本県では、男女共同参画社会の実現に向けて、「パートナーしがプラン2025」を策定し、取組を進めてきたところですが、令和7年度で計画期間の終期を迎えることから、次期プランを策定する予定です。
たくさんの人に共感いただくとともに理解いただけるプランとなるよう、様々な人の意見を取り入れながら、検討することが重要であると考えており、ここでは、その一部を紹介いたします。
大臣と地域の女性起業家が、女性の起業に必要なサポートなどを話し合う「女性起業家サロン」の第1回目が滋賀県で開催されました。
当日は、ロールモデルの必要性や女性起業家同士のネットワークの重要性等、地方において女性起業家がいきいきと活躍する上で大切なことについて意見交換が行われました。
2月12日にヤンマーホールディングス(株)中央研究所で開催しました。
当日は、クロスロード・ダイバーシティゲームと3つのテーマ「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」「家事・育児の家庭内での役割分担」「男女で異なる働く世代の健康課題」についてディスカッション。
「アンコンシャス・バイアスがある中で様々な意見を言える環境が大事であることに気づけた」「仕事や育児、趣味など、人それぞれが大切にしていることを尊重し合える職場づくりが大切」「異性の病気に対するリスクを知る機会があるとよい」などの意見・感想がありました。
※クロスロード・ダイバーシティゲームとは、組織の多様性をどのように理解し、活かしていくのかダイバーシティ&インクルージョンについて楽しみながら考える対話型カードゲームのことです。
※「クロスロード」はチームクロスロードの登録商標です。「クロスロード」商標登録番号第4916923号
職場での女性活躍に向けて、積極的な取組を行う県内企業経営者をお招きし、シンポジウムを開催しました。
基調講演では、子育て期間は職業キャリアのブランクではなく、責任感の形成や時間管理など、基礎能力の千本ノックの期間であり、子育て層の採用は重要であるということ、また、そのための組織の運営方法の工夫の重要性等について、お話をいただきました。
パネルディスカッションでは、企業と社員のコミュニケーションの重要性や、「扶養の範囲を超えて働きたい」「管理職を目指したい」など、働く人の多様なライフスタイルの変化や意思に応じて、キャリアアップを企業として支援する体制の重要性、女性だからということではなく、一人の人間として能力を評価し、一人ひとりが活躍できることの重要性等について、意見交換が行われました。
【基調講演】
近江化成工業株式会社代表取締役小林清氏
【パネルディスカッション】
●登壇者
株式会社エフアイ 代表取締役 北野 裕子 氏
福岡産業株式会社 代表取締役 中川 繁 氏
株式会社ナンガ 代表取締役 横田 智之 氏
●ファシリテーター
an.fun 代表 西山 彰子 氏
病気にも性差があること、ホルモンが与える影響の他、「人生はアウトプットとインプットの繰り返し。分かってもらう努力や、分かろうとする努力をとおしてコミュニケーションにおけるストレスを減らすことが大事。自分の正義がもしかしたらせまいことかもしれない、そういう考えをもつことができれば。」と、一人ひとりの自分らしさ、自分にとっての幸せのあり方について、考えるきっかけとなるような、お話をいただきました。
参加者からは、「「らしさ」の受け取り方を学び直せました。~らしくあらねばと考えることがまちがいだと気づきました。」「自分の気持ち、勇気を出してパートナーや子どもたちに伝えていこうと思います。」等の感想をいただきました。