経営者の高齢化等により、全国的に中小企業の事業承継が喫緊の課題となっています。
そこで当県では、今年度から5年間を集中取組期間と定め、「滋賀発 事業承継プロジェクト」として、事業承継の促進に努めていくこととしています。
その中で最も重要な取組の一つとして、「滋賀県事業承継ネットワーク」が立ち上がり、事業承継診断等の実施により、ネットワーク参画機関が県内中小企業の早期・計画的な事業承継の推進に取り組んでいくこととしています。
滋賀県事業承継ネットワークにおいては、早期・計画的な事業承継の準備の必要性について経営者に「気づき」を促し、潜在的な事業承継ニーズを掘り起こすとともに、事業承継に関する情報収集や、事業承継支援に関する様々なノウハウを参画機関へ提供することなどを通じて滋賀県内の事業承継の促進を図ってまいります。
平成30年5月18日(金曜日)、大津市のピアザ淡海にて「滋賀県事業承継ネットワーク キックオフ全体会議」が開催されました。
会議にはネットワーク参画団体から多数のご出席をいただき、事務局を担う大津商工会議所の河本副会頭からのご挨拶の後、事務局からの事業承継診断等実施にかかる説明や、事業承継支援に取り組まれている機関をパネラーとする事業承継フォーラムが行われました。