文字サイズ
花木 宏治
日本緩和医療学会 緩和医療認定医
日本終末期ケア協会 終末期ケア専門士
日本外科学会 専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
緩和ケア研修会修了
日本ホスピス緩和ケア協会 近畿支部 世話人
死の臨床研究会近畿支部 世話人
京滋緩和ケア研究会 世話人
「緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会」修了
日本心不全学会心不全緩和ケアトレーニングコース(HEPT)修了
川嶋 信吾
日本緩和医療学会 緩和医療認定医
緩和ケア研修会修了
大沢 恭子
岡林 亜紀
山岸 正明
命を尊び、心と体の苦しみを和らげる医療を目指します。
緩和ケアの目的は、がんの治癒や延命をめざす治療を行うことではなく、がんの進行にともなう心と体のさまざまな苦痛の緩和を行い、患者さんが日常生活を快適に過ごすための援助を行うことです。多職種のスタッフがチームで取り組むことで、質の高い医療・ケアを提供します。具体的には次の4つの働きを大切に考えています。
緩和ケアの理念として、「命を尊び、心と体の苦しみを和らげる医療をめざす」ことをあげています。また、緩和ケアの目的は、がんの治癒や延命をめざす治療を行うことではなく、がんの進行に伴う心と体のさまざまな苦痛の緩和を行い、患者様が日常生活を快適に過ごすための援助を行うことです。このような目的を達成するために、多職種のスタッフが何回もカンファレンスを重ね、チームで質の高い医療・ケアを提供する努力をしております。
さらに、患者本人の心と体のケアのみならず、患者の家族のケアも重要な課題です。家族とのコミュニケーションを密にし、患者・家族を一つの単位としてケアすることにも重点的に取り組んでいます。
新館の10階に緩和ケア病棟があります。全室個室の病棟からは、遠くには比良山、琵琶湖、近くには三上山を望み、四季折々の風景を楽しめます。広くゆったりしたデイルーム、くつろげる和室、キッチン、家族室などを備え、残されたいのちが豊かで安らぎに満ちたものになるよう、快適な療養空間を提供しています。
補完代替療法のスケジュールは次の通りです。
患者・家族のケアの一環として、音楽療法、アロマセラピー、リフレクソロジーなども取り入れています。リンパ球療法を含む免疫療法、漢方、ホメオパシーなどは当科から提供することはなく、患者・家族の選択に任せています。
毎年、4月の花見会から始まり、3月のひな祭りまでほぼ毎月、何らかの行事を行いました。また、病棟コンサートも10回開催しました。
緩和ケア科ではボランティアの活動が大きな役割を果たしています。折り紙教室、ビーズ教室を適宜開催しています。
ほぼ毎日、午後2時から4時までの間、病棟内に喫茶コーナー「喫茶なごみ」を開き、喫茶をしながらボランティアと会話や音楽を楽しみ、患者・家族に憩いの一時を提供して頂いています。グリーンルームの管理、季節の行事、病棟コンサート等についてもボランティアの多大な協力を頂いています。
死亡退院された患者様のご遺族に対するケアの一環として、遺族会(なごみ会)を行っています。始めは病棟スタッフ、ボランティアが中心となり行っていましたが、平成18年度からは、ご遺族の一部にもボランティアとしての参加を呼びかけて行っています。多くのご遺族に、「来て良かった、慰めになった、今後も開いて欲しい」などの好意的な感想を頂いております。昨年度からは、ご遺族が中心となる「あわみ会」が発足し、自助グループとしての活動を始める準備を行っています。
毎週木曜日、16時30分からチームカンファレンスを開催しています。
※ 紹介下さった開業医の先生等も参加いただけます。
外来担当医表をご覧ください。
補完代替療法 | 日程 | 対象 | スタッフ |
---|---|---|---|
音楽療法 | 毎週火曜日 14時~16時 | 患者・家族 | 3~5名 |
アロマセラピー | 第1、3木曜日 | 患者・家族 | 2~5名 |
リフレクソロジー | 第2、4水曜日 第1、3土曜日 | 患者・家族(土曜日は家族のみ) | 1~2名 |
※現在は、新型コロナウイルス感染症対策のため休止しております。
日本緩和医療学会 緩和医療認定医
緩和ケア研修会修了