滋賀県不正軽油対策協議会の設立趣旨について

  • 県の重要な財源の一つである軽油引取税の脱税目的で、軽油に灯油やA重油を混和する混和軽油、あるいはA重油から軽油を製造する密造軽油といった不正軽油の流通が全国的に後を絶たない状況です。
  • この不正軽油は軽油引取税が課税されていないため、通常より安価で販売されたり、大口の需要家を狙った売り込みが行われており、石油関連業界の公正な市場競争を阻害することとなっています。
  • 一方、密造軽油の製造過程で生じる廃棄物(硫酸ピッチ等)の不法投棄や有害ガスの発生、自動車燃料として使用したときに生じる有害物質を含んだ排気ガスの排出等、周辺への環境や地域住民に対する健康に深刻な影響を与えることも問題となっています。また、不法な行為のため、危険物や薬品類の保管・取扱い等に関して、安全面で何の配慮もされていないのが現状です。
  • このような脱税および環境破壊、災害等につながる不正軽油の製造・流通・使用を防止するため、行政、販売業者団体、需要家団体のそれぞれが協力・連携し、情報交換および啓発活動を行うことを目的とした対策協議会を設立し、不正軽油の撲滅を広く県民に働きかけていくこととします。
  • また、不正軽油の製造等が発見された場合において、施設等の立入検査あるいは関係者への事情聴取等の調査を、関係機関が合同で速やかに実施するなど、不正軽油の取締体制を強化することを目的として、県内各地域毎に行政機関で構成する地域協議会を設置します。
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