ご来庁のみなさん、職員のみなさん、こんにちは!滋賀県知事の三日月大造です。
職員の皆さん、いつも、いろいろなお仕事、お疲れ様でございます。
今年もはや60日が過ぎました。令和8年、2026年3月の知事談話をお届けいたします。ひとときお耳をお貸しください。
ウクライナでの戦禍、新たに始まったイラン等への攻撃が止むこと、無辜の市民の命がこれ以上奪われないことを祈ります。
イラン情勢につきましては、原油や天然ガスの輸入はもとより経済・貿易・渡航はじめ、今後、さまざまな影響等が出てくることが予想されます。ロシアによるウクライナ侵攻時と同様、状況を注視し、国の動向等も踏まえながら、機動的な対応をとっていくこととしますので、総合企画部を中心に準備・検討してください。
さて、肌にあたる風は少し暖かくなり、土から、でしょうか?街の匂いが変わったような気がします。湖国も、そろそろ「山が笑ふ」季節です。琵琶湖岸ではヨシ刈りが行われ、虫が蠢き始めます。鳥の囀りも賑やかに、芳しい香りと共に沈丁花の花も咲き始めました。鼻がムズムズ、目が痒く。花粉症に悩まされるこの頃ですが、俳句の題材には事欠かない時候です。日に日に「春めいて」いくのが楽しみです。
あの「東日本大震災」から15年が経とうとしています。まだ生まれていなかった、という人はいないと思いますが、時間の経過とともに、津波被災や原発事故、広域避難の記憶も薄れてきているのかもしれません。「風評は困るが、風化も怖い」と、福島県知事はいつも仰います。自分自身で、家族やご近所、同僚などまわりの人と、そして行政として、いつ起こるかわからない地震、近く確実に起こると言われている南海トラフ大地震への備えを積み重ねていきましょう!
明るい話題もいくつか。
冬季スポーツでは、ミラノ・コルティナ冬季五輪で感動を共有しましたが、国内では、青森県での「青の煌めきあおもり国スポ」大会で、滋賀県は昨年を上回る第4位の好成績!選手はじめ関係者のご奮闘を讃えたいと思います。
昨年開催した「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」の感動やレガシーが、おかげさまで、つながっているな!と実感します。野球では、大谷翔平選手はじめメジャーリーガーも参戦するワールドベースボールクラシック(WBC)もまもなく始まりますね。19日開会する「春のセンバツ高校野球大会」には、近江高校と滋賀学園高校の2校が出場!こちらも夢の舞台での躍動に声援を送りたいと思います。
スポーツといえば、来年5月に、日本で初めて、滋賀県を含む関西エリアで広域開催される生涯スポーツの祭典である「ワールドマスターズゲームズ2027関西」の一般エントリーが、昨日、3月2日に開始されました。先行して始まったアーリーエントリーも順調らしく、種目によっては、すでに参加登録枠が埋まり始めているという情報もあります。ちなみに私は、滋賀県彦根市で行われる10kmロードレースにエントリーしました。新しいランニングシューズも購入しました。あとは練習を始めるだけ、です(汗)。
「走る」といえば、今週末、3月8日(日)、「びわ湖開き」の翌日、「びわ湖マラソン2026」が行われます!びわ湖毎日マラソンの伝統を引き継ぎ、今回で4回目の開催です。約7,000人のランナーが自分と闘い、健脚を競い、おもてなしや湖国の産物、琵琶湖岸の景色を楽しみながら走ります。2,000人を超えるボランティアの皆さんのサポートはありがたく、沿道の応援も、とても心強く励まされます。今年は、外輪船ミシガンも湖上から汽笛を鳴らして応援してくれる、とのこと。みんなで盛り上げましょう!
「琵琶湖の船」ということでいえば、この春、関西・琵琶湖で初めての「食」と「演劇」をかけ合わせた没入型ディナークルーズ「びわ湖ワンダーナイト」が催行され、私も、岸本副知事らと乗船させていただきました。ビアンカの船内で、「琵琶湖の恵み」のお料理や飲み物をいただきながら、琵琶湖にまつわるクイズや紹介、河川や湖魚を題材にしたストーリーで観客を巻き込んだ楽しい演劇。そして花火、と。琵琶湖ならではのナイトアミューズメント「夜の観光」だと実感しました。デスティネーションキャンペーンのメニューとしても面白いのではないかと思います。
「面白い」といえば、3月1日までイオンモール草津店で開催された「第15回ぴかっtoアート展」も面白かったですね!今年は例年を上回る335点もの応募作品の中から選考された105点が展示され、期間中、多くの皆様に鑑賞していただきました。アーティストの皆さんのこだわりや輝きにチカラを感じましたし、日々寄り添い支えてくださる方々や、その才能を引き出し伸ばす指導者の存在も大事だと思いました。障害のある人の創作活動に光をあて、光を見出していくこの活動、これからも広げていきたいですね。
「光」といえば、この春、今年130周年となる近江鉄道にようやくICOCAが導入されたことも、「近江日野商人サミット」が日野町で開催されたことも、これからを照らす光にしたいと思いました。歴史や文化、文化財は、地域を照らす未来への光だと、最近、つくづく思います。
まだまだたくさんありますが、今回はここまでにします。お付き合いいただき、ありがとうございます。知事談話で取り上げてほしい話題やかけてほしい音楽などがありましたら、どんどんリクエストしてくださいね。ラジオ番組ではありませんが(苦笑)。
以前はここでヨシ笛を演奏したり、お気に入りの音楽を届けようとして止められたり、いろいろチャレンジしてきました。今回は、実は「笑い」を届けたい!と、担当職員や生成AIの協力もいただきましたが、しっくりこなかったので、次回以降に回します。毎回、ネタを考えるのは一苦労ですが、月はじめのひととき、寸時、ふりかえりやなごみの時間になれば幸いです。
一人ひとり、今の年齢で、この職場と役職で、このメンバーで、一緒に仕事をするのはあと1ヶ月です。それぞれ担っている職務、開会中の県議会での審議には、引き続き誠心誠意臨みながら、仕上げと思い出作り、そして次に向け、充実した3月になれば、と思います。
《琵琶湖と暮らしを守る。三方よしで笑顔を広げる。豊かな未来をともにつくる。》
私たちの志(パーパス)を体現できるよう、今月も、今日も、ともにがんばりましょう!