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小児泌尿器センター

  • センターの概要
  • スタッフ
  • 治療について
  • 設備について
  • その他

センターの概要

当院では、小児期に発症する尿路および性器疾患に対し、専門的かつ継続的な医療を提供することを目的として、小児泌尿器センターを設置します。

本センターは、滋賀県において初めて「小児泌尿器センター」を冠する専門診療部門として、県内の小児泌尿器医療の中核を担うことを目指します。

本センターでは、先天性尿路性器異常や排尿機能障害など、小児特有の泌尿器疾患に対して、診断から治療、長期フォローアップまで一貫した診療を行います。

現在、滋賀県において小児泌尿器専門外来は、滋賀医科大学泌尿器科と当センターのみであり、専門的医療へのアクセス向上は県内における重要な課題となっています。

滋賀県立総合病院こども棟を拠点とし、小児科各診療科や成人泌尿器科、リハビリテーション部門等と連携することで、出生前診断から成人期への移行を見据えた包括的な小児泌尿器医療の提供を目指します。

スタッフ

本センターは、2026年度の開設時点では、日本小児泌尿器科学会認定専門医1名を中心に診療を開始します。

同専門医資格は高度な経験と専門性が求められ、京滋地区においても専門医は限られており、滋賀県内では2名のみとなっています。

担当医師は、大阪母子医療センターでの小児泌尿器科研修を修了後、滋賀医科大学泌尿器科において長年にわたり小児泌尿器診療に携わってきた経験を有しています。

また、当院の前身である滋賀県立小児保健医療センター時代から約20年にわたり非常勤医師として外来診療を担当しており、地域の小児泌尿器医療に継続的に関わってきました。

看護師をはじめとする多職種と連携し、患者・家族に寄り添ったチーム医療を実践するとともに、将来的な診療体制の充実に向けた人材育成にも取り組みます。

治療について

当センターでは、小児泌尿器疾患全般を対象に診療を行います。主な対象疾患・診療内容は以下のとおりです。

二分脊椎や重症心身障害児に伴う神経因性膀胱の評価および排泄管理

夜尿症や機能的排尿障害に対する行動療法・薬物療法

性分化疾患、尿道下裂、停留精巣など先天性尿路性器異常に対する外科的治療

外科治療においては、従来の開放手術に加え、膀胱尿管逆流や水腎症に対する腹腔鏡手術などの低侵襲手術を導入します。

これにより、これまで県外の小児病院(ハイボリュームセンター)へ紹介していた症例についても、県内で高度な治療を完結できる体制の整備を進め、治療成績の向上と患者負担の軽減を図ります。

設備について

当センターでは、滋賀県立総合病院の高度な医療設備を活用し、小児泌尿器診療に必要な検査・治療体制を整備しています。

超音波検査、各種画像検査、排尿機能検査(ビデオウロダイナミクス)に加え、内視鏡・腹腔鏡手術システムを用いた専門的治療が可能です。

小児患者の身体的・心理的負担に配慮した診療環境のもと、安全で質の高い医療を提供します。

その他

小児泌尿器疾患は、成長とともに病態が変化し、成人期まで継続した診療が必要となる場合が少なくありません。本センターでは、成人泌尿器科との連携を強化し、思春期から成人期への円滑な移行医療を推進します。

また、診療実績を着実に積み重ね、学会発表や臨床研究を通じて診療の質向上に努めるとともに、将来的には他府県の小児病院(ハイボリュームセンター)に匹敵する診療水準の確立を目標とします。

地域医療機関との連携を深め、滋賀県における小児泌尿器診療の中核的役割を担っていきます。

 

お問い合わせ
総合病院
電話番号:077-582-5031(代表)