「6次産業化」とは、1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図り地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す取組です。
また、「農山漁村発イノベーション」とは、6次産業化をさらに発展させて、地域の文化・歴史や森林、景観など農林水産物以外の多様な地域資源も活用し、農林漁業者はもちろん、地元の企業等を含めた多様な主体の参画によって新事業や付加価値を創出する取組をいいます。
【NEW】R5版の制度紹介資料ができました!
【NEW】研修会(加工、体験農園&カフェ、販売管理システムのデジタル化)を開催します!
県では地域資源を活用し新商品やサービスを開発しようとする農林漁業者や事業者に対して、サポートセンターを設置しています。
センターの相談窓口では、県の農業技術職員が「企画推進員」として、農業者等の皆様の課題解決に向け、専門家(プランナー)の活用を提案しながら継続的にサポートします。
プランナー派遣までの流れは下記のとおりです。まずは窓口へご相談ください。
派遣費用は原則無料ですが、県予算の範囲内での派遣となります。
プランナー派遣を受けるには、主に下記の要件があります。
県で下記分野のプランナーを24名登録しています。詳細は「プランナー紹介BOOK」をご覧ください。
相談窓口は下記のとおりです。
派遣にかかる実施要領、様式はこちらです。
6次産業化や農山漁村発イノベーションに役立つ研修会を開催します。
各回のテーマは下記のとおりです(詳細はチラシへ)。
WEB参加もできます。ぜひご参加ください!
ア.農山漁村発イノベーション推進支援事業(ソフト支援)
2次・3次産業と連携した加工・直売にかかる商品開発、農林水産物や農林水産業に関わる多様な地域資源を新分野で活用した商品・サービスの開発、これらにかかる研究開発等を支援します。
イ.農山漁村発イノベーション等整備事業(ハード支援):産業支援型
六次産業化・地産地消法に基づき、農林漁業者の組織する団体等が作成した総合化事業計画等の実現に向けて、加工・販売施設等の整備を支援します。
【詳細】農林水産省ホームページ https://www.maff.go.jp/j/nousin/inobe/index.html
(注)申請にあたり、計画書作成や予算確保等の準備期間が必要となります。早めに相談窓口(県の農業農村振興事務所農産普及課)までお問い合わせください。
県の事業等を活用し6次産業化に取り組まれている事例をご紹介します。
農林漁業者が産業の枠組みを超えた事業者とネットワークを構築し、
滋賀県の農林水産物等を活用した新しいビジネスを創造する取組を推進しました。
ローカルフードプロジェクト(LFP)とは、「地域の食品産業を中心とした多様な関係者が参画するプラットフォームを形成し、地域の農林水産物を活用したビジネスを継続的に創出する仕組み」です。地域の食品産業を中心とした多様な関係者が、それぞれの持つ経営資源をプラットフォームに結集して、社会的課題解決と経済的利益の両立を目指した新たなビジネスを創出します。
滋賀県では、令和4年度に農林水産省の地域食品産業連携プロジェクト推進事業を活用し、LFPに取り組みました。
詳細は農林水産省「地域食品産業連携プロジェクト」のHPをご覧ください。https://lfp-web.maff.go.jp/platform/