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7月10日以降の感染拡大防止対策に係る知事メッセージ(令和2年7月9日)

 本県においては、ステージが引き続き「注意ステージ」にあります。現在、感染動向そのものは落ち着いていることから、「イベントの開催自粛の要請」をもう一段緩和しまして、ステップ3、現在屋内では、収容率50%以内で上限1,000人を目安にしているところ、上限5,000人まで等とします。
 このことによりまして、びわ湖ホール、県立体育館ウカルちゃんアリーナ、またはびわ湖ボート競艇場などのお客様の入りの上限というものが緩和されることになります。引き続き収容率50%を守るということですので、満席にはできないですが、一定利用が可能になってくるということになります。
 また、国からは改めて参加者の連絡先の登録の徹底をという通知が来ておりますので、このこともしっかりと引き続き対応をしてまいります。

 一方で、今月に入り3名の方の陽性が確認されています。昨日も1名発生しております。近隣の京都府や大阪府においては、新規感染者が増加傾向にありますし、感染経路が不明の方も一定割合出てきているところです。また、東京、今日は220人超えで、過去最多と聞いております。

 改めて県民の皆様には、手洗いの励行、マスクの着用、3密の防止などの感染予防対策の徹底をお願いします。
また、感染が多数報告されている地域のいわゆる「夜の街(接待を伴う飲食店など)」の訪問については、慎重に検討をお願いします。仮に行かれた場合でも、マスクをとっての近距離かつ長時間の会話を避けてください。
利用する店舗等について、「ソーシャルディスタンスが確保できるか、密集した配席になっていないか、手指消毒を実施できるか、などの感染予防対策ができているのか」を確認し、利用するようお願いします。
また、3密のリスクの高い施設を利用した後、体調に異変を感じたら自宅で休んでください。また、躊躇せず、「帰国者・接触者相談センター」に相談してください。
 東京などでは、若者世代(20代~30代)の感染が多く報告されています。重症化リスクは低いといわれていますが、リスクの高い人に感染を広めてしまう可能性があります。人が集まる風通しが悪い場所を避けるなどの行動をお願いします。
併せて、感染を拡大させないため、自分を守るため、追跡アプリの「もしサポ滋賀」のQRコードが施設にある場合は、必ず利用してください。また国の接触確認アプリ、通称「COCOA」も機能が異なるので、ぜひ補完的にご利用いただきますように呼びかけたいと思います。
事業者の皆様にも、業種別感染拡大予防ガイドラインの徹底や、体温測定などの従業員の体調管理、感染を拡大させないための「もしサポ滋賀」の積極的な導入をお願いいたします。

 県としても、引き続き気を引き締めて、県民の皆様とともに、感染拡大防止に努めつつ、社会経済文化活動のレベルを気を付けながら、対策を取りながら活動するといったことをしっかりと積み重ねていきたいと考えておりますので、ぜひより一層のご協力をお願いします。

令和2年7月9日

滋賀県知事
三日月大造

これまでのメッセージは、新型コロナウイルスに関する滋賀県知事メッセージをご覧ください。

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