令和5年度「滋賀県中小企業振興資金」の主な改正内容について～政策推進資金（DXデジタル推進枠）の創設、セーフティネット資金（ポストコロナ新規枠・借換枠）の継続等～

滋賀県では、「滋賀県中小企業の活性化の推進に関する条例」を制定し、中小企業の活性化を推進しています。滋賀県中小企業振興資金（いわゆる県制度融資）は、県内の中小企業の皆様の経営基盤の強化とその振興発展に資することを目的とした融資制度です。
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症対応資金（民間ゼロゼロ融資）の借換を希望される中小企業者のみなさまへの支援を含め、下記のとおり融資制度を改正し、中小企業の資金繰りを支援してまいります。

1. 政策推進資金（DXデジタル推進枠）の創設
   • 経営課題の解決や生産性の向上を目的として、デジタル技術の活用やシステムの導入等により、DXに取り組み、成長・競争力の強化を図る際に、必要となる設備資金および運転資金を貸し付けることを目的とした新資金を創設する。
2. セーフティネット資金（ポストコロナ新規枠・借換枠）の継続
   • 令和5年1月に創設した民間ゼロゼロ融資等の保証付き融資の借換需要に加え、新たな資金需要にも対応する同資金を令和5年度も継続実施する。
3. 開業資金における経営者保証免除対応要件の追加
   • 国における経営者保証を不要とする創業時の新保証制度（スタートアップ創出促進保証制度）を活用できるよう、経営者保証免除対応の要件を追加する。
4. 県制度融資借入申込書類における押印廃止および一部様式の簡素化
   • 事務効率化の観点から、申込者の意思確認を行う様式（誓約書、同意書等）を除く県制度融資借入申込書類に関し押印を原則廃止するとともに、一部様式の徴求を不要とする。
5. 短期事業資金（コロナ枠）および政策推進資金（経営力強化枠）の廃止
   • 短期事業資金（コロナ枠）および政策推進資金（経営力強化枠）を廃止する。

令和5年4月1日

中小企業者： 各商工会議所、各商工会 （会員・非会員を問わず）
協同組合等： 中小企業団体中央会 （会員・非会員を問わず）

※借入申込先が取扱金融機関である資金もあります。

中小企業者向け制度融資のご案内