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全国のまん延防止等重点措置の解除を受けて(テキスト版)

依然、家庭内感染が非常に多い状況でございます。家庭にウイルスを持ち込まないよう、また家庭でウイルスを広げないように、家庭内においても基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。

特に高齢の方々、基礎疾患をお持ちの方、これはワクチンの種類を選ばずにできるだけ早期に3回目の接種を受けていただくよう、積極的にご検討いただきたいと思います。

これから気候も穏やかになり、過ごしやすい季節を迎えます。また進学、就職、転勤、異動もございますし、伴う歓送迎の機会など日常と異なる接触機会も増えることでしょう。昨年の経験を踏まえれば注意が必要でございますので、改めて基本的な感染対策の徹底をお願いしたい。その上での行動を呼びかけたいと思います。

病床の使用率が50%を下回り、全国的にもまん延防止等重点措置が解除されたことなどを踏まえまして、本県も県民の皆様への要請内容の緩和に向けて準備を進めているところでございます。早ければ今週中にも状況を見極めた上で、今月末にも対策本部員会議の開催を構えていきたいと思います。

具体的なことで言えば、病床の使用率50%を恒常的に下回れるかどうかというのをひとつの判断基準にすべきだと考えております。オミクロン株の特例の入院措置基準は維持いたしますが、病床使用率50%を下回る状況が続けば緩和をしていきたいと思います。その際には、宿泊支援等につきましても、現在、「安心宿泊割引」を今月末まで実施しておりますけれども、状況が許せば、来月初旬にも「今こそ滋賀を旅しよう」再起動に向けて準備をしていきたいと考えております。

また第7波への備えを指示いたしました。ワクチン4回目の準備、また、もちろん次なる変異株の感染特徴にもよりますが、ご高齢の方の療養期間が長引いていることを踏まえ、宿泊療養施設に介護療養機能を備えた形で運用できるよう準備を始めておりますし、保健所につきましても、業務効率化に向けて次の波対策をしっかりと行っていきたいと存じます。

令和4年3月22日

滋賀県知事
三日月大造

これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。

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