GWに向けて（テキスト版）

おかげさまで、年度末から年度初にかけての感染再拡大は、人の移動などもあるので心配でしたけれども、再増加、再拡大というのはなんとか食い止められているのかもしれません。ただ、なかなか思うように下がらない、高止まりしているという状況がございますし、全国的に見れば過去最多を更新する地域があったり、ゴールデンウィークでより拡大が懸念されるということもございますので、県としては感染再拡大警戒期間というものを引き続き存置して、基本的な感染対策の徹底をお願いすることとしております。

なお、第6波までの教訓を踏まえまして、調査・検査体制の強化、また、医療提供体制の強化、自宅療養体制の強化、保健所体制の強化、特に、重症化リスクの高い高齢者対応を中心にしっかりと進めていきたいと思います。

また、同時にワクチン接種につきましても、高齢者に比べて若い方の接種が思うように進んでいないという状況もございますので、このGW期間中、強化期間といたしましてご案内を強化してまいりますし、ワクチン接種が、感染する・重症化することを防ぐ効果があるということについて、しっかりとお知らせすると同時に（2回目接種から）6ヶ月経てば打てるんだ、ということをまだご存知ない方がいらっしゃいますので、そういった方々に対するご案内、また、滋賀県出身者で帰省してきて滋賀県で打てたらいいな、とお考えになられる方もいらっしゃいますので、そういった方々への対応などを行いながら、皆様方の接種機会をしっかりと確保してまいりたいと思いますので、積極的にご検討いただければと存じます。

令和4年4月25日

滋賀県知事
三日月大造

これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。