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地先の安全度マップの更新について

平成24年に公表した「地先の安全度マップ」を更新します。今回の更新は、その後の河川改修の進捗や新たな宅地造成、道路整備に伴う盛土など、土地の改変状況を反映したものです。

「地先の安全度マップ」とは、流域内の各地点における降雨規模別の浸水深などの水害リスク情報を県内のほぼ全域で表しており、大河川だけでなく中小河川や農業用排水路など身近な水路のはん濫も考慮したものです。

「地先の安全度マップ」に基づく水害リスク情報を避難計画の作成支援や安全な土地利用、住まい方の誘導などに活用することにより、引き続き、水害に強い地域づくりの実現を目指していきます。

1.地先の安全度マップとは

「地先の安全度マップ」は、みなさんの御自宅やお勤め先などの場所が、どのくらいの水害リスクがあるのかを滋賀県がシミュレーションにより求めた図です。

どれくらいの雨の時に御自宅などの近くを流れる川や水路があふれ浸水するおそれがあるのか、あふれた場合はどの程度の被害となるのかを明示したものです。

 

例えば、10年に一度程度降る雨(概ね1時間に50mm)、100年に一度程度降る雨(概ね1時間109mm)および200年に一度程度の降る雨(概ね1時間131mm)が発生した場合、どの程度の浸水深となるおそれがあるのかを御覧いただくことができます。

 

大雨が降ると、集落内やその周辺を流れる水路や農業用排水路など、小さな川や水路があふれる場合があります。また、さらに雨が降り続くと大きな川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害が発生することも想定されます。

地先の安全度マップイメージ図

2.地先の安全度マップの使い方

「地先の安全度マップ」で御自宅等を探して確認してください。お住まいの地域の水害リスクを理解していただき、「いつ」「どこへ」「どのようにして」避難することがよいか、また、どのような住まい方がよいかを考えていただくことが大切です。

滋賀県も国や市町と連携し、地域のみなさんと一緒に考え、地域防災力が向上することを目指します。

下記の滋賀県防災情報マップから「地先の安全度マップ」を確認できます。

3.地先の安全度マップ公表の目的

県では、「滋賀県流域治水基本方針-水害から命を守る総合的な治水を目指して-平成24年3月」に基づき、人命を守ることを最優先に考え、様々な降雨により想定される河川のはん濫や浸水の可能性を住民にわかりやすく提示することとしています。

本基本方針でも記載しているように、近年、全国的に局地的な集中豪雨が頻発し、水害や土砂災害が多く発生しています。

県では、河川ごとに今後20年程度で目指すべき当面の目標を設定し、様々な手法を組み合わせて効果的に対策(「ながす」対策)を実施していくこととしていますが、これらの整備目標は10年確率降雨(時間雨量50mm相当)を基本としていることから、その整備には限界があります。

このようなことから、「ためる(流域貯留対策)」「とどめる(はん濫原減災対策)」「そなえる(地域防災力向上対策)」対策も合わせて総合的な治水対策を実施していくこととしています。 

「地先の安全度マップ」は、これらの様々な対策を検討する基礎情報であり、地先における河川などのはん濫や浸水の可能性を示し、地域住民のみなさんと情報共有するとともに、命を守るための避難行動や安全な住まい方につなげてもらうためのものです。

なお、避難行動の検討にあたっては、市町が作成している「洪水ハザードマップ」を御活用ください。「地先の安全度マップ」には10年確率(頻度の高い洪水)や200年確率(頻度は低いが規模の大きい洪水)の浸水深図も作成しています。

「地先の安全度マップ」は、河川整備の進捗や土地利用の変化などをふまえて、概ね5年ごとに更新する予定です。

4.地先の安全度マップにおいて想定している主な降雨

地先の安全度マップの降雨条件

※降雨確率:「10年に一度」とは、彦根地方気象台の観測データをもとに10年に一度程度降る雨を想定しています。「100年に一度」「200年に一度」も同様です。雨の強さ:「最大50mm/hr」とは、河川の流域に1時間最大50mmの雨が一様に降ることを想定しています。「最大109mm/hr」「最大131mm/hr」も同様です。「地先の安全度マップ」で想定する降雨が全県下で同時に発生することはごくまれですが、それぞれの地点では設定する頻度で発生すると考えられます。

5.被害のめやす

浸水深や流体力による被害の程度のめやすは次のとおりです。

被害の程度のめやす

6.地先の安全度マップの詳細なQ&Aや解析条件

「地先の安全度マップ」のQ&Aや解析条件は、下記を御覧ください。

7.地先の安全度マップの種類

公表するマップの種類は次のとおりです。

地先の安全度マップの公表図面

※各マップは、複数の降雨確率や河川堤防が決壊する条件を設定しているものの、あくまで滋賀県が作成したシミュレーション上における水害リスクです。雨の降り方や堤防決壊箇所の違いなどにより、実際の浸水の深さや範囲と異なる場合があります。流体力図は堤防高の低い箇所が決壊する条件で作成していますが、これ以外の箇所が決壊する可能性もありますので、堤防の近くにお住いの方は御注意ください。

「地先の安全度マップ」の各市町域の公表図面(PDF)は、下記から御覧ください。

8.図面設置場所

下記の場所にて、A1サイズの紙図面を備え付けています。
<図面設置場所>
滋賀県庁 県民情報室(滋賀県庁新館2階)
大津、南部、甲賀、東近江、湖東、長浜、高島の各土木事務所河川砂防課
長浜土木事務所木之本支所河川砂防課
南部、甲賀、東近江、湖東、湖北、高島合同庁舎の各行政情報コーナー
(土木事務所および行政情報コーナーについては、管内の市町分のみ)

お問い合わせ
滋賀県土木交通部流域政策局流域治水政策室
電話番号:077-528-4290
FAX番号:077-528-4904
メールアドレス:ryuiki@pref.shiga.lg.jp

下記の場所にて、A1サイズの紙図面を備え付けています。
<図面設置場所>
滋賀県庁 県民情報室(滋賀県庁新館2階)
大津、南部、甲賀、東近江、湖東、長浜、高島の各土木事務所河川砂防課
長浜土木事務所木之本支所河川砂防課
南部、甲賀、東近江、湖東、湖北、高島合同庁舎の各行政情報コーナー
(土木事務所および行政情報コーナーについては、管内の市町分のみ)

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