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有毒植物に注意しましょう!

近年、家庭菜園や山菜採り等を通じて、家庭で有毒植物を食べたことによる食中毒死亡事例が発生しており、本年もスイセン、バイケイソウ等の誤食による食中毒事例が全国で5件(患者数13名)報告されています(令和2年4月20日現在)。
有毒植物による食中毒は毎年発生しており、特に春先から初夏にかけて多く発生しています。
山菜採りは季節の訪れや味覚を楽しめる反面、あいまいな知識で採取、喫食し、有毒植物による食中毒を起こす危険があります。
また、家庭菜園や畑などで野菜と観賞植物を一緒に栽培し、野菜と誤って有毒植物を喫食してしまい、食中毒を起こす危険もあります。
有毒植物による食中毒を予防するために、次の点についてしっかり守りましょう。

予防のポイント

  • 家庭菜園や畑などで、野菜と観賞植物を一緒に栽培するのはやめましょう。
  • 有毒植物が山菜に混じっていることがあります。食用と確実に判断できない植物を食べたり、人にあげたりすることはやめましょう。
  • 食用の植物だと思っても、植えた覚えのない植物を食べるのはやめましょう。

過去に発生した食中毒の原因となった主な有毒野草

スイセン

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【特徴】園芸品として色や形の異なる多くの種類があります。多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多く、開花時期には早咲き系と遅咲き系があります。ニホンスイセンなどの日本種は12月から2月頃、ラッパスイセンなどの西洋種は 3 ~ 4月頃に開花します。

※写真はニホンスイセンの芽(左)と鱗茎(右)。厚生労働省ホームページより転載

【間違いやすい植物】ニラ(葉がよく似ている、ニラは強烈な臭い)、タマネギ(鱗茎を間違いやすい)

【生育地】庭に栽培されたり、野生化して日当たりの良い場所に自生します。

【中毒の症状】花も葉も茎も根もすべて有毒で、鱗茎に特に毒成分が多いです。毒性の強いアルカロイドを含み、煮ても湯がいても天ぷらにしても毒は消えません。食べてから30分以内で吐き気、嘔吐、下痢、頭痛、流涎(りゅうぜん)などの症状が出ます。

バイケイソウ

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【特徴】バイケイソウは、高さ1メートルにもなる多年草で、初夏に緑白色の臭気のある花を咲かせます。やや小型の仲間にコバイケイソウがありますが、同じく有毒植物です。

※写真はオオバギボウシ(左)とバイケイソウ(右)。厚生労働省ホームページより転載

【間違いやすい植物】オオバギボウシ、ギョウジャニンニク

【生育地】野山の湿地に自生しています。

【中毒の症状】新芽も葉も茎も根もすべて有毒で,毒性の強いアルカロイドを含みます。煮ても湯がいても天ぷらにしても毒は消えません。食べてから30分~1時間くらいで下痢や吐き気をもよおし、血管が広がって血圧降下、心拍数の減少、めまい、手足のしびれ、けいれんなどの症状が出ます。重症の場合は意識不明となって死亡します。

参考

厚生労働省ホームページ 自然毒のリスクプロファイル
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/poison/index.html

厚生労働省ホームページ 有毒植物による食中毒に注意しましょう
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/yuudoku/index.html

農林水産省ホームページ 知らない野草、山菜は採らない、食べない!
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/rinsanbutsu/natural_toxins.html

消費者庁公表 「家庭菜園等における有毒植物による食中毒に御注意ください」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/160413kouhyou_1.pdf

お問い合わせ
滋賀県健康医療福祉部生活衛生課食の安全推進室
電話番号:077-528-3643
FAX番号:077-528-4861
メールアドレス:el00@pref.shiga.lg.jp
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