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滋賀の縁認証事業

趣旨

滋賀の縁認証事業は、滋賀の縁創造実践センターがめざす「現行の制度で解決できない生活課題、地域の福祉課題に気付いた人たちが、実践者として、問題解決のために協働して具体的な取り組みをしている活動」を、滋賀の福祉実践モデルとして滋賀県、滋賀の縁創造実践センター 滋賀県社会福祉協議会の2者が認証するものです。
「一人ひとりが大事にされ、社会的孤立をつくらない共生社会をめざした活動」、「現行制度の枠にとらわれず、新たなつながりや視点から課題解決に取り組む活動」を県内にひろげていくために、認証をすすめています。
認証要領等

認証活動紹介

1.社会福祉法人真盛園地域交流センター「老いも若きも」(大津市)【平成27年5月26日付け認証第1号】

制度にとらわれない福祉への思いをもつ社会福祉法人が、住民とともにつくる居場所

築85年の古民家を改修して地域に開放し、赤ちゃんからお年寄りまで誰もが、いつでも集える居場所となっています。お年寄りが子育てママへのアドバイスをしたり、お年寄りから遊びを教わった小学生が、大学生になってボランティアに加わったりするなど、地域の共生の場として根付いています。

2.高島市内のマキノ地区、今津地区、朽木地区、安曇川地区、高島地区、新旭地区の全6地区のボランティアセンター【平成27年5月26日付け認証第2号】

「わが町」への思いを共有する住民がつくる居場所

地域の住民福祉協議会が主体となって運営し、住民、当事者、支援者が気軽に話すことができる場所です。身近な相談を持ちよれる場、ボランティアの交流拠点、課題を抱えた方の居場所となっており、「自助」「共助」を実践する共生社会の礎となる取組です。

3.特定非営利活動法人もの忘れカフェの仲間たち「仕事の場」(守山市)【平成27年5月26日付け認証第3号】

若年認知症や障害等の課題を共有する当事者と支援者がつくる居場所

認知症本人の自主活動と社会参加を目的として平成16年に「もの忘れカフェ」を始めた医療法人藤本クリニックは、平成23年からは就労の機会を望む若年認知症の人のための「仕事の場」づくりをはじめられており、本人の自主的な活動を行いながら社会参加を目指す取組には先駆性があります。

4.移動商店街ぎょうれつ本舗(高島市)【平成27年12月15日付け認証第4号】

障害者の就労支援を通して高齢者の生活支援を行う互いが支え合う仕組みの先駆け

障害のある人の働きを通して地域の課題(買い物困難)を解決していこうと、平成23年9月から活動をスタート。県内の障害のある人たちの就労支援を行う事業所が集まり、高島市内山間部を中心に販売車を連ねて走っています。買い物の機会とコミュニティの場を提供し、地域の皆様から喜ばれるだけでなく、障害のある人たちが地域の中で働く機会を得て自信が持てるようになり、働く意欲が高まっています。

5.社会福祉法人びわこ学園(野洲市)【平成29年1月24日付け認証第5号】

在宅重症心身障害児・者の地域ケアの取り組み

重症心身障害児・者の在宅生活を可能にする地域ケアの拠点として、1970年代から地域における療育教室づくり、通園事業の研究に取り組み、その成果が「滋賀県重症児通園モデル事業」(県単独事業)につながりました。通園事業は、県が国に先駆けて施策化し、重症児の通所は全県域にひろがりました。現在も、重症児・者ケアマネジメント事業を核として、日中活動の場や生活の場の提供、余暇支援、居宅介護や移動支援等の生活支援、往診、訪問看護・リハの医療支援、短期入所を組み合わせた、重症児・者の地域における生活を支援する「重症児者支援システム」づくりに取り組み、重症児者と家族そして専門職の支えとなっています。

6.社会福祉法人グロー サービスセンターれがーと(湖南市)【平成29年1月24日付け認証第6号】

利用者主体の地域生活支援の実践

障害のある人の地域生活を支えるための公的な制度がない中で、平成6年のころから「必要な時、必要なサービスを」をキャッチフレーズに私的契約による「心身障害児・者ホームヘルプサービス事業」を開始。そこから明らかになった課題に対応するために甲賀圏域で障害の程度を問わない総合的な地域生活支援サービスが検討され、「24時間対応型総合在宅サービス事業」として事業化されました。ホームヘルプサービスを軸に、デイサービス、ナイトケアを柔軟に組み合わせて提供する公的なサービスモデルはその後、県から国の公的な在宅福祉サービス事業となり、現在に至っています。

7.社会福祉法人グロー ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(近江八幡市)【平成29年1月24日付け認証第7号】

障害のある人の造形活動支援

NO-MAは、「障害者の作品を常設できる空間・建物を」というニーズをいち早くとらえ、障害のある人の作品とプロの芸術家の作品を分け隔てなく展示するために全国に先駆けて開設されました。福祉施設での職業教育の一環として実施されていた造形活動から生まれた作品を、アートの視点からアール・ブリュット作品として評価し発信する取り組みは、障害や障害者への理解を促す取り組みにとどまらず、社会全体が、作品を作る障害者の可能性や魅力を再発見し、一人のアーティストとして受容していくことにつながっていく活動となりました。「障害者と健常者」「福祉と文化との交差」「アートとまちづくりの協働」というボーダー(境界)を超えていく先駆的な実践を試みています。

8.社会福祉法人共生シンフォニー(大津市)【平成29年1月24日付け認証第8号】

ソーシャルエンタープライズとしての実践~ひとり親、ひきこもりの人、虐待を受けて悩んでいる人たちへの就労の場の提供

共生シンフォニーの実践は、障害のある人もない人も共に「地域で当たり前に暮らそう」という思いを実現するため、1986年に障害者小規模作業所を設立して以降、「その時困っている人」を見逃さず、福祉サービスではなく従業員として受け入れ、働き暮らすことを支えています。そのスタイルは社会的企業であり、社会的課題、福祉課題の解決に向けて創造的・積極的に新たな事業を生み出し、それが新たな就労の場となり、他の障害者事業所で働く(利用する)ことが困難な人、母子家庭で就労困難となっていた母親、ニートやひきこもりの人、虐待やいじめによる精神的ダメージを持つ人たち、障害のある人もない人も共に働くことを実現しています。

9.株式会社なんてん共働サービス(湖南市)【平成29年1月24日付け認証第9号】

認知症高齢者ケアの場における知的障害者の就労

なんてん共働サービスは、障害があっても、認知症になっても、住み慣れた地域のなかで地域の人とのかかわりをもって暮らすことができる社会でありたいという志のもと、その人ならではの「働き」を生かし合える事業を展開しています。まちのなかにある認知症高齢者のケアの場「共生舎なんてん」では、平成12年の開所時から知的障害のある人がスタッフとして働き、その人「ならでは」の働きがケアの場にもたらす力を社会に伝える実践となりました。この実践は福祉サービスの利用者が支援者として働くモデルとなり、県の資格制度(いきいき生活支援員認証制度)になっています。

10.大野木長寿村まちづくり会社(米原市)【平成29年1月24日付け認証第10号】

地域住民主導による介護予防・日常生活支援総合事業の取り組み(ビジネスの手法を取り入れた持続可能なまちづくり)

高齢者の地域生活支援や居場所づくり(通所サービスB等)、出番づくり、さらに孤立しがちな人への訪問活動、子ども食堂の運営等を過疎・高齢化がすすみつつある大野木の将来を見据えて地域に根付いた活動を展開しています。引きこもりがち、孤立しがちな人たちへの訪問活動は、だれもが地域で活躍できる地域の一員だという認識のもと、外に出てきてもらうような働きかけを民生委員や専門職とも連携しながら実施しています。活動の利用料や食堂や特産品の売り上げの7割が社員(活動者)に入り、残り3割が会社の運営費となり、活動に有償性、ビジネス的手法を入れることにより、持続可能なしくみを構築しています。

11.レイカディア大学同窓会・レイカディア大学サポート隊(草津市)【平成29年1月24日付け認証第11号】

レイカディア大学卒業生による地域貢献活動と生涯現役社会づくりの実践

レイカディア大学同窓会は、長年にわたり、レイカディア大学卒業生が大学建学の精神である地域のリーダーとして、積極的に地域貢献活動に取り組めるようサポートや活性化のための事業に取り組んできました。同窓会の会員による地域活動は、その後結成されたサポート隊、さらにはレイカディアえにしの会とともに、卒業生の活動の幅と仲間をひろげ、福祉、文化、環境など暮らしのさまざまなところでニーズをキャッチし、グループを組織しながら活動を展開しています。毎年200名近い高齢者世代が2年間の学びを修了し、大学での学びとつながりを生かして生涯現役で活躍する姿は、超高齢社会のモデルです。

12.淡海フィランソロピーネット(草津市)【平成29年1月24日付け認証第12号】

社会福祉をテーマとした企業の社会貢献活動

県内を中心とする企業および関係機関、団体との連携を図り、企業や団体の社会貢献活動に関する普及、啓発、情報交換、交流等を行い、企業や団体が地域社会にとって魅力的で効果的な活動を推進することを目的に阪神淡路大震災を契機として、都道府県レベルでは全国初のネットワークとして設立されました。設立から20年間、全国各地で発生する災害の支援活動や障害者施設との協働によるペットボトルキャップリサイクル事業など、1社だけではできないことをネットワークの力を生かした活動として展開しています。

13.滋賀県自助具製作グループ連絡協議会(東近江市)【平成29年1月24日付け認証第13号】

専門職とボランティアの連携による自助具の普及

平成9年の福祉用具センター開設とともに、加齢や疾病等により日常生活のなかで不自由さ、不便さを感じている人がいるという声を聞いた専門職とボランティアが福祉圏域ごとに集まり、自分の持っているノウハウや時間を活かし、困っている人に役立つ用具をつくろうと自助具工房の活動が始まりました。自助具工房連絡会は、県内の自助具工房の連携・連絡調整を図るために平成12年10月1日に設立され、現在も継続されています。

14.認定特定非営利活動法人あさがお(大津市)【平成29年11月24日付け認証第14号】

サービスを利用する権利、権利侵害から本人を護る権利擁護支援の仕組みの構築

行政・司法・民間が一体となった「権利擁護の仕組み(各専門職の連携体制整備、人材の育成等)」を構築することにより、行政と三士会(弁護士・司法書士・社会福祉士)等の関係機関とあさがおが連携をとりながら一人ひとりを大事に支援する仕組を構築してきました。この権利擁護支援の仕組は、県内各圏域における権利擁護センターの立ち上げにも大きく寄与し、取組をけん引する存在です。

15.認定特定非営利活動法人四つ葉のクローバー(守山市)【平成29年11月24日付け認証第15号】

社会的養護の必要な若者の支援モデル

社会的養護の必要な若者等の相談支援をしています。建物内に就労支援機能(餃子屋)を併設しており、入居者や地域の中高生の就労体験の場として、若者の自立支援を行ってきました。自立援助ホームの対象年齢を超えても自立援助ホームのサテライト機能(制度外)を別途設けて継続的に支援しています。また、フリースペースを開催し、生きづらさを抱えた若者が集える場を設けています。寄付を浄財に四つ葉未来基金を設立し、若者の学費や進学、資格取得の援助をしています。

16.特定非営利活動法人CASN(カズン)(大津市)【平成29年11月24日付け認証第16号】

悩みを抱えた子どもたちに寄り添い、生きる力を育む活動

子どもの喜びや不安に寄り添う、18歳までの子ども専用電話(チャイルドライン)の取組を14年間にわたり実施しています。保育士、教職者など様々な立場の方約30名が集まって平成11年に法人を結成し、相談の聞き手は、養成講座を受けたボランティアが実施しています。

17.社会福祉法人あすなろ福祉会(豊郷町)【平成29年11月24日付け認証第17号】

あったかほーむを拠点とした多世代の居場所づくり

平成18年度より県と町の委託と補助の事業をうけ、特定非営利活動法人とよさとまちづくり委員会、県立大学「とよさと快蔵プロジェクト」と協力して古民家を改造し、1階を高齢者の宅老所、2階を大学生の下宿としています。この家賃収益を宅老所の維持費に充て、住民が主体となって子どもや高齢者、障害者など誰もがつどい交流できる「縁側」づくりを実施しています。居場所づくりとしての活動であり、かつ、地元への誇りをもち、愛着を生む活動にもつながっています。この独自の取組は日本でも数少ない取組です。

18.SHIPS多文化共生支援センター(草津市)【平成30年11月30日付け認証第18号】

国籍の壁をなくし互いの違いを認め合う「多文化共生」の社会づくり

SHIPSは、外国籍住民の文化と人権が尊重され、滋賀において安心して生活できるよう、本人だけでは解決できない生活の諸課題に対して、外国人の「駆け込み寺」として総合的な相談支援を行うとともに、多文化共生社会の実現を目指した事業・活動を実施している。
平成20年(2008年)のリーマンショックで多くの外国籍住民が職を失い生活困窮するなか、しが外国籍住民ネットワークを結成し生活物資の提供や募金を呼び掛け、緊急小口資金の貸付をはじめとした生活支援を実施した。
平成23年(2011年)2月には外国籍住民の就労支援に特化した「NPO法人外国籍住民自立就労協会」を設立し、平成24年(2012年〕~平成26年(2014年)にはIOM(国際移住機関)より定住外国人の子どもの就労支援事業、平成27年(2015年)~平成29年(2017年)には滋賀県より定住外国人の子どもの就労促進事業を受け、6年間で延べ34人が高校に入学した。
また、平成27年(2015年)からこのNPO法人と街かどケア滋賀ネットが協働する形で外国人介護職員養成講座を開催し、養成講座の修了から介護現場への就労、定着支援まで、外国籍住民の就労を手厚くサポートしている。
さらに、平成28年(2016年)7月から、レイカディア大学卒業生が結成した「よりそいネットワーク」や大学生の協力を得ながら、外国籍の子どもたちが食を通じて多文化と触れ合える「多文化子ども食堂」を実施している。

19.社会福祉法人ひだまり(米原市)【平成30年11月30日付け認証第19号】

「その人らしい暮らし」を地域住民とともに支える福祉実践

高齢者・障害者・子どもがともに集うデイサービス「ひだまり」は、介護保険や障害者総合支援制度と制度外事業をうまく組み合わせながら、「地域の人たちが自分らしく生き続ける」ことを支援する拠点として活動を続けている。活動のベースには、「要介護」、「認知症」、「障害」といった状態に目を奪われるのではなく、「人」そのものに焦点を当てて、「年をとっても、認知症になっても、障害があっても、地域で住みつづけるために、自分たちは何ができるか」を問い続けていこうという姿勢がある。
これまで様々な介護保険事業を展開しているが、それは地域のニーズをキャッチして、必要と思われるサービスを徐々に整備していった結果であり、その中にあっても、地域住民の力を信じ、昔ながらの近所づきあいを大切にし、介護保険を介しない住民とのつながりを創っていくことを主眼に活動を進めている。
既存のサービスに利用者をあてはめるのではなく、個々の利用者がその人らしく暮らし続けるにはどのような支援をすればいいのかを軸に、公的制度と制度外の自主事業を組合せ、制度の隙間を埋めながら、事業所全体で「人」を真ん中において、地域の中での暮らしを支えるという地域福祉を実践している。

【参考】

小規模多機能型居宅介護「ほっとひだまり」(平成21年3月~)

居宅介護支援事業「ひだまり」(平成22年4月~)

認知症対応型グループホーム「縁ひだまり」(平成23年7月~)

デイサービスに「基準該当生活介護」事業を併設(平成24年4月~)

訪問看護ステーションひまわり(平成29年4月~)

特別養護老人ホームわが家ひだまり(平成30年4月~)

※平成27年6月に社会福祉法人ひだまりを設立、介護保険事業を社会福祉法人へ移管

20.認定特定非営利活動法人NPOぽぽハウス(彦根市)【平成30年11月30日付け認証第20号】

市民活動をベースにしたニーズ志向の福祉実践

認定特定非営利活動法人NPOぽぽハウスは、「だれもが生きていて良かったといえる街づくり」を法人のミッションとし、フォーマルなサービスと制度の隙間を埋めるインフォーマルなサービスを組み合わせながら、地域のニーズにあった福祉サービスを柔軟に提供している。
活動の根底には、制度によって与えられる福祉ではなく、市民の声に耳を傾け、必要とされているサービスを届けるという理念・姿勢がある。どの分野においても制度や政策、行政では手が届かない課題やニーズがある中で、当団体は、見つけた課題を整理し、解決に向けた実践を通じて理論的な裏づけを行い、具体的な形に表しながら、行政へ提言していくことを自らの役割と認識し、活動を続けてきている。
また、当団体の先駆的な取組がベースとなって彦根市の事業に発展し、活動にかかわった市民が公的事業を支える人材として活躍している事例や活動の中で蓄積されたノウハウを生かした地域におけるサロンの立ち上げ支援など、当団体の取組は、事業所での福祉サービスの提供に留まらず、福祉の人づくり、支え合いの地域づくりに大きく寄与している。

【参考】現在の事業・活動

高齢者支援:介護保険事業(居宅介護支援・訪問介護・地域密着型通所介護)、ほのぼの(総合事業・通所型A)、あったかルーム(宅老事業)、ぽぽヘルプ(インフォーマルの生活支援)障害児支援:障害福祉サービス事業(相談支援・児童発達支援・放課後等デイサービス・居宅介護・行動援護・同行援護・日中一時支援・移動支援)子育て支援:ぽぽあそび隊、すくすく教室、のびのび教室(すべて自主事業)その他:世代交流事業、サロン事業、ボランティア活動支援

奨励活動紹介

21.子ども食堂平野学区のぞみ(大津市)【令和3年2月22日付け認証第21号】

滋賀県の縁創造実践センターにおいて「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業として活動を開始されました。

 ひとり親家庭の子どもと親を中心に、地域の大学生や高校生が地域の架け橋となり調理や遊びのボランティアとして関わることで、豊かなつながりがつくられ、縁共生の場となっています。

 また、継続し活動したことで、認知度が高まり、学校の先生や郵便局員等も参加するようになる等地域の中で豊かなつながりを生み、子どもを真ん中においた地域の居場所となっています。

 

22.晴嵐みんなの食堂(大津市)【令和3年2月22日付け認証第22号】

滋賀県の縁創造実践センターにおいて「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業として活動を開始されました。

 さまざまな事情にある子どもたちひとりひとりが訪れやすい居場所となるよう、だれでも来所できる日と個別対応の日に分けて開催し、福祉課題や地域課題を認識しながら柔軟に活動を展開されています。

 コロナ禍においては、地域の団体と連携しながら、必要とする家庭や子ども食堂の子どもたちに月2回程度食材を手渡しする活動をされています。

23.はるにし子どもカレー食堂(栗東市)【令和3年2月22日付け認証第23号】

滋賀県の縁創造実践センターにおいて「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業として活動を開始されました。

 当初は栗東市社会福祉協議会が立ち上げを行い、活動を続ける中で平成30年度からは地域住民、民生委員・児童委員が主体となり、「はるにし子どもカレー食堂運営委員会」を立ち上げ、食材も地域住民から寄付されたものを活用されています。また、栗東市立図書館より「出前図書館」として協力いただいています。

 栗東市社会福祉協議会、小学校や学童と連携を図り、子どもたちの気になる様子の情報共有、個別に送迎が必要な子どもにはスタッフが家に送るなど、必要に応じて柔軟な対応をされています。

 

24.ふたば・あすなろ食堂(野洲市)【令和3年2月22日付け認証第24号】

滋賀県の縁創造実践センターにおいて「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業として活動を開始されました。

 ふたば・あすなろ学級に参加する異年齢間の仲間・地域の高齢者と人権学習・食事を伴った交流活動で親子や保護者・関係者同士の交流を深め、子どもたちとともに住みやすい地域づくりの一環として活動されています。

 地域住民の協力を得ながら、子どもたちが普段家ではできない体験(おもちつき、昔遊び等)も実施されています。

25.にぎわい広場(湖南市)【令和3年2月22日付け認証第25号】

 滋賀県の縁創造実践センターにおいて「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業として活動を開始されました。

まちづくり協議会が実施主体となっており、日頃の地域との連携を活かした活動をされています。食事の後に値域のボランティアの方や部員たちで毎月子どもたちに喜ばれる企画をしています。ドッジボールや豆まきを実施するなど、年齢や立場を超えたみんなの居場所になっています。

 また、市立図書館と連携し子ども食堂の開催日に合わせて移動図書館に来てもらうなど、子どもたちが本に出会える機会を増やす工夫もされています。

26.おひさまくらぶ(長浜市)【令和3年2月22日付け認証第26号】

滋賀県の縁創造実践センターにおいて「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業として活動を開始されました。

市内の乳幼児親子を中心に、子育て世代同士のつながりづくりの場を提供されています。食事だけでなく、子ども向けのお話会、コンサート、芝居や工作などを組み合わせ、参加者が楽しめる工夫をされています。また、スタッフが自身の子育ての経験を活かし、参加者に寄り添い、子どもだけでなく、大人の貴重な居場所にもなっています。

27.わっか子ども食堂(米原市)【令和3年2月22日付け認証第27号】

 滋賀県の縁創造実践センターにおいて「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業として活動を開始されました。

 「誰もが、まるごと受けとめられる社会」を目指し、子ども・若者を中心に古民家に集う方と食卓を囲む時間などを通じて、なんでもない時間を重ねています。

 コロナ禍においても、これまで通り古民家を無料で毎日開放しています。

28.湖北子ども食堂「Liason(リエゾン)」(米原市)【令和3年2月22日付け認証第28号

滋賀県の縁創造実践センターにおいて「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業として活動を開始されました。

 地域の子どもと大人の顔の分かるつながりを持ち、地域全体で子どもを見守り育てるコミュ二ティをつくることを目的に活動されています。誰もが参加できる日と個別対応・お試しデーを設け、大勢の場には参加しにくい子も参加しやすい環境づくりに努められています。

また、トワイライトステイや不登校の子どもたちの昼間の居場所、コミュニティカフェ、水彩画教室等、地域の全ての方を対象として、工夫や改善をしながら幅広い活動を展開されています。

29.むさっ子食堂(近江八幡市)【令和3年2月22日付け認証第29号】

滋賀県の縁創造実践センターにおいて「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業として活動を開始されました。

 武佐小学校区の小学生とその弟妹を対象に、食堂に集う皆が家族のように、自然に接することができる雰囲気づくり、悩みや生きづらさを抱えた時に気軽に相談でき、受け止められる場所を目指し活動されています。

継続した活動の中で地域に定着し、子育て中のお母さんのつながりの場にもなるほか、県内外においても積極的に食堂のやりがいや喜び、意義などについて発信されています。

30.子どもの居場所「まんま」(長浜市)【令和3年2月22日付け認証第30号】

滋賀県の縁創造実践センターにおいて「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業として活動を開始されました。

 地域のみんなで「子育ち」、「親育ち」を支えていくために、ありのままの自分でいられる居場所を地域の中につくり、子どもたちが自ら育つ力を発揮できることを目標に、食事をツールとして子ども達とつながれるよう子ども食堂の実施、遊び場の提供をされています。

 地域での信頼も高まり、屋外体験や資金面等においての企業や住民の協力が増えています。そのため、居場所だけでなく、地域や企業の協力を得ながら芋掘り等の屋外の体験活動の提供もされています。

31.特別養護老人ホームカーサ月の輪フリースペースカーサ(大津市)【令和3年2月22日付け認証第31号】

滋賀県の縁創造実践センターにおいて、さまざまな事情から学校に行きづらい、家庭の中に安らぎがないなどのしんどさを抱えた子どもたちの家庭でも学校でもない安心できる第三の居場所として、社会福祉施設を活用した子どもの夜の居場所「フリースペース」の取組第1号として活動を開始されました。

 毎週1回、子どもの気持ちに寄り添い、温かいご飯を食べ、お風呂に入るなどのほっとできるひとときをともに過ごす活動を継続されています。また、この居場所を県内に広げていくため、普及啓発にも尽力されています。

32.小規模多機能型居宅介護事業所時間の奏フリースペースかなで(大津市)【令和3年2月22日付け認証第32号】

滋賀県の縁創造実践センターにおいて、社会福祉施設を活用した子どもの夜の居場所「フリースペース」の取組が開始された初期から活動されています。

 独自に子どもに関わるワーカーを配置し、学校関係者や大津市社会福祉協議会等と協力しながら活動されています。施設利用者と子どもの関わりがうまれるほか、活動を通じて気づいたご家庭の困りごとを関係機関につなぐなど、関係機関と連携しながら取り組まれています。

33.特別養護老人ホームせせらぎ苑フリースペースせせらぎ(甲賀市)【令和3年2月22日付け認証第33号】

滋賀県の縁創造実践センターにおいて、社会福祉施設を活用した子どもの夜の居場所「フリースペース」の取組が開始された初期から活動されています。

 子どもに関わるワーカーや甲賀市社会福祉協議会を通した地域のボランティア、スクールソーシャルワーカー等と協力しながら、今の子どもの気持ちによりそうことを大切に活動されています。また、子どもの居場所としてだけでなく、ご家族とのコミュニケーションにも気を配った活動をされています。

34.障害者支援施設ふるさとフリースペースひこねふるさと(彦根市)【令和3年2月22日付け認証第34号】

滋賀県の縁創造実践センターにおいて、社会福祉施設を活用した子どもの夜の居場所「フリースペース」の取組が開始された初期から、唯一の障害者施設として活動されています。

 彦根市社会福祉協議会とともに、毎月の利用者との交流も交えたイベントを企画開催されるなど、地域のボランティア、学校関係者等と協力しながら日々の活動に取り組まれています。

35.社会福祉法人さわらび福祉会甲賀・湖南ひきこもり支援『奏‐かなで‐』(湖南市)【令和3年2月22日付け認証第35号】

社会とのつながりがもちづらい方やひきこもりがちな暮らしをしている方・その家族に対して、現行の福祉サービスでは届けられない支援を届けることを目指し、滋賀の縁創造実践センターひきこもり支援モデル事業として平成27年より活動を開始されました。

 社会福祉法人さわらび福祉会が主体となり、甲賀圏域(湖南市・甲賀市)において甲賀・湖南市両市の社会福祉協議会、市、甲賀保健所、両市の民生委員児童委員連絡協議会が参画する運営会議を結成し、ひきこもり者やその家族への相談支援、アセスメント、啓発等について丁寧に検討を重ねられています。

 個別支援に向けた支援会議も定期的に開催され、アセスメントや支援の進捗、方向性を確認したうえで、自宅への定期的な訪問、本人の興味関心に基づいた同行支援等、本人の思いに寄り添い、社会とのつながりを築くための細やかな取組を進められています。

また、家族支援部会、地域啓発交流部会では、当事者家族の交流の場や地域で理解を進めるための取組をし、他圏域への波及、連携にもつなげられています。

36.特別養護老人ホームカーサ月の輪縁入浴支援事業(大津市)【令和3年2月22日付け認証第36号】

医療的ケアを必要とする重症障害児者の入浴支援モデルのモデル事業において、協力施設として法人施設の浴槽を提供されています。

 本人や家族の居場所となるよう、本人や家族の豊かなつながりづくりに大きく貢献されています。また、入浴の機会が制限されている制度の狭間の課題について、支援の必要性や分野を超えてできることについて、研修会等さまざまな機会で発信されています。

1.地域交流センター「ななまがり」(守山市)【平成27年12月15日奨励】

 滋賀県の縁創造実践センターにおいて「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業として活動を開始されました。

市内の乳幼児親子を中心に、子育て世代同士のつながりづくりの場を提供されています。食事だけでなく、子ども向けのお話会、コンサート、芝居や工作などを組み合わせ、参加者が楽しめる工夫をされています。また、スタッフが自身の子育ての経験を活かし、参加者に寄り添い、子どもだけでなく、大人の貴重な居場所にもなっています。

くらしの困りごとをつなぐ、住民主体の誰もが気軽に集える居場所

子どもから高齢者まで、誰もが気軽に集える居場所、生きがいづくりとして、住民が主体となって平成23年4月から拠点をつくりました。月曜から金曜の午前10時から16時まで毎日開いていて、子育てボランティア、見守りボランティア等の活動や、百歳体操、おしゃべり広場といった活動まで、幅広く利用される中で、まさに誰もが自由に集まり、交流できる場所になっています。中でも地元の営農組合から提供された野菜を使ったランチ(毎週水曜)は大変人気で、いろんな世代が集い、またそこで普段の困りごとを話す中で、民生委員や保健師などの専門職と連携しながら相談をつなげています。

2.男性介護者のつどい「中北の家」(野洲市)【平成27年12月15日奨励】

認知症の家族を支える男性介護者によるピアサポートと認知症啓発

近年、在宅介護をする男性介護者が急増する中で、毎月第4火曜日、古民家改修型の家屋をつかい、その名のとおり男性介護者がつどい、居場所として活動しています。つどいでは、看取り終えた方、妻の介護を10年以上も続けている方、サービスの使い方が分からない方など、悩みを抱え込み孤立してしまいがちな男性介護者の心のケアとして、女性の世話人がアドバイサーとして参加したり、情報交換やスキルアップを図っています。この大切な居場所をひろげていくために、認知症の啓発活動等も積極的に行っています。

3.山中比叡平学区社会福祉協議会(大津市)【平成29年1月24日奨励】

学区社協における居場所と助け合いのコミュニティサービス活動

毎週金曜日に開催されている金曜カフェは、6年を超える継続的な活動で、高齢者を対象とした活動だけではなく、住民全般を対象(世代間交流)に開かれた居場所として、乳幼児を連れた若い母親、比叡平小学校の生徒や先生、中高年、高齢者と多様で、毎回50名ほどが参加しています。また、お茶だけのおしゃべりサロンではなく、本格的な昼食を提供したり、移動販売を併設したり、参加者のニーズに合わせた取り組みも行われています。カフェ終了後には、毎回スタッフによる振り返りが行われ、参加者の変化や困りごとなどを共有しながら、見守り体制の構築に努めています。

4.八日市に冒険遊び場をつくる会(東近江市)【平成29年1月24日奨励】

子どもたちに必要な”サンマ”を取り戻す活動

八日市冒険遊び場は、子どもの成長、自立への道のりに欠かせない“3つの間”(空間、時間、仲間)づくりに取り組み、本県の「冒険遊び場」づくりの先導者として人材育成、ノウハウの提供、ネットワークづくりに貢献しています。この取り組みは、子どもの遊び場づくりだけでなく、公園の再生にもつながり、また、自分の子も他の子も一緒にみることを、親同士がお互いさまで担い合っていくような関係が生まれ、異年齢の子どもたちの交流だけでなく親同士の新たなつながり、地域での子育て支援にもつながっています。

5.特定非営利活動法人宅老所心(草津市)【平成29年1月24日奨励】

なじみの地域で、困りごとに寄り添い、支え助け合う活動

宅老所心では、地域の中でほっとできる場所づくり、地域の中のちょっとした困りごとを解決するためのお助け隊活動など、地域の方の「ふれあいの居場所」として、社会的孤立をつくらない地域づくりを実践しています。特定曜日には、カフェや認知症カフェ、居酒屋の取り組みも行われており、カフェではおもに女性が、居酒屋ではおもに男性がお互いに交流を図り、新たな人とつながりの中で、新しい活動に参加する方も出てきています。ふれあいの居場所は、独居高齢者や老々介護の高齢者世帯等の居場所となっており、お助け隊活動では、退職後等で働く場のない地域の人を有償ボランティアとして養成し、活動の場を提供するとともに、独居など困っている人の話し相手や見守りも含み、介護保険制度等では支援できないような病院の送迎、庭の草引きなどの困りごとの解決の活動を行っています。

6.枝折おたすけ隊(米原市)【平成29年1月24日奨励】

団塊の世代を中心とした住民主体による多様なサービスモデル

「誰もが気軽に立ち寄って話ができる場所が必要ではないか」という地域住民の声から始まった、「ほほえみカフェ(1回100円)」では、カラオケやラジオ体操等を実施することで、体力づくりに寄与しています。また、カフェでしばらく顔を見ないと安否訪問を行い、「元気にしているか」「からだ大丈夫か」「困っていることがあったら何でも言って」等、声掛けによる見守り活動を行うことで、高齢者の孤立防止につながっています。「おたすけ隊」が1回あたり500円で対応できるようボランティア体制を整えて、除雪、買物・通院、掃除(草刈等)の支援を行っています。

7.特定非営利活動法人ふれあいセンター「そよ風」(湖南市)【平成29年11月24日奨励】

あったかほーむを拠点とした多世代の居場所づくり

自由に出入りができる地域の居場所ができるように、住宅地にある民家を改修し、乳幼児や高齢者がつどえる居場所を提供しています。この居場所は毎日鍵があけっぱなしであり、孫の子守りをしている祖母もこの場所を活用したり地元の高齢者と一緒に流しそうめんなどのイベントを実施しています。また、地域の子育てを支える拠点として、子どもと一緒に参加する居場所づくりを実施しています。

8.特定非営利活動法人どろんこ(高島市)【平成29年11月24日奨励】

あったかほーむを拠点とした高齢者の健康づくりと子どもの体験交流の”場”づくり

あったかほーむを拠点とし多様な事業を展開しています。平成17年におもちゃ図書館を設置し、地域の子どもたちの遊び場を提供する「どろんこ」の名のとおり農業体験やサマーキャンプ、スキー、水泳教室などにより障害児も一緒に子どもたちが様々な体験を通じた交流と学びの場を提供しています。また、市の介護予防・日常生活支援総合事業の一部を受託し、高齢者の介護予防や健康づくりの取り組みの支援も実施しています。

9.特定非営利活動法人あめんど(大津市)【平成29年11月24日奨励】

子ども・若者の成長をとことん見守り、分野・制度により途切れることのない支援活動

自分たちでよい保育をしたいといった思いをもつ母親たちによる認可外保育園開設から活動をはじめ、発達障害、不登校やいじめなど様々な事情を抱えた子どもに対象を広げて現在は特別支援教室「まやっか」を運営しています。平成26年からは、ひきこもりの若者に対する就労支援にも取り組んでいます。畑をかり、野菜を栽培して乾燥野菜に加工しパック詰めにして販売する一連の流れの中で少しずつ社会と関わる機会をふやし、自立にむけた取り組みをしています。

10.認定特定非営利活動法人大津夜まわりの会(大津市)【平成29年11月24日奨励】

ホームレス状態や住居に困っている人を「断らない」「見捨てない」支援

平成13年から琵琶湖畔や駅などで路上生活者の居宅生活への移行支援、夜まわり活動、越冬支援の炊き出しなど、滋賀県において先駆けてホームレス問題に取り組んできました。平成23年に住宅や就労、債務整理等の相談や日中の居場所として「ひまわりサロン」をたちあげました。このサロンにより、サロン利用者同士の交流だけでなく、自立と自尊感情を高める効果もでています。地域ボランティアや民生委員・児童委員、関係団体との協力連携体制が図られています。

11.特定非営利活動法人Links(リンクス)(彦根市)【平成29年11月24日奨励】

子ども・若者の実情に応じた多様な居場所づくり

子どもたちと子どもたちをサポートする大人や若者にとって居場所の良い場所づくり、「伴走、伴歩、伴止」を理念とした居場所活動を実施しています。学び育ち教室や、外国にルーツをもつ子どもや若者を対象とした居場所、子ども食堂、ひとり親家庭の子どもの居場所など多様な居場所づくりをしています。

12.特定非営利活動法人元気な仲間(高島市)【平成29年11月24日奨励】

地域助け合い支援センターたすけあい高島

住民同士のつながりを強め、元気に暮らせる地域づくりとして平成22年に会員による有償での助け合いの仕組みをつくりました。元気な高齢者が活動の担い手として参加できる助け合いの取組です。市社会福祉協議会との共同により「高島市住民参加型助け合いサービス連絡会」を設立し、支援者同士の顔の見える関係づくりと市全体のサービスの向上を図っています。市町域のこうした連絡会は県内にはなく、全国でも数少ない取組です。

13.特定非営利活動法人つどい(長浜市)【平成29年11月24日奨励】

耕作放棄地を活用し地域に役割を生み出す共生社会づくりの取組

高齢化を背景に増え続けている耕作放棄地を借用し、農園として再生させ、作物の生産を行っています。農園では、地域住民をはじめ、農業高校の高校生、ひきこもりがちな方、障害のある方がともに作業しており、とれた作物は販売所等で販売するほか、高齢者がみそなどに加工し収入を得るコミュニティービジネスを構築しています。

14.近江八幡「おやじ連」(近江八幡市)【平成29年11月24日奨励】

退職後男性グループをネットワーク化

平成13年から近江八幡市が主催する退職後男性を対象とした講座の受講生が、退職男性グループを結成し、ボランティア活動や生きがい活動をはじめました。活動グループ同士が「おやじ連」としてつながり、それぞれが実施している活動のほかに、自主活動やボランティア活動を実施し、孤立しがちな退職後男性が地域に踏み出すきっかけとなっています。自主活動は様々で地域の高齢者やボランティアとの共同など幅広いものとなっています。

15.たかしま災害支援ボランティアネットワーク「なまず」(高島市)【平成29年11月24日奨励】

災害時に困難を抱える人の視点に立った、共に生きぬくための減災プログラムの開発と実践

阪神・淡路大震災をきっかけに「明日は我が身」として危機感を共有する地域住民が集まり、平成13年3月に「なまず」を結成しました。「備えと構えで減災を目指す」をテーマに漫才や劇を取り入れたわかりやすい防災・減災に対する啓発活動を県内および全国各地で実施しています。この活動をきいた全国の自治会が参考にするなど自治会活動の後押しになっています。この活動は16年継続されており、さらに楽しく取り組める減災プログラムを開発するなど発展し続けています。

16.長野むらづくり委員会 なごみの郷【平成30年11月30日奨励】

あったかほーむを拠点とした多世代の居場所づくり

高齢化の進行と空き家の増加が課題であった地域において、高齢者から子どもまでの地域の居場所づくりとして空き家を改修し、平成18年に開設されました。高齢者は身近な地域において介護保険事業に頼ることなく、安心して気楽に楽しく集える居場所、子どもも高齢者と気軽に交流できる場を提供されています。
利用者は、地域の運営ボランティアと一緒に年間行事を企画し、季節ごとのお花見や屋外の季節行事に参加されています。その他にも、健康管理のため、地域ボランティアが参加者の健康相談をしたり、健康体操や発声練習を実施されています。
また、安定的な自主運営のため、地域全体の空き缶等が集まるよう集積場を設け、リサイクル収入に努められています。

17.特定非営利活動法人 こどもソーシャルワークセンター【平成30年11月30日奨励】

子どものジョブキャッチ事業

虐待・いじめ、貧困など様々な問題を抱え、学校卒業・中退後、円滑な就職が困難である活躍の場がない若者に居場所を提供しています。本人に適したプログラムのもと、就職を目指した支援をされており、まず最初にあいさつや人との関わる力をつけ、やがてセンター内での軽作業から、連携NPOや企業での実習や有償ボランティア活動への参加し、一歩ずつ就労へ近づけるよう支援をされています。
本人の自主的な活動を促す雰囲気づくりに努められているため、利用当初、センターに安定して通うことが難しかった利用者が、徐々に一方的に支援される側でなく、他のさまざまな課題を抱える小中学生たちをサポートする側にもまわり、期待されることで、役割や責任感が芽生えています。

18.認定特定非営利活動法人 ひこね育ちのネットワーク・ラポール【平成30年11月30日奨励】

子育てをしている人の安心を応援する活動

安心して子育てができるよう、家庭に出向き、寄り添い支援をする家庭訪問型子育て支援や親が自分らしい子育てをしていくための支援、研修、情報提供の活動をされています。
家庭訪問型子育て支援「ホームスタート」は、子育てに不安や困難を感じているが、支援の場に出ていけない人や頼れる人がいない人の家庭に研修を受けたボランティア(ホームビジター)が出向き、寄り添って話を聴いたり、一緒に家事・育児をしたりする活動です。利用者の悩みや要望に応じて活動するため、利用者の孤立感が解消されています。
また、初めて子育てをする母親と1歳未満の子どもを対象とした「連続子育て講座(4回)」「ラポール子育てサロン」も開催されています。「連続子育て講座」を4月に行い、その後、1年間、月に1回集まり、「ラポール子育てサロン」を開催し、スキンシップ遊び、外遊び、公園での水遊びや離乳食作りなどの活動を行います。「連続子育て講座」に参加した固定のメンバーで実施されるため、母親同士の関係が深まっています。連続講座、サロン修了後も、母親同士が互いに支え合い、子育てされているようです。

お問い合わせ
滋賀県健康医療福祉部健康福祉政策課 
電話番号:077-528-3512
FAX番号:077-528-4850
メールアドレス:ea00@pref.shiga.lg.jp