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地すべり防止対策

地すべりとは

上空から見た「雄琴地区」

地すべりとは、広い範囲の地盤が、上にあるいろんなものを乗せたまま、斜面の下の方にゆっくりとすべっていく現象をいいます。
地すべりは多くの場合、その地質が持っているもともとの性質と地形の状態に加えて、雨や地震などの自然現象が引き金となって発生します。また、地すべり地には、地すべり特有の地形が形成されます。
大きな被害を起こす土砂災害のうち、「がけ崩れ」との相違点は以下のとおりです。

  1. 特定の地質に関連して発生し、粘土等のすべりやすい面を境にその地面全体がゆっくりと動く。
  2. 5〜20度の緩い斜面に発生する。
  3. 土砂は攪乱されず、原形を保ちつつ移動する場合が多い。
  4. 発生前に、亀裂・陥没・隆起や地下水の変動を生じる場合があるが、急激に土地の移動を起こす場合もある。

地すべり発生のしくみ

典型的な地すべり地形の模式図

地すべりを放置しておくと地形が変わり、この模式図のようになります。
一番上にできた崖は大変不安定で、その上に新しい地すべりが発生することもまれではありません。

地すべり地形の模式図

地すべり発生の素因と誘因

地すべりの発生には、地質がもともと持っている性質と、後から加わるいろんな現象が関係しています。

素因

  • もともとの性質とは、地層が斜面に沿って傾いていたり、断層で切れていたり、すべりやすい地層をはさんでいたり、地層が風化しやすい岩石でできていたりなどです。このようにすべりやすいもともとの性質を素因といいます。

誘因

  • 後から加わる現象は主に自然現象ですが、台風や梅雨時の雨あるいは雪どけ水が地下に浸透し、地下水の水位を上昇させることや、地震の震動などです。このように地すべりが発生するきっかけになるものを誘因といいます。斜面の末端部が、川の流れなどによって浸食されることも誘因になります。その他、斜面をけずって道路を作ったり、家や工場を建てるために土地を造成したりすることが誘因になることもあります。
地すべりの発生・進行・拡大の模式図

すべり面と地すべり粘土

地すべりが起こった、あるいは起こりそうな土塊や岩盤とその下にある動かない(すべらない)層との境界を「すべり面」といいます。そこには、水を通しにくい「地すべり粘土」というものができていることがわかっています。雨などでしみ込んできた水はこの粘土の上にたまり、地下水面(地下水位)をどんどん上げます。
地すべりが起こる一番の原因として、地下水位の上昇が挙げられています。

地すべり防止対策事業の概要

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