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『新型コロナウィルス』に負けるな!

今日は3月3日。桃の節句。

職員の皆さん、お仕事お疲れ様です。今月はこの時間に、短く、声と気持ちを届けます。

 

今月は、なんと言っても、「新型コロナウィルス」対策です。

今年に入り中国はじめ世界的に感染が拡がり、ここにきて、国内でも各地で流行拡大中です。

この一ヶ月あまり、県民の皆様からの相談対応はじめ、相次ぐ検査、医療や福祉・教育現場との連絡や体制づくりなど、前例のない対応等に奔走・奮闘いただいている職員の皆さんに感謝します。

子どもの学校のこと、ご両親の健康のことなど気遣い、なんとかやりくりしながら、県民の皆様のための仕事をしてくださっている職員の皆さんにも心を寄せたいと存じます。

 

いくつか申し上げます。

今、3月上旬、この10日間ほどが、これからを分ける重要な時期だと言われています。

感染症対策は、見えないウィルスや不安との闘いであり、不安の増幅がデマやパニックにつながることもあります。だからこそ、正確な情報の収集と、わかりやすい発信に努め、それぞれのタイムラインをつくりながら、先手、先手を打つ対策を行っていきましょう。

まず、私たち自身が、栄養と休養を十分にとりながら、手洗いを念入りにやって、日々過ごし、仕事をしましょう!

また、職場のまわりの同僚や仲間の皆さんの体調、業務量に、いつも以上に気を配り、分け合い、助け合いましょう。健康医療福祉部、薬務感染症対策課、また、現場の保健所が大変なので、全庁的に支援体制を構築します。皆さん、協力してください。

年度末で、議会中で、加えて新型コロナウィルス対応で、業務超多忙だと思いますが、今、やらなければならないことと先送りしてよいことを分けて仕事しましょう。

また、時差出勤や休暇の取得、在宅勤務制度についても、今週から、対象者を拡大して、新しい制度を導入しています。職場内で対話・調整しながら、積極的に活用してほしいと思います。

とくに、テレワークについては、急遽、容量を拡大して利用できるようにしています。業務上、すぐに、すべての人が使えないかもしれませんが、この機会に、各職場で、誰か一人は試してみてください。これからの県庁の働き方改革につなげていこうではありませんか。

経済・社会活動への影響は計り知れません。中小・小規模事業者の皆様や製造業や観光事業者の皆様の声を、素早く、細かく聴き、資金繰りなどの対策を講じていかなければなりません。

各種行事やイベントを中止・延期することに伴う負担や補償等も出てきています。予算の補正など、年度中にも出来ることをすべてやっていくとともに、国の緊急対策にも盛り込まれるよう届けていきます。

最後に、この局面、情報が届きにくい方々や、障害のある方、高齢者や子どもなどへの配慮を常に心がけて対応しましょう。皆さんと力を合わせて、「誰一人とり残さない」新型コロナウィルス対策を実践していきたいと思います。

今月はいろいろな意味で踏ん張りどきです!

 

嬉しいニュースとしては、先月末、私たちが誇る近江米の「みずかがみ」と「コシヒカリ」がダブルで「特A」評価を得たことです。生産者の皆様、関係者の皆様のご尽力に敬意を表します。とくに、現場で、粘り強く、懇切丁寧に技術の普及や指導に汗を流してくれている関係職員の努力も労いたいと思います。「結果は努力を裏切らない。」私の好きな言葉です。

 

最後に、今朝詠んだ、拙い一句、

 

朝はくる マスクはずして 雛笑う

 

一緒にがんばりましょう!