変わってくるということだと思いますので、当然ハードの対策も必要です。しかし、ハードだけに頼らない逃げ方も含めた対応、対策ということが必要だということは、これは滋賀が先んじて国にも提起をしてきた、また国も現時点はそういった考え方で、水防災意識社会再構築というものを試行しているということでありますので、これは私たちも申し上げておりますが、必要な河川整備も行いながら、河川改修も行いながら、ハードの対策も講じながら、一方ハードだけに頼らずに、近隣の皆様方に逃げ方や住まい方をご理解いただく、ある意味では変えていただく、こういう対策と組み合わせてですね、治水安全度を上げていくということだと思いますので、ぜひそういう対策を、今回のことを教訓にしっかりと高めていく、そういうことが必要だと思います。

[滋賀報知新聞]

あと一つ、先程言いました洗堰の全閉操作ですね、今回はまだそこまで至らなかったですが、当然下流、京都とか大阪など配慮してですね、ある意味では滋賀県が受忍せざるを得ないんだろうとは思いますが、これも限度があると思いまして、いつまでも宇治川なんなりの状況をみて、いつまでも滋賀県が水浸しでいいのかというような問題も出てくると思うんですよ。改めて全閉操作について、もう一度伺いたい。

[知事]

こういう洪水時に洗堰を全閉される、したがって、私たちが治水のリスクにさらされるという、そういう意味においては、滋賀県民にとっては多くが受忍しなければならない、ある意味では耐え難いそういう課題だと思っておりますが、ある意味下流も含めた全体の治水リスクを下げる、もしくは整えるという意味においては、現時点においては致し方の無いそういう課題だと認めています。

ただ、やっぱり折に触れ、そういう受忍の辛さ苦しさをしっかりと伝えると、発信するということも必要でしょうし、これは降り方、流れ方にもよると思うんです。25年の時には滋賀県も降りましたけれども、桂川、木津川、そしてこの宇治川沿い、3川合流する沿川において降りましたからね。広く長く降りましたので、ああいう対策に頼らざるを得なかったということなんですけれども、ぜひその辺りの、最近では降り方をどう予測すればいいのかということも、随分精度が上がってきていますので、かつその降り方に基づく流れ方を掴めるようになってきていますので、より近代的な現代的な対策も駆使しながら、こういう前提による被害の受忍を軽減するような、そういう対策も求めていきたいと思います。

[時事通信]

台風とは離れるのですが、ちょっと時期が経ってしまったのですが、今回、内閣改造が行われたんですが、内閣改造に対する評価をお伺いできればと思います。

[知事]

先週末、内閣が改造されたと、倍総理はじめ、大臣を心機一転されたということでございます。そして昨日ですか、副大臣、政務官も決定されたということですので、まずは国民の期待に応えられるように頑張ってほしいというのが私の思いですし、お顔ぶれを拝見いたしましても、私も馴染みのある、お世話になった、ある意味では経験豊富な、苦労人の方が多くいらっしゃいますのでね、そういったことがにじみ出る諸施策になればと思います。また、本県からは、本県選出の上野賢一郎衆議院議員が財務副大臣に就任されましたのでね、昨日祝意を申し上げ、頑張ってほしいというエールを送ったところであります。この間、経済産業部会長などもお務めになって、今度は、全体の財政を取り仕切る側でいらっしゃいますので、大いにご活躍いただきますことを期待したいと思います。

[時事通信]

何か内閣に対する具体的な施策で、要望は何かございませんでしょうか。

[知事]

私ども滋賀県という地方自治体をお預かりする立場として、先般の全国知事会議の中でもございましたが、やはり地方創生、地域活性化の、その流れを、細めることなく、減ずることなく、むしろ強める形で支援していただきたい。この1点ですね。

[時事通信]

また話が変わって恐縮ですが、昨日、「日本ファーストの会」というのが設立されまして、小池さんは直接関わるような感じでは無いということですけども、これに対する受け止めをお伺いできればと思うのですが。

[知事]

すみません。私も直接伺ったわけでもありませんし、日本ファーストの会がどのようなことを志向されるのかということも、申し訳ございません、詳らかではありませんので、現時点で申し上げるコメントはございません。

[時事通信]

先ほどお話のありました平和祈念館ではないのですが、平和の関係で、オスプレイですけど、日本政府が要請しておりましたが、米軍の方がまた再び飛行、というような形になりました。

これに関しまして、滋賀県も饗庭野演習場がございます。それに関して何かご所見等ありましたら、お伺いできればと思います。

[知事]

オーストラリア東部で訓練中のオスプレイが洋上に墜落したという報道に私も接しています。米軍が使用する機材、とりわけ本国内で利用される機材につきましては、全てそうなんですけど、一にも二にも安全対策ということを求めているところですので、そのために必要な対策を講じていただくとともに、関連する情報提供をしっかりと、国に対してもそうですし、飛行地域、飛行区域に行われることを望みたいと思います。

[時事通信]

追加で申し訳ないですが、これも平和の問題で、8月6日原爆投下、明日は長崎ですけど、核兵器の禁止条約、これに関しまして知事のご所見をお伺いできればと思います。

[知事]

私もこれは議会答弁だったかで申し上げたかもしれませんが、唯一の被爆国として、核兵器を無くす、禁止する、こういった条約に賛同すること、加入・加盟することは、私は必要なことだと思います。むしろ、日本は率先して、被爆者の思いも込めて、核兵器を無くすということに、指導的役割を果たすべきであると思いますので、今はいろんな理由で、核保有国との溝を深めないための日本の役割というものを理由にですね、日本の立場を主張されているというようなことも承知しておりますが、やはり私は、関連するものにも署名いたしましたが、唯一の被爆国としての役割を、国連においても、世界においても、発言すべきである、というのが私の考えです。

[共同通信]

台風の話に戻るんですけど、昨晩から長浜の土木事務所などに取材をしていたら、堤防に切れ込みみたいな、人が通るようなところがあってですね、堤防になっていない部分があって、そこから水が漏れたというふうに言っていて、本来であればそこを板で塞いで水が流れてこないようにするべきだったけれども、その対応策が遅れてしまったということですけれども、このことが知事のお耳に入っているのか存じ上げませんけれども、それを踏まえてでも、今のところ、連絡体制、対策というのは、とりあえず不備は無かったというふうにお考えなのでしょうか。

[知事]

決して不備、不全、不足が無かったと申し上げている訳ではなくて、人的被害が無かったという意味においては幸いであったというのが私の実感です。ただ、申し上げたとおり、連絡情報提供のあり方がこれで良かったのか、連絡情報提供に基づく体制づくり、対策がこれで良かったのか、こういったことは検証しなければならないと思っています。

今、おっしゃったような堤防の一部欠けたところ、より水が流れやすくなっているところというのが、どういう経過で存在するのか、また、存在し続けているのかということも、よく見なければなりませんし、こういう大水が出た場合に、どういう対応対策をとることになっていたのか、また、それは1か所だったのか、複数あってそれらの地域ではどういう対応対策がとられていたのか、よくこういったものも見ながらですね、その部分についての改善しなければならない点があるのか、無いのかを確かめたいと思います。

[共同通信]

ちょっと気が早い話ですけれども、今回の被災者の方には、何か、今後どのようなサポートをしていくことになるんでしょうか。

[知事]

まず、被害の全容がまだ明らかになっていないことがございますので、本日、朝からですね、上空からの調査も含めて行っていますし、市町との連絡を取りながらですね、どういう被害状況が出ているのかということを確かめているところです。

人家に対する被害もさることながら、農地もこの地域にたくさんございますので、農地の被害状況も確認する必要がございます。

いずれにしろ、確認でき次第、必要な対策を講じたいと思います。

[毎日新聞]

びわ湖大花火大会は、今日開催を決定されたそうですけども、天候との関係で、警報との関係で、安全面あるいは警備上の不安等は今のところ大丈夫でしょうか、ということをお尋ねしたいのですが。

[知事]

実行委員会で、今日予定されていた花火大会を予定どおり実施する旨、決定されたことを私も承知をしています。もちろん、その実行委員会の中で検討議論されたことではございますが、当然のことながらですね、天候が回復する見込みであること。多くのお客様がいらっしゃいますので、交通機関の運行されていること、されること。さらには、現時点もそうですけれども、今後、当面の期間もそうですが、この台風等により甚大な被害が生じていないということでありますとか、そもそも打ち上げの準備、警備も含めたお客様の誘導案内も含めて、準備が、この一日で、ずいぶん台風を前に、ちょっと引き上げていたところ、幕を上げていたところなんかもありますので、整えられるのかといったようなことを元に判断をされたと承知をしていますので、この判断に基づき、しっかりと、一にも二にも安全に行えるように、我々も役割を果たしてまいりたいと思います。

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