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地域防災ちえ袋

先進的な活動の紹介

能登川地区まちづくり協議会

【活動の開始時期】

平成22年

【主な取組】

びわ湖放送で彦根工業高校が地域と協働で製作した場面を見たことがあり、平成22年1月には彦根市役所のロビーでレプリカの展示を見、地域の防災意識を高めるアイテムになると感じたことが製作の切っ掛け。


「地域の人が集まって学童保育所の児童も加わってみんなでわいわい製作する計画だったが、製作への不安もあり、地元のプロに技術指導をお願いした。ところがプロ意識が働きプロ主導の施工となってしまい、児童は煉瓦を手渡すなどに止まってしまったのが反省点。」とのこと。


「子どもたちは、煉瓦が積めると思っていたのに材料を運ぶくらいしかすることがなく物足りなかったと思う。思い出が残るように煉瓦に名前を記載させたが。」、「子どもが参加すると必ず保護者も参加してくれて、手伝いをしてくれた。」と製作の中心になった松田さん。


「今回は、シンボルとして庁舎に設置したが、公共施設だとそう何回も炊き出し訓練はできない。設置場所なども含め自治会と連携することにより、訓練できる機会も増える。」、「人数があれば知恵もあり、技を持っている人もあるかもしれない。見た目は多少いびつでも「皆で作った」という連帯感は、これからの活動の糧となるのではないかと思う。」との言葉は、この取組の広がりの可能性を示しています。


(滋賀県東近江市能登川地区まちづくり協議会)

お問い合わせ
知事公室 防災危機管理局
電話番号:077-528-3432
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