昭和25年(1950年)8月3日夜から4日朝にかけて湖北・湖東・湖南方面に大雷雨があり、水害が発生しました。
床上浸水 15戸(八木荘村・宇曽川上流決壊による。)
床下浸水 108戸(八木荘村・北比都佐村・西櫻谷村・高島郡下)
田埋没・冠水 311町歩(同上)
堤防損壊 2ヵ所
道路損壊 1ヵ所 (『滋賀県災害史』より引用)
昭和25年(1950年)8月4日の未明に、前夜からの豪雨により滋賀県高島市マキノ町新保にある百瀬川の堤防が2ヶ所決壊しました。
南堤防は知内境から約100メートル上流の能登附近で約160メートルにわたって決壊しました。北堤防は知内境から約50メートル上流で約40メートルにわたって決壊しました。
豪雨による堤防決壊で周辺が大きな被害を受けていた状況と、決壊した堤防を急ぎで修復する工事が行われている様子を記録したものです。