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家庭で気をつける4つのポイント(令和3年1月19日)

最近の感染経路の分析によりますと、これは1月11日から1月17日までの201名の方を対象に分析しますと、家庭内での感染が最も多く34%ということでした。したがって、家庭で気をつけていただきたい4つのポイントをこれからお話しいたします。

1つ目のポイントは、「家庭に持ち込まない」ということです。保健所の報告によりますと、これまで親戚や友人との会食で感染する事例が確認されています。したがって以前からお願いしていますが、家族や普段一緒にいる人以外との会食は控えてください。これが1つ目です。

2つ目は「家庭内で拡げない」。普段接しない人とのマスクなしでの会話をした場合や、家族に風邪などの症状がある場合は、食事の時間をずらす、部屋を分ける、同じ部屋で過ごす場合はマスクを着用するなどの対策をお願いいたします。

3つ目のポイントは、保健所の調査レポートによりますと、車の中での感染という報告が上がっておりまして、「車の中でも感染対策をとることが重要」だと皆様にお伝えします。車内で換気やマスクの着用などの対策をお願いしたいと存じます。私も公用車で移動する場合は、マスクの着用や、この時期寒いですけれども常時窓を開けるということも対策として取っています。

4つ目のポイントは、「基本的な感染対策も十分に」ということです。家庭内では基本的な感染対策が不十分なために感染した事例がいくつかあるようです。手洗い、また意外に重要なのですけれども、タオルを共有しない、それぞれ個別のタオルを用意する、30分に1回程度の部屋の換気、ドアの取っ手といった共有部分の消毒を定期的に実施、また咳エチケットの実践といった対策をお願いしたいと思います。

改めて身の回りの感染症対策をしっかりと徹底することで感染拡大を防いでいくということに県をあげて取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくご協力をお願いいたします。

令和3年1月19日

滋賀県知事
三日月大造

これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。

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