北湖では、例年春季から初冬にかけて水温躍層(すいおんやくそう)が形成され、上層と下層の水の対流がなくなるため、底層の溶存酸素量(DO)が低下し、晩秋に最も低くなります。その後、冬季に湖水の全層循環が起こり、底層まで酸素が供給されDOが回復します。
琵琶湖環境科学研究センターでは、北湖の底層DOの状況を把握するモニタリング調査を実施していることから、その結果をお知らせします。
調査日:令和7年7月22日(北湖、南湖)
エリア大区分 | エリア中区分 | エリア小区分 | 水温(℃) | 透明度(m) | 溶存酸素(mg/L) |
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南湖 | 唐崎沖中央 | (表層) | 30.9 | 3.3 | 8.7 |
北湖 | 南比良沖中央 | (表層) | 29.5 | 9.3 | 7.9 |
今津沖中央 | (表層) | 28.2 | 9.4 | 8.1 | |
(底層)水深約90m | 7.7 | - | 6.3 |
※上表は琵琶湖環境科学研究センターが実施した琵琶湖水質調査結果(速報)を表示しています。
滋賀県琵琶湖環境科学研究センター・・・琵琶湖の水質、赤潮、プランクトン情報など、環境情報の詳細。
発生号数 | 確認日 | 発生場所 | 発生日数 |
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第1号 | 令和7年7月28日 | 守山市赤野井地先 | 1日 |
※令和7年度琵琶湖におけるアオコの発生状況:1日間、1水域
<参考>直近6か年の発生状況
令和6年度:9日間、5水域
令和5年度:63日間、7水域(過去最長)
令和4年度:15日間、7水域
令和3年度:12日間、4水域
令和2年度:13日間、5水域
令和元年度:16日間、4水域
発生号数 | 確認日 | 発生場所 | アオコ発生レベル |
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第1号 | 令和7年7月22日 | ポケットパーク横 | レベル4 |
トムソーヤ横 | レベル4 | ||
第2号 | 令和7年7月28日 | ポケットパーク横 | レベル4 |
西の湖すてーしょん前 | レベル4 |