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地域防災ちえ袋

緑町総自治会(東近江市)

緑町総自治会では、災害時の炊き出しに活用できるよう、児童公園へのかまどベンチの設置が計画されました。

]かまどベンチ設置について多くの関係者の理解を得るため何度も打ち合わせを行ったそうです。こうした活動が功を奏し、日頃から児童公園で活動している“まち協プロジェクト”や、地域の子ども会の参画も得ることができ、新たに顔の見える関係が生まれ、住民間で冗談が言いあえたり、地域の子供とも顔馴染みになったりすることもできたそうです。

こうした取組は、チラシの全戸配布や地域の広報誌を用いて多くの住民に周知され、新たに設置されたかまどベンチを用いた炊き出し訓練がきっかけとなり、毎年行われている消火訓練には、例年には見られないほど多くの住民が参加されたそうです。結果として、多くの地域住民の災害に対する認識が向上したと感じているとのことでした。

今後は自治会の防災組織作りを進め、防災だけでなく日頃の見廻りなども実施し、子どもや老人に優しい安全・安心なまちづくりを目指すとのことでした。多くの関係者が一緒に活動するためには事前の調整が重要であることを経験したとのことですので、今後もこの経験が生かされることでしょう。

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