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地域防災ちえ袋

先進的な活動の紹介

みなみっこ応援団

滋賀県が実施する「なぜなに探検隊」で、かまどベンチの存在を知った児童の提案がきっかけで、児童の手によるかまどベンチづくりが始まりました。

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児童の提案を受けた教師と、学校を支援するボランティア組織の「みなみっこ応援団」が中心となって企画し、地域の各区長にも協力を依頼したところ、区長の人脈は驚くほど広く、設計士、建築士、溶接業者など様々な人材が集まりました。こうした地域の協力もあり、卒業制作として6年生が自らの手でかまどベンチを作成することとなったのです。

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レンガ積み当日には、6年生を「かまどベンチの製作」「ベンチ部分の製作」「薪拾い・校内清掃」の3つのグループに分け、作業を交代しながら、子供たちが中心となって作業が行われました。

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レンガ積みだけでなく、墨打ちの作業やモルタルを練りこむ作業なども体験し、また森林環境ボランティア「緑のバトンタッチ」の協力を得て、「昔はかまどでご飯を炊いていた」などの体験談を聞きながら、学校の裏山で薪拾いが行われました。こうした6年生の取組を後輩の5年生が見学する場面もあり、しっかりと未来への繋がりも生まれていたようです。

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今回のかまどベンチづくりをとおして、たまたま学校の前を通り過ぎた地元の職人さんが作業を手伝ってくださったり、炊き出し訓練では、地元の福祉施設の寮生が食材の下準備に協力してくだされるなど、思いも寄らない形で地域の絆が強まったようです。

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