令和7年11月17日(月)に「しがネイチャーポジティブネットワーク」による現地見学会&意見交換会を自然共生サイト「龍谷の森」において開催しました。
令和7年8月にネットワークを設立し、対面で顔を合わせる場は今回が初めてとなります。
現地見学会にはネットワーク参加者だけでなく、企業、地域団体、金融機関、行政など様々な立場の方、約60名の方に参加いただきました。
龍谷大学先端理工学部・横田氏と龍谷大学瀬田キャンパス推進室部長・河村氏から「龍谷の森」の歴史や取組の概要などについて説明をいただきました。
現地見学は参加者が2グループに分かれ、横田氏と河村氏の先導のもと、約1時間30分の森歩きを行いました。
実際に自然共生サイトの現地を見ながら、学生や地域などによる保全活動について説明いただく貴重な機会となりました。
株式会社滋賀銀行総合企画部サステナブル戦略室サステナブル推進グループ長・宇佐見氏より、「ネイチャーポジティブを目指すにあたっての滋賀銀行の気づき」と題し講演をいただきました。
滋賀銀行がこれまでに取り組んできた環境保全の取組の紹介、金融機関の立場から考える事業者が生物多様性に取り組む意義などについてお話いただきました。
グループディスカッションは、参加者が6つのグループに分かれ、2つのテーマにおいて意見交換を行いました。
テーマ1:生物多様性の取組を滋賀県全域に広げていくために、しがネイチャーポジティブネットワークのメンバーはどのように連携していくべきか
テーマ2:自社内・団体内で共有認識を持ち、保全活動を継続していくためにはどうすればよいか
それぞれが抱える課題や連携に向けた取組など活発な意見が交わされました。
ディスカッション後には意見交換内容をグループごとに発表し、参加者全員で共有しました。
開催の概要は以下の龍谷大学HPでも掲載されています。ぜひご覧ください。
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-17639.html#prettyPhoto