日本語では自然再興といいます。「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる」ことを意味しています。
令和5年(2023年)3月に閣議決定された「生物多様性国家戦略2023-2030」では、2030年までにネイチャーポジティブを達成するという目標が掲げられています。
県では令和6年3月に生物多様性地域戦略として「生物多様性しが戦略2024~自然・人・社会の三方よし~」を策定し、ネイチャーポジティブの実現に向けて、保全・活用・行動の3つの方針のもと、社会・経済活動の基盤となる生物多様性を守り、未来に引き継いでいくための取組を、多様な主体と連携しながら進めていくこととしています。
企業や地域団体等の生物多様性保全の活動や活動場所について、環境省が「自然共生サイト」として認定を進めています。
ネイチャーポジティブの実現に向けては、自然共生サイトにおける取組が欠かせないことから、
県内の自然共生サイトを核とした、企業、地域団体、大学、行政機関等による情報共有の場として、
「しがネイチャーポジティブネットワーク」を令和7年8月26日に設立しました。
しがNPネットワーク趣意書(令和7年11月25日) (PDF:133 KB)
しがネイチャーポジティブネットワーク_参加者名簿_R7.11.25 (PDF:69 KB)
しがネイチャーポジティブネットワーク_参加者募集 (PDF:730 KB)
令和7年11月17日 令和7年度現地見学会・意見交換会の開催 ※詳細は今後掲載予定
しがネイチャーポジティブネットワークでは、参加者で意見を出し合いながら様々な取組を検討していく予定です。
・参加者による意見交換会(取組事例や生きもの情報の共有など)
・自然共生サイトの現地見学(県内の自然共生サイトを実際に見学)
・ネットワーク内での情報交換(環境学習などの開催情報の共有など)
・地域間の連携による面的な拡大(サイト間での連携による活動の実施など)
・企業、大学等との連携(県内の大学や研究機関との共同活動など)
など
しがネイチャーポジティブネットワークでは、参加者を随時募集しています。
・ネイチャーポジティブへの取組に関心はあるが、何から始めたらよいかわからない。
・自然共生サイトはどうしたら申請できるの?認定されたらどんなメリットがあるの?
・取り組んでいる生物多様性保全の活動をステップアップさせたい!
・活動内容を広く知ってもらいたいが機会がない。
・地域の様々なステークホルダーと連携を深めていきたいが、誰に相談したらよいかわからない。
これらの疑問や課題の解決に向けて、ネットワークへの参加がヒントになるかもしれません!!
参加を希望される場合には、滋賀県自然環境保全課までご相談ください。
参加いただける場合は、趣意書の内容に賛同いただき、参加申込書を滋賀県自然環境保全課までメールにて提出してください。
しがネイチャーポジティブネットワーク_参加者募集 (PDF:961 KB)
しがNPネットワーク_参加申込書_071110 (Word2007~:22 KB)