滋賀県・湖南省友好提携35周年を迎えて

みなさん、おはようございます。師走になりました。

新たにスタートさせた「知事と話そう!職員座談会」を11月5日に実施いたしました。

若手職員の皆様とともに行政の抱える課題を共有することができ、有意義で、刺激的な時間となりました。社会状況は常に変化しています。行政の仕事の仕方も変わっていかなければならないと考えます。一人ひとりを大切にして、変化を恐れない、しなやかな組織を目指してまいりましょう。

今後、ぜひ多くの職員といろいろな話をさせていただきたいので、積極的な申し込みを待っています。

11月10日から15日にかけて、中国湖南省との友好提携35周年記念事業のため、湖南省等を訪問いたしました。琵琶湖と洞庭湖のつながりで始まったこの友好提携が、多くの先人のおかげでこれまでつづいてまいりました。

私が、湖南省を訪問するのは3回目となりましたが、湖南省の発展は目覚ましいものがあり、省都である長沙市のハイテク産業も大きな発展を遂げていました。

この度の視察を経て、湖南省高新区に滋賀県の事務所を開設する方針を固めました。中国・湖南省と滋賀県を結ぶ窓口機能の強化はもちろんのこと、世界から企業が集中する湖南省における事務所の開設は、「世界の窓口」という意味も持ち合わせています。県内企業の中国・世界進出や滋賀県のPRを強力に進めてまいりたいと存じます。

一方で、中国は「格差の拡大」という大きな課題を抱えています。若者が農村から都市に出稼ぎに来なくてはならない状況があり、農村部の貧困問題が発生していると聞きました。湖南省政府としても、農業改革や農村振興、貧困対策に力をいれており、本県に対しても協力を要請されています。

技術革新や品種改良、環境こだわり農業といった本県のこれまでの取組を活かしながら、SDGsの考えを共有して、誰ひとり取り残さない「持続的な発展」の歩みを湖南省とともに進めてまいりたいと存じます。

先の大戦では、湖南省長沙においても多くの戦死者が出たと伺いました。友好交流がはじまって35年、私たちは過去の対立や不幸な歴史を乗り越え、人と人との調和を大切に、経済交流、文化交流を広め、深めてまいりました。

今年は、日中友好40周年の年でもあります。滋賀県と湖南省という自治体レベルの交流を積み重ね、広げることで、平和な世界を築いてまいりたいと思います。

明日12月4日から10日は人権週間です。身近な課題への気づきを促し、行動に移していくため、自らの人権意識を高める機会としようではありませんか。

また、今朝、県庁正面玄関にて歳末特別警戒出動式を実施しました。慌ただしい季節ですが、交通事故等をはじめ、安全には気をつけ、体調管理にも気を付けてほしいと思います。

今月も一緒にがんばりましょう。

キャッチコピー「母なる湖・琵琶湖。-あずかっているのは、滋賀県です。」